「悔しい思いをした」過去の経験を力に
~困難な状況においても負けない彼の真髄に迫る~
こんにちは!キャリツク28期生の新井陽介です。今回はリクルバチームで活動している26期生の岡本相人さんにインタビューしました。困難な状況でも負けない「芯の強さ」を持つ彼の原点に迫っていきます。是非、最後までご覧ください!
プロフィール
名前:岡本 相人(おかもと あいと)
あだ名:あいみょん
学年:大学3年生
趣味:映画・旅行・猫・音楽
期生:26期生
現在の活動:リクルバチーム
普通過ぎた自分を変えたい!
ーー本日はよろしくお願いします!
相人:よろしくお願いします!
ーーまず、キャリツクに入った理由を教えてください!
相人:理由は2つです。1つ目は共に頑張れる仲間を作ったうえで、就職活動に臨みたいと思ったから。2つ目はガクチカが欲しかったからです。
ーーそれぞれについてお話を伺います。
1つ目に関して、そう思った背景を聞かせてください!
相人:就職活動を始めた当初、目的もなく「なんとなく」説明会に参加してばかりでした。正しい進め方が分からなかったことに加え、周囲で就職活動をしている人がいなかったため、就活を頑張りきれない自分がいました。
ーーそうだったんですね…。
相人:そんな状況で、「相人は今不安で一杯なんだよな?俺と一緒に頑張ろう!」と心の内に寄り添った声を掛けてくれたのが弘二さん*だったんです。観察力の高さに驚かされるとともに、「この人を信じたい!」と思い、最終的にキャリツクに飛び込みました。
※弘二さん:キャリツクの運営。営業部の責任者 。
ーーなるほど!弘二さんに対しての信頼が決め手だったのですね!
続いて、「ガクチカが欲しかった」ということについても背景を教えてください!
相人:就職活動を始めてからこれまでの学生生活を振り返った時、何もかもが「普通」だったんです。
ーーなぜそう思ったのですか?
相人:周囲の学生と比較した際、取り組んできた事で差別化できていなかったからです。実際、アパレルでのアルバイトは人並み程度ですし、サークルに関しては、ノリと勢いで友人と0から立ち上げた経験もありましたが、同期の友人が辞めてしまったこともあり実質的に組織が消滅したんです。
ーーそうだったんですね…。
だからこそ、周囲がしていないような経験を積むためにキャリツクに入ったのですね!
相人:そうです。このままごく普通の学生生活を送り続けることに不安がありました。そこで心機一転、キャリツクで新しい活動に取り組むことで、他の学生と差別化することは勿論、1人の人間としても変わりたいと思ったんです。
何事も中途半端だった過去
ーーなぜ、「普通」な自分を変えたいという想いがそこまで強いのでしょうか?
相人:高校生の頃、何事に対しても突出した成果を出せない「中途半端」だった時期に悔しい思いをしたからです。
ーー当時について、詳しく聞いてもいいですか?
相人:当時の自分は、部活において全く成果を出せていませんでしたし、学力も人並み程度といったところでした。それらが一因となり、クラス内においてはいわゆる「いじられキャラ」のような存在になったんです。頻繁にちょっかいを掛けられることもあれば、何事にも中途半端な私に対して、先生から厳しい声をかけられたこともありました。
ーーそうだったんですね…。その経験を経て、相人さん自身には変化があったのでしょうか?
相人:「成果を出して、この悔しい思いを晴らしたい」と考えるようになりましたね。普通過ぎた結果、自分としては満足できない日々を過ごすことになってしまったので、成果に対して今まで以上に貪欲になったと思っています。
ーー成果を出すことで、「普通」な自分を変えたいと思ったのですね。
相人:おっしゃる通りです。当時の悔しさは、今でも力になりますし、何事に対しても頑張れる原動力じゃないかなと思っています。
悔しさを糧に!
ーーその想いは、実際に他の場面でも活かされたのでしょうか?
相人:高校の空手部の活動で活かされたと思っています!
ーー詳しく聞かせてください!
相人:高校1年生の時に、1学年上の先輩達のレベルが高かったこともあり、「レギュラーを取ることは不可能だ」と悟り、モチベーションを下げてしまったことがあります。
ーーそれは辛い状況ですね…。
相人:でも、部活動自体は辞めずに継続しました。ここで諦めてしまったら、成果を出せない「中途半端で普通」な自分のままで、必ず後悔すると思ったんです。
ーー中途半端な自分を変えたい、という想いが踏み留まるきっかけになったんですね!
どのようにその状況を乗り越えたのでしょうか?
相人:部全体の練習前後に、自主練習を継続して行い、勉強とも両立しながら毎日励みました。その結果、2年生の時に受けた昇段審査の演舞*で高評価を得ることが出来たんです!これを機に、演舞を中心に取り組むようになり、最終的にはレギュラーを掴むことに成功しました。
※演舞:「型」と呼ばれる空手の種目の1つ。技を組み合わせた一連の動きに対して採点が行われる。
ーー成果が出ない悔しさを糧に、努力を重ねた結果ですね!
成果が出なくても諦めたくない
ーーそのうえで、現在はどのようなプロジェクトに取り組んでいるのでしょうか?
相人:リクルバSPチーム*で営業プロジェクトに参加しています!
