「最強の社会人になる!」
~覚悟に込められた想いに迫る~
こんにちは!キャリツク29期生の近澤直樹です。今回はライティングチームで日々頑張っている29期生の前田卓巳さんにインタビューをしました。日々自分の成長を止めようとしない彼。そんな彼の過去や今までの経験を中心に聞きました!ぜひ、最後までご覧ください!
プロフィール
名前:前田卓巳(まえだたくみ)
あだ名:たっくー
大学:大学3年
趣味:ファッション・映画・喫茶店・音楽・アニメ
期生:29期
現在の活動:ライティングチーム
現状では満足しない!
ーー本日はよろしくお願いします!
卓巳:よろしくお願いします!
ーーまず、キャリツクに入った理由を教えてください!
卓巳:新卒で社会に出た時に、誰よりも成長したいと思ったからです。
ーーその理由をお聞きしたいです!
卓巳:自分には「人の上に立ち、周りから頼られる人になる」という将来の目標があり、この目標は自分が成長しない限り実現できないと思ったからです。
ーー周りを引っ張っていく存在になりたいんですね!そう思うきっかけが何かあったんですか?
卓巳:バイトリーダーになり、上司から頼られる存在になったことです。
ーー詳しくお聞きしても良いですか?
卓巳:私は大学1年生の時に寿司屋で配達のアルバイトをしていました。アルバイトを始めた時から、働くからにはスキルアップして、バイトリーダーになりたい気持ちがありました。
ーーバイトリーダーを目指されていたのですね!
卓巳:そしてバイトリーダーになるために、誰よりも早く配達することを目指しました。信号での待ち時間を考慮したり、時間がかからない道を見つけるなど、自分なりに時間を短縮する方法を考えました。配達以外の時間にベテランスタッフの行動を見て取り入れることをしていました。
ーー配達の速さを極めていったのですね!
卓巳:はい!そういった努力が実り、今では誰よりも配達が早くなりました。
ーー素晴らしいですね!
卓巳:その結果、私の頑張りを見てくれていた店長やリーダー陣から評価をしてもらい、半年でバイトリーダーになることが出来ました。そこから店長から新人研修を任されるなど、様々なことを任されるようになり、そのことがやりがいとなったので、周りから頼られる人になりたいんですよね。
ーー半年でバイトリーダーに昇格したのはすごいです!
卓巳さんは人に頼られることが目標としてあり、そのためには努力を惜しまないのですね!
自分を成長させてくれた経験
ーー他にも挑戦したことがありましたら教えて下さい!
卓巳:1年間オーストラリアに留学したことです。
ーー詳しくお聞きします!留学をしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
卓巳:きっかけは英語の勉強を続けていたにも関わらず、大学生になっても「英語を話せるようになる」という夢が実現できていない自分に嫌気がさしたことです。
ーーそうだったんですね…。
ちなみに、なぜ英語を話せるようになりたいと考えていたのでしょうか?
卓巳:自分は3歳の時からアニメや映画に触れながら英語を学んでいたので、英語に対して興味があったんです。
ーーなるほど!実際に留学してみて「成長できたな」と感じる部分はありますか?
卓巳:どのような状況下におかれても目標を達成する力です。
ーー詳しくお聞きします!
卓巳:留学当初、現地でコミュニケーションを取ることの難しさを痛感していました。留学は半年間だったのですが、その半年間を振り返ると、自分から話しかけないので友達が少なくて楽しくないし、英語を話す機会もあまりないという状態でした。だから何も得たものがないと思い悔しかったんです。
ーーそこからどうされたんですか?
卓巳:半年間留学を延長したんです。そして、毎週言語交換会のイベントに参加して異文化理解と対話力の向上に専念したり、日常の出来事を英語で捉える訓練を積み重ねました。その結果、英語が話せるようなレベルまで上達できました。
ーー反省して即座に行動し、目標を達成することが素晴らしいです!
母親への感謝と恩返し
ーーお話を聞いて卓巳さんは挑戦意欲が高いと感じたのですが、積極的に挑戦するようになったきっかけが何かあるのでしょうか?
卓巳:高校2年生の時に自分の母親が亡くなってしまったことがきっかけだと思います。
ーーそうだったんですね…。
卓巳:母は自分を犠牲にして私たち兄妹の為に尽くす人でした。昼に仕事、夜に倉庫のバイトを掛け持ちして、自分と妹の学費を稼いでくれていました。凄く大変だったと思うのですが、家事をさぼることなく、私たちを育ててくれた母を本当に尊敬しています。
ーーとても素敵な方ですね。
卓巳:はい。そんな母がいなくなってしまい最初は本当に立ち直ることが出来ませんでした。しかし、妹が母親と過ごす時間が自分よりも短かった事を考えると、自分は幸せ者だと感じて、いつまでも落ち込んでいてはいけないと思うようになりました。
ーーとても辛かった中で、妹さんの気持ちを考えることが凄いです!
