「関わる全ての人に貢献したい!」
ー飛び込んだ環境で得た資産―
こんにちは!キャリツク27期生のはっしーです。今回はCAチームで活躍している17期生の矢尾賢太さんにインタビューしました。自分と周囲のために努力できる彼の考え方についてお聞きしました。是非、最後までご覧ください!
プロフィール
名前:矢尾 賢太(やお けんた)
あだ名:やおけん
学年:大学4年生
趣味:1人旅・野球観戦・アニメ漫画
期生:17期生
現在の活動:CAチーム
仲間と自信を求めて
ー本日はよろしくお願いします!
まず、キャリツクに入った理由を教えてください。
賢太:仲間と頑張れる環境が欲しかったからです。
ーーなぜ仲間と頑張れる環境が欲しかったのでしょうか?
賢太:1人で頑張り続けることが大変だったからです。
以前、長期インターン等を通じて成功体験を積むために休学をしていました。その際、周囲に相談できる人がおらず、1人で抱え込んでメンタルが不安定になってしまいました。その結果「成功体験」を積むという目標を達成できませんでした。今までの部活動などでは誰かと一緒に活動出来ていた分、1人で頑張らなければいけないというギャップに耐えられなかったのだと思います。
ーー成功体験を積みたかったのはなぜですか?
賢太:社会人になる前に自信をつけたかったからです。
前提として、自分は自己肯定感が低くネガティブな性格で、この性格は簡単に変わるものではないと思っています。でも、成功体験や褒められる経験をちょっとでも積み重ねることで、社会を生き抜いていける自信を身につけることができると思ったんです。
ーー自分のことをしっかり把握して改善しようと動かれていて素敵です!
キャリツクのどんな部分をみて成功体験が積めると思いましたか?
賢太:プロジェクト*やイベント開催など様々な経験ができることや、切磋琢磨して自分自身を高め合える環境があると聞き、惹かれました。
※プロジェクト:社会に通用する実績をつくるコンテンツ
具体的にはデザインの案件獲得や企業の取材記事作成、営業をして売り上げを立てる等の活動がある
ーーなぜお互いに高め合える環境が良いのでしょうか。
賢太:小学校時代に、視座の高い人が周囲にいることで自分が頑張れた経験があるからです。そのような環境は自分にとって努力しやすく、成功体験を積めると思いました。
周囲の人の視座が高く、認めてもらえる環境で頑張れる
ーー小学校時代の経験について具体的にお聞きしたいです!
賢太:ソフトボール部で、キャプテンをやり抜いた経験です。
当時、1つ下の学年が全国大会を目指すようなすごいメンバーが多く、その中で自分はキャプテンに選ばれたんです。キャプテンになったからには視座の高い仲間に追い付こうと努力していました。
ーー大変だった事はありますか?
賢太:試合で下級生に助けてもらうことが多く、「自分がキャプテンでいいのか」「自分達はチームの力になれているのか」と悩んだことです。それでも毎日必死に練習し続けた結果、1年間レギュラーで試合に出続け、小さな大会で優勝することができました。自分は視座の高い人の中で成長できるのだなと感じました。
ーーなぜそんなに頑張れたのでしょうか?
賢太:キャプテンに選ばれたときに、自分が認められたと感じ、嬉しかったからです。
元々はいじられキャラで、人の上に立つタイプではなかったんです。しかし、メンバーの相談に乗ったり、周りを見て行動している部分を評価されてキャプテンに選ばれ、期待に応えたいと努力しました。
ーー日々の積み重ねが評価されたのですね…!
やり切れた時はどんな気持ちでしたか?
賢太:達成感でいっぱいでした。最終日に「お疲れさま」「頑張ったね」という声を貰った事でチームに貢献できたことが分かり、涙が出ました。その経験で、努力する姿勢が周りからの信頼を生むことや、認められて信頼されている時が自分が一番輝ける時なのだなと自覚しました。
ーー努力が報われる瞬間はたまらなく嬉しいですよね!
CAを始めた理由
ーー現在はキャリツクでどのような活動をされていますか?
賢太:CAチーム*で活動しています。
※CAチーム:キャリアアドバイザー。学生の就活アドバイスをする業務
ーーなぜCAチームを選んだのでしょうか?
賢太:理由は2つあります。
1つは対人コミュニケーション力を身につけたかったからで、もう1つは自分を変えてくれた弘二(こうじ)さん*とキャリツクに貢献したいからです。
※弘二(こうじ)さん:キャリツクの運営陣
ーー1つずつお聞きしたいです!
まず、なぜ対人コミュニケーション力をつけたいと思ったのでしょうか?
賢太:緊張してしまい人とうまく話すことが出来なかったからです。
この能力がつけば自分に自信がつき、円滑なコミュニケーションを取れるようになると考えました。また、将来営業職に就きたいと思っているため、対人コミュニケーションスキルは欠かせないと思ったからです。
ーーCAのどんな部分をみてコミュニケーション能力が身につくと思いましたか?
賢太:初対面のお客様と関わる機会があるため、緊張せずに話す練習ができたり、信頼関係を築くためのコミュニケーションの取り方を学べると思いました。実際に活動してみて、コミュニケーションスキルだけではなく、営業のやり方やノウハウも学ぶことが出来ていると思います。
ーー普通の学生生活を送っているだけでは学べないスキルですね!
2つ目について、弘二さんやキャリツクと出会い、どんなふうに変わりましたか?
