「周りの人達のおかげで今がある」
感謝を大切にする彼の過去と大きな夢とは
みなさん、こんにちは!キャリツク25期生の北畑姫愛です。今回は同期の山石奏人さんに取材しました!奏人さんは自分のビジョンや考え方が確立しており、一緒に活動するうえで頼もしいメンバーです!今回の取材では「等身大の奏人さん」をテーマに、奏人さんの原点となる経験や大事にしている考え方、未来のビジョンに迫ります!
プロフィール
名前:山石奏人(やまいしかなと)
あだ名:かなと
学年:大学3年生
期生:25期生
趣味:スポーツ、旅行、アルペンスキー、ドライブ、マンガ
現在の活動:セールスチーム
誰かのモチベ―ションになりたい!
ーー本日はよろしくお願いします!
まずキャリツクに入った理由を教えて下さい!
奏人:3つ理由があります。1つ目は「社会に出てからも通用する能力を身につけたい」、2つ目は「一緒に高めあえる仲間と頑張りたい」、3つ目は「最速のキャリアアップを実現したい」という理由からキャリツクに入りました!
ーー今の時点で入社後のことを考えているなんて凄すぎます!
「社会に出てからも通用する能力を身につけたい」と考えたきっかけがあれば教えてください!
奏人:就活を始めて社会人の方とお話しした時に、論理的思考力や、分かりやすく相手に伝える力などといった、「社会人基礎力」が今の自分には全然足りていないと思ったんです。なので、今のうちから社会人基礎力を積んでおきたいと思いました。
ーー社会人基礎力が不足していることを感じたのがきっかけだったんですね!
また、「最速のキャリアアップを実現したい」と考えた理由を教えて下さい!
奏人:私は尊敬するイチロー選手*のように、自分の姿や行動で人に前向きな影響を与えられる人になりたいと思っています。そのために最速のキャリアアップを実現して、早くから色んな経験を積み、自分に出来ることや、影響を与える人の範囲を広げていきたいです!
*イチロー:鈴木一郎選手。元プロ野球選手。
ーー素敵な目標ですね!!
ちなみに、なぜイチロー選手のように、自分の姿や行動で影響を与えられる人になりたいと思ったのですか?
奏人:イチロー選手の誰よりも努力して結果を出す姿を見て、自分も頑張ろうと前向きになれたからです。 多分私だけじゃなくて、イチロー選手はたくさんの人達に前向きな影響を与えていますよね。
ーー確かに、一流の選手が誰よりも努力している姿を見ると、私も頑張ろうと思います!
奏人:私もそんなイチロー選手のように、自分の姿が誰かのモチベーションになれたら嬉しいですし、人に影響を与えられるくらいの自分になれたらかっこいいと思うんです!
ーー「最速のキャリアアップ」を目指す背景にはイチロー選手から受けた影響があったんですね!
「利他の心」を持って考えられるように
ーーところで色んな経験をすることが自分の成長に必要だと考えるようになったのはなぜですか?
奏人:小学校の「野球チームのキャプテンの経験」と中学校の「生徒会長の経験」が大きいと思います。そこで、新しい視点や価値観を持てたり、自分の出来ることが増えたりして、自分の成長を実感しました。また、人の課題解決をすることや、周りのことを考えて行動することの楽しさや難しさを知りました。
ーーそれぞれ詳しくお聞きしたいです!
まず、「野球チームのキャプテン経験」ではどのような成長がありましたか?
奏人:人のために何が出来るかという「利他の心」を持って考えられるようになったことが一番の成長だと思います。それまで自分の成績を考えるだけで精一杯でしたが、キャプテンという役割を与えられたことで、どうしたらチームが勝てるのか、どうしたらメンバーが楽しく活動できるのか、自然と考えるようになりました。
ーー利他の心を持って考えるようになったんですね!
メンバーと関わる中で大切にしていたことはありますか?
奏人:1人1人の考えや性格を理解するようにしていました。チームのことを考えるようになって、考え方は人それぞれだと気づいたんです。メンバーが対立せず、楽しく活動するために、こういう時は声をかけたほうがいいなとか、その人の考えを汲み取ることを意識していました。
ーーチーム全員に気を配るのは凄いと思います!