卓巳:また、「妹の面倒を見てあげて」という母親の遺言で責任感が伴って、悲しませないために下を向くのはやめて、胸を張って生きようと思うようになりました。
ーーお母様に前向きな姿を見せたいと思ったのですね!
卓巳:この経験から、成長し続けるために自分の前向きな姿を見せることが、一番の親孝行になると思ったんです。また、天国で母親と再会して、母親が生きてきた人生に意味があったことを証明するためにも、自分の生き方で恥をかきたくないんです。だからこそ私は何事にもめげずに一生懸命頑張れているのだと思います。
ーーなるほど!卓巳さんの強い意志と覚悟があるのですね!お母様は必ず見てくれていると思います!
キャリツクで弱点を克服し、高みへ
ーー続いて、卓巳さんがキャリツクでどのような活動をされているかお聞きしたいです!
卓巳:ライティングプロジェクト*に所属し、キャリツク生や企業への取材・記事作成を行っています。
※プロジェクト:様々な活動(営業・デザイン・ライティングなど)を通じて、社会に適用するキャリアを作るコンテンツ
ーーライティングに挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?
卓巳:弘二(こうじ)さん*との面談です。自分には、人に頼ることを躊躇ったり、失敗が怖くて中々前に進めないという短所があります。この短所を弘二さんに話すと、「それは社会に出た時に致命的だよ」とアドバイスをもらったんです。
※弘二さん:キャリツクの運営。営業部の責任者
ーー厳しいアドバイスを頂いたんですね。
卓巳:この言葉を聞いて今のままではいけないと考えました。だから、ライティングプロジェクトの取り組みを通じて、自分の短所を克服しようと思ったんです。
ーー更に成長していこうとする意欲が流石です!
なぜライティングで自分の短所を克服できると思ったのでしょうか?
卓巳:香輝(こうき)*さんとの面談でアドバイスをもらったからです。
※香輝さん:キャリツクの運営。コミュニティの運営責任者
ーー具体的にどのようなアドバイスをもらったんですか?
卓巳:「ライティングに所属している子たちは完璧主義で人を頼れない人が多かったけど、皆誰かに頼って教わってきた人たちだから、頼られることを嫌だと思う人はいないから遠慮なく頼って!」というアドバイスをもらいました。この言葉を聞いて人に頼ることを繰り返すことで抵抗がなくなると感じました。
ーー自分の弱点を克服するには適切なプロジェクトだったのですね!
誰にも負けない自慢の社会人へ!
ーーここまでお話を聞いて、成長したい気持ちを強く持った人なんだなと感じました!成長を通じて、将来的になりたい人物像はありますか?
卓巳:3つあります。1つ目は、キャリツクに入った理由でも言ったように、成長し続けて人の上に立ち、他者から信頼されて皆を引っ張る存在になることです。2つ目は、キャリツクで得たコミュニケーション能力、プレゼン力などの社会人基礎力*を最大限に活かして社内でトップセールスになることです。3つ目は、自分の子供から信頼される父親になることです。
*社会人基礎力:職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力から構成されるもの。
ーー2つ目と3つ目について詳しくお聞きします!社内でトップセールスになりたい理由はありますか?
卓巳:誰にも負けたくない気持ちが強いからです。こう思うきっかけとなったのは、母親を亡くした妹の存在です。自分が今大学生であるという理由で妹を助けることが難しくて、何も出来ない自分が悔しいんです。だからこそ、成長し続けて成功したいんです。
ーーやはり家族の存在が大きいんですね!
卓巳:はい。成長するには辛いこともたくさん経験すると思いますが、一番辛い経験を既にしたので、どんな逆境も苦じゃないです!
ーー本当に頑張って欲しいです!続いて自分の子供から信頼される父親になりたい理由は何でしょうか?
卓巳:やはり母親の存在が大きいですね。母親が自分達にしてくれたように、自分が子供に対して尽くすことが理想です。
ーー必ず子供に信頼される父親になれると思います!
最後にキャリツク生に一言お願いします!
卓巳:まだまだ自分が発信する機会が少なくて、交流する人が少ないですけど、これから主体的に動いていこうと思っています。切磋琢磨して、色々な事に挑戦していきたいと思っています。関わる機会があった時は、仲良くして下さい!よろしくお願いします!
ーーとても家族思いで、辛い経験を乗り越えて成長し続ける、向上心の高い人だと今までのお話を通じて思いました!
本日は貴重なお時間ありがとうございました!
インタビュアー:近澤 直樹
ライター:近澤 直樹