※リクルバSPチーム:NexusLink株式会社の事業の一環。SP(就活プランナー)として学生の就活ロードマップなどの作成をサポートするとともに、就活イベントへの送客を行うチーム。
相人さんは2023年の9月からこのチームに所属している。
ーーなぜこのプロジェクトを始めたのですか?
相人:私の課題である「初対面の人とのコミュニケーション力」を解決したいと考えたからです。
ーー少し詳しく教えてください!
相人:社会人になったときに会社組織やお客様と上手くコミュニケーションが取れず、「成果を出せなくなってしまうのではないか」と不安になったんです。だからこそ、リクルバSPチームで初対面の人と関わる機会を作り、弱点を克服していきたいと考えました!
ーー課題に向き合おうとする姿勢がとても素敵ですね!
実際にプロジェクトを進めていく中で大変だったことはありますか?
相人:プロジェクトを始めてから2か月間、成果が全く出なかったことです。
ーーそうだったんですね…。
相人:自分なりに試行錯誤を重ねていたのですが、数字として結果が表れることはなく、「なぜこのプロジェクトをしているのか」と疑うことも多々ありました。そして、後から入ってきたメンバーにも数字で追い越され、最下位に位置し続けたこともあり、「成果を早く出さなければ…!」という危機感も日に日に募っていきました。
ーー努力しているのになかなか成果が出ないのは辛いですよね…。
そのような状況だったにも関わらず、現在まで頑張れている理由はありますか?
相人:2つあると考えています。1つ目は、過去の自分に負けたくないという想いがあるから。2つ目は、キャリツクの環境のおかげです!
ーーそれぞれ詳しく聞かせてください!
1つ目の「過去の自分に負けたくない」というのは、空手部の経験が関係しているのでしょうか?
相人:そうですね。高校時代の空手部は、成果が出なかった時も頑張れました。だからこそ、営業プロジェクトにおいても同様に「成果が出せなくても諦めたくない」という想いが湧き出てきたんです。
ーーかつて粘り強く部活動に取り組んだ経験が、現在にも生かされているのですね!
2つ目の「キャリツクの環境」について詳しくお聞きしたいです!
相人:キャリツクには「お互いを尊重しあう文化」があるんです。それに気付いた時、初めて「誰かを頼っていいんだ」と理解し、当時の辛い感情を打ち明けることが出来ました。そして、康太(こうた)さん*に「着実に伸びてきているから、あと少し頑張ってみよう」と、これまでの自分の取組を評価してもらうと同時に、精神的にも励ましてもらったことで、前向きになれたと思っています。
※康太(こうた)さん:キャリツクの運営。リクルバSPチームの責任者。
ーー仲間を大切にするキャリツクの風土が、相人さん自身を変えてくれたのですね!
現状の成果についても伺ってもよろしいですか?
相人:プロジェクト開始から2か月が経過して、ようやく成果を出すことが出来ました。今後は更に数字を伸ばせるように頑張っていきたいです!
ーー着実に伸びてきているのですね!まさに努力の賜物ですね!
キャリツクの環境がかつての自分を変えてくれた
ーーリクルバSPチームでの活動を通して学んだことはありますか?
相人:互いに協力し、尊重し合える環境の重要性を学びました。
ーー詳しく教えてください!
相人:かつて所属していた空手部は、言わば完全な「実力主義」で、周囲の全員がライバルのような環境でした。しかし、キャリツクの環境は「利他性」に溢れた環境だと感じています。誰かの挑戦や失敗を笑う人間は誰一人もいないこの環境こそ、成果が出なかった中でも頑張れた大きな要因だったと考えています。
ーー1人の挑戦や失敗に、皆が真剣に向き合ってくれるのは、頑張るモチベーションになりますよね!
相人:また、お互いが真剣に向き合うからこそ、「相手に遠慮しないこと」も学ぶことが出来ました。活動当初は、「他人に迷惑をかけたくない」という想いが強く、何事に対しても遠慮しがちだったんです。
ーーそうだったんですね…!
相人:しかし、周囲のメンバーを頼ることの重要性に気付いた時、「遠慮しないことが、信頼関係を築く第一歩なんだ」と感じたんです。それ以降は、自ら周囲を巻き込んで就活の対策をしたり、良いところだけでなく改善すべき箇所も包み隠さず打ち明けたりと、かつての私では考えられないほど遠慮せず他人と関われるようになりました。
ーー尊重しあえる環境を作るために遠慮しない、ということなんですね!
素敵な心がけだと思います!
恩返しをしたい!
ーー今後キャリツクの活動を通して相人さんが達成したい事があればお聞きしたいです!
相人:キャリツク内で「相人は凄いから頼った方がいいよ!」と言われる人間になりたいですね!
ーーなぜ頼られる人になりたいのでしょうか?
相人:これまでの活動を通して、常に周囲のメンバーに助けられてきました。なので私自身が頼る側だったからこそ、これからはみんなから頼られる存在になって恩返しをしたいんです!
ーー仲間を思う気持ちがあるからこその「恩返し」なんですね!
最後に、キャリツク生に向けてメッセージをお願いします!
相人:キャリツクには、失敗を笑う人間はいません。だから、失敗を恐れず、メンバーのことを遠慮せず巻き込んで、沢山挑戦していきましょう!!
ーー素晴らしいメッセージ、ありがとうございます!
取材を通してあいみょんさんの「決して諦めない強い継続力」そして「仲間を想い行動する姿勢」を知ることが出来ました!本日はありがとうございました!
インタビュアー:新井陽介
ライター:新井陽介