キャプテンになって大変だったことはありますか?
奏人:チームのことを考えすぎるあまり、自分の成績がすごく落ちてしまったことです。当時の成績だとキャプテンでなければ、試合には出してもらえなかったと思います。
ーーそうだったんですね…!
奏人:キャプテンは自分の成績を出すだけではなく、チーム全体の雰囲気やゲームの流れを見て声をかけるなど、チーム全体をコントロールすることも要求されます。なので、頭の中がチームのことでいっぱいになり、自分の成績がすごく落ちてしまいました。
ーー自分とチームのどちらも意識するのは本当に難しいと思います…!
どうやって大変な時を乗り越えたのですか?
奏人:打撃でうまくいかない時は守備でカバーしていこうとか、自分に出来ることをとにかくやろうと思っていました!また、監督や周りの人達に凄く支えてもらい、キャプテンをやり遂げられたと思います。
ーー自分に出来ることをとにかくやろうと前向きに切り替えられていたのですね!
周囲からはどのような支えがあったのですか?
奏人:野球を心から楽しめるように支えてもらいました。大変なことがあっても、監督やチームのみんなが沢山相談に乗ってくれたり、雑談をしたり、チームメンバーと本当に楽しく野球が出来ていたことがとても大きな支えだったと思います。
ーー本当にいいチームだったんですね!
奏人:スランプもありましたが、最後まで野球を楽しめたのは監督やコーチ、メンバー、両親達の支えがあったからで、感謝してもしきれないです!
リーダーとしての価値観の変化
ーー続いて「生徒会長の経験」ではどのような成長があったかお聞きしたいです!
奏人:自分のリーダーとしての価値観の変化がありました。それまではリーダーがみんなを引っ張っていかなければいけないと思っていたんです。でも全校生徒を1人で引っ張ろうと思っても本当に無理でした(笑)
ーーそうですよね(笑)
奏人:当時は失敗ばかりで、こんなに怒られる生徒会長はいないんじゃないかって思うほど、先生達に怒られていました。
ーーそうだったんですね…!
奏人:でも、失敗続きだった時、担任の先生に「引っ張っていくだけがリーダーじゃないぞ。奏人の強みは誰とでも仲良くなれることだよな。じゃあ奏人が目指すリーダーはみんなの力を借りて、巻き込んでやっていく巻き込み型リーダーじゃないか?」って言われたんです。そこでリーダーとしての価値観が変わりました。
ーー先生からの「巻き込み型リーダー」という助言で価値観が変わったんですね!
奏人:はい。先生がリーダー論についての資料を作ってきてくれることもありました!本当に厳しかったですが、本気で生徒と向き合ってくれる先生でした。
ーーすごく情熱があって素敵な先生ですね!!
その後、具体的にはどのようにリーダーとして周囲を巻き込んでいったのですか?
奏人:「巻き込み型リーダー」といっても初めはやり方が分からず、いきなり全校生徒を巻き込む方法を考えていましたが、すぐに無理だと気づきました(笑)そこで、まずは身近な所から影響を広げていこうと思い、生徒会メンバーを頼りました。
ーー生徒会メンバーと協力して、少しずつ影響を広げていくやり方に変わったんですね!
奏人:適材適所を考えて人に仕事を振ることや、段取りを考えてから人に任せるなどの準備が大変でしたが、みんなを頼って、自分のクラスから学年、全校の順で、影響を広げていきました。その方法が上手くいき、巻き込み型リーダーが自分の中で確立されていったと思います。その時はとてもやりがいを感じました!
ーー巻き込み型リーダーが確立できたのは凄いです!しかし、人に仕事を任せるようになったからこそ大変なこともあったんですね。
奏人:大変でしたが、役割を任せることで、生徒会メンバーにやりがいを感じてもらえたのは良かったです。卒業式の日には、生徒会メンバーみんなから「山石が生徒会長で良かった」と言ってもらえました。先生からも「巻き込み型のスタイルがしっかり生徒会メンバーに伝わっていて良かった」と言われて、すごく嬉しかったですし、挑戦して良かったと思えました。
ーーそれは嬉しいですね!!