賢太:弘二さんは自分の中の休学や大学生活で何もできていないという悩みに寄り添い、行動しようという意識に変えてくれました。
そしてキャリツクに入って仲間を得たり、成功体験を積むことができました。人生が変わるきっかけをくれた弘二さんのそばで学び、キャリツクを広められるCAを通して少しでも貢献したいと思っています。
ーー人生の恩人と出会い近くで活動できるのは素敵ですね!
失敗から得た絆と成功体験
ーーCAの活動の中で大変だった事はありますか?
賢太:1番大変だったことは活動を離れたくなってしまい、休んでしまっていた期間があった事です。
ーーなぜ活動を離れたいと感じたのでしょうか?
賢太:活動の意味を感じられなくなってしまったからです。
当時はCAで成果がなかなか出せず、今の活動は自信につながるような経験なのかと悩んでいました。1人で悩み、活動に戻らなくて良い理由を作って逃げていました。
ーー1人で悩むと負の連鎖に陥ってしまいますよね…。
その後はどのように復帰したのでしょうか?
賢太:きっかけはメンバーの声かけでした。
「戻ってきてほしい」「せっかくここまでやってきたし、もう少し考えたら」と気にかけてくれる人がいたから復帰できました。また、メンバーや香輝(こうき)さん*、弘二さんと話して、ここで逃げたらここまでの努力が無駄になると思い活動に戻りました。
※香輝(こうき)さん:キャリツクの運営陣
ーー1度離れた場所に戻るのは大変なことだと思うのですが、決意できたのはなぜですか?
賢太:自信を持つという目標を達成していなかったからです。
まだ自分の中で「自信を持てた」と言える基準に達していないと思い、頑張るべきだと自分に何度も言い聞かせました。
ーー強い覚悟をもって復帰されたのですね!
復帰して良かったと思いますか?
賢太:良かったです!すごく迷惑をかけたのに、自分を受け入れてくれたことが何よりも嬉しかったです。久々に戻ってきた自分と話すのは気まずいはずなのに、CAチームのメンバーは話しかけ、受け入れてくれました。周りのメンバーがいたから、復帰後も頑張れたと思います。
ーー復帰して、2つの入会目的は達成できましたか?
賢太:達成できたと思っています。1つ目の「仲間が欲しい」に関しては、この先ずっと関わっていきたいと思える仲間ができました。財産、資産です!(笑)自分を変えてくれて、感謝しています。
ーー生涯の仲間を手に入れたんですね!素敵です!
2つ目の「社会人になる前に成功体験を積みたい」は達成できましたか?
賢太:達成できていると思います。特に大きな成功体験はCAの活動で2つあります。
1つは、個人目標を達成した事です。特に先月(2023年11月)は1カ月で30人と面談をするという自分史上最多人数を達成しチーム内1位を頂くことができました。また、現在まで活動を継続できたことも大きな成功体験だと思っています。
ーーどちらも簡単には成し遂げられない成功体験です…! おめでとうございます!
なぜそんなに頑張れたのでしょうか?
賢太:理由は2つあります。
1つはキャリツクへの貢献です。沢山失敗をして迷惑をかけた分、キャリツクへ貢献したいという気持ちがありました。もう1つは、学生に価値提供出来た際の成長実感です。CAの業務では相手の本質的な悩みを掴み、自分の知識やスキルを使って価値を提供します。その際に感謝の言葉を貰うと自分が何か与えられるくらい成長したのだなと実感し、それがやりがいになっています。
信頼され、関わった人を前向きにしたい!
ーー賢太さんの今後の目標を教えてください。
賢太:目標は2つあります。
1つ目は、信頼されることにやりがいを感じるため、入社した会社の同期の中で最速で成果を出して社内から信頼される人になりたいです。
ーー最速の成績を出せば信頼されると考えるのはなぜですか?
賢太:理由は2つあります。
1つは、最速で結果を出したという実績です。もう1つは、結果を出す過程で他の人と違った行動をし、評価されるからです。仕事への向き合い方や、どれだけ人の良いところを盗むことができるかなど、そのプロセスの中で工夫しなければ成果は出せないと考えています。その結果、必然的に信頼に繋がると思います。
ーー2つ目の目標もお聞きしたいです!
賢太:2つ目は、自分と関わる全ての人が前向きになれるように最大限貢献することです。自分が関わって人が前向きになってくれることが嬉しいからです。
ーーなぜ「自分が関わることで他者が前向きになること」が嬉しいのでしょうか?
賢太:塾講師の経験からそう思います。
勉強嫌いな中学生の生徒に対して、業務時間外も使って一生懸命指導していました。その結果、40〜50点くらいだった点数を80点まで上げることができました。その際に「80点とれた!」と報告してくれる笑顔をみて、自分が関わって相手の状況が良くなることに喜びを感じるようになりました。
ーーなるほど!
キャリツクでも誰かを前向きにしたと実感する場面はありますか?
賢太:CAをしている時に感じます。特に自分が紹介して入ってくれた子が頑張っている姿をみると嬉しいです!
ーーその人にとって、自分が「頑張るきっかけ」となっていることに喜びを感じられるのですね!
最後に、キャリツク生に一言お願いします!
賢太:とにかく行動してほしいです!逃げても失敗しても良いから、キャリツクを離れないで欲しいです。刺激的なメンバーもいて、活気のあるこの環境を離れるのはもったいないと伝えたいです!
ーーお話を聞き、賢太さんが他者への貢献とそのための自己成長を大切にされていること、キャリツクへの愛情が伝わりました!本日はありがとうございました!
インタビュアー:橋本佳奈
ライター:橋本佳奈