奏人:生徒会長も、本当に1人の力じゃなくて、生徒会メンバーや先生方、周りの人達に本当に協力してもらってできたことなので、すごく感謝しています!
周りの人達から教わった感謝の気持ち
ーーここまでお話を聞いて奏人さんは人との関わりを大切にされている印象を受けたのですが、人と関わる上で大切にしていることはありますか?
奏人:感謝の気持ちを大切にすることです。「感謝をしなさい」「感謝を忘れるな」という言葉は、小学校の頃から両親や、野球の監督に常々言われていました。
ーーとても大切なことですよね。
奏人:特に監督からは、大会の度に「両親や関係者の人達のおかげで大会が開かれているんだよ」と何度も言われました。また、両親からも感謝の気持ちを教わりました。例えば家族の誕生日の時には、全員がプレゼントと一緒に「いつもありがとう」と感謝を伝えるようにしてるんです!
ーー感謝を伝えているのが本当に素敵です!感謝の大切さは監督やご両親から教わったことだったのですね!
奏人:最近は一人暮らしを始めて、今まで以上に両親への感謝を感じるようになりました。家事やお金の管理が大変で、本当に両親の存在ってありがたかったなと思います。
ーー確かに一人暮らしを通してご両親へのありがたみを実感しますよね!
奏人:また、自己分析を通して過去を振り返る中で、本当に色んな人にお世話になったと気づきました。自分1人じゃ何にも出来なかったんだろうなって思うんです。家族、友達、監督、先生、周りの人達がいたから出来たということがほとんどでした。
奏人:だからこそ、これからも周りの人から受けた影響や、支えてもらったことに感謝する気持ちは自分の中で大切にしたいし、なるべく口にしたいと思っています!
ーー感謝する気持ちを心から大切にしているのが本当に素敵だと思います!
仕事をやりがいを持って楽しめるものにしたい!
ーー奏人さんの将来の目標を教えてください!
奏人:仕事をやりがいを持って楽しめるものに変えて、多くの人が幸せな人生を送れる社会にしたいです!仕事に対して前向きな人が増えることで、就活のイメージもポジティブなものに変わって、もっと自分の幸せやキャリアについて考えられる社会にしたいと考えています!
ーーとても素敵な目標ですね!
仕事のイメージを変えたいと考えるようになったきっかけはありますか?
奏人:社会人の方と話す中で、「仕事は楽しくない」、「会社に行きたくない」と、ネガティブな話を聞くことが多かったんです。私は仕事を楽しみたいと思っていたので、仕事のネガティブなイメージを変えていきたいと考えるようになりました。
ーーそうだったんですね!確かに、私もネガティブなイメージを持つことがあります…。
では、なぜ仕事をやりがいを持って楽しめるものにしたいと考えたのか教えて下さい!
奏人:幸せな人生を送るために、やりがいを持って楽しむことが大切だと考えたからです。やりがいを持って楽しんでいる人は、頑張ることが苦にならないので結果を残すし、幸せだと思うんです。また、そのように幸せで前向きに頑張れている人と一緒にいると、自分も幸せな気持ちになれますよね。私は仕事をやりがいを持って楽しめるものにすることで、幸せの輪を広げていきたいと思ったんです!
ーー仕事をすることで幸せの輪を広げられたら本当に素敵だと思います!
最後にキャリツクでの目標を教えてください!
奏人:入ったばかりなので、右も左も分からない状態ですが、セールスチーム*での活動を通して社会人基礎力をつけていきたいです。あと、私は一歩引いてしまう所があるので、チームで目標達成をして、私に任せて下さいと言えるだけの自信をつけたいです!
セールスチームには尊敬出来る先輩達がいるので、その先輩達のようにキャリツクで中心人物になれるように頑張ります!
*セールスチーム:キャリツク内の営業プロジェクト
ーー目標が達成出来るように応援しています!!
取材を通して奏人さんは周りから支えられ、色んな経験をする中で、素敵な考え方や価値観が出来たのだと分かりました!そして、仕事のイメージを変えたいという奏人さんの大きな夢にとても刺激をもらいました!これからもキャリツク生として一緒に頑張っていきましょう!ありがとうございました!
インタビュアー:北畑姫愛
ライター:北畑姫愛