頼ること・感謝を伝えること　～目標を成し遂げるための秘話～

皆さん、こんにちは！キャリツク24期生の荻野星愛です。今回は25期生の北畑姫愛さんを取材しました！北畑さんは、キャリツクでライティングチームCのメンバーとして活動し、ライティングプロジェクトの目標を最短期間で達成されました！たった2か月で3本もの記事を書き上げることができた成功の秘訣や、北畑さんが大切にされている想いに迫りました！

プロフィール

名前：北畑　姫愛（きたばたけ　ひめあ）

あだ名：ひめちゃん

学年：大学3年生

期生：25期生

趣味：ドラマ観賞、文鳥と遊ぶこと

現在の活動：ライティングチーム*

※ライティングチーム：キャリツクのプロジェクトの一つ。主な活動として、キャリツクのメンバーや企業に取材をし、記事の執筆を行う。

変わるなら今！？キャリツクに挑戦して自信をつけたい！

ーー本日はよろしくお願いします！

北畑：よろしくお願いします！

ーーまず、キャリツクに入った理由を教えてください！

北畑：自分に自信をつけたいと思ったからです！実はキャリツクに入る前は自信がなくて、明るい未来が全く見えなかったんです。

ーーなぜ自信がなかったのですか？

北畑：決めたことをやりきることができないと感じていたからです。

実は去年、実習を乗り越えることができなくて休学しました。当時、自分の中で「一度決めたことはやりきる」ということを大事にしていたのですが、実習をやりきることができず「これからも何もできないのでは？」と思うようになってしまったんです。

ーーそれは辛いですね…。

北畑：そこで、弘二さん*と面談をした際に「今しか変われる時はないよ！」と背中を押していただきました。でも、本当に自分が変われるか不安だったので、キャリツクに入ることに対しても戸惑ってしまいました。

※弘二さん：キャリツクの運営陣

ーーそうだったのですね。では、何が決め手となってキャリツクに入ろうと思いましたか？

北畑：キャリツクのインスタグラムを見てチャレンジしてみようと思いました。投稿を見て、皆が自分と同じように自信がないところからスタートしていることを知ったんです。それで、「もしかしたら自分も変われるかもしれない」と思い、できるかどうか分からないけどやってみようと思いました！

ーーインスタグラムの投稿から勇気をもらったのですね！

北畑：実は、入ることを決めた後も不安がいっぱいでした（笑）でも、やっぱり自信をつけて、自分が将来幸せだと言える人生を送れるように今できることを頑張りたいという想いが強くあったので、キャリツクに挑戦してみようと思いました！

ーー北畑さんの「変わりたい」という想いがよく分かりました！

人に頼る分、感謝を伝える！

ーー北畑さんはライティングチーム*で活動されていましたが、なぜライティングを選ばれたのですか？

※ライティングチーム：キャリツクの役職の一つ。主な活動として、キャリツクのメンバーや企業に取材をし、記事の執筆を行う。

北畑：もともと文章を書くことが得意だったからです！高校時代に自分が書いた作文を褒められたことがよくありました。得意なことなら最後まで活動を続けることができそうだと感じたんです。また、得意なことをさらに伸ばしたいと思ってライティングを選びました。

ーー得意なことを伸ばして自信が持てるようになれば一石二鳥ですね！ライティングチームで活動してみてどうでしたか？

北畑：最初は取材活動が不安でした。初めてメンバーに取材の練習をさせてもらった時に、事前に何を聞こうか考えてきたはずなのに全然言葉が出てこなくて、無言の時間が長く続いてしまいました。当時は、後に社会人に取材をすることになるのに「こんな状態で大丈夫なのかな」とすごく心配になりました。

ーー分かります。話を聞きながら次の質問を考えるのは難しいですよね。

北畑：コミュニケーション能力に自信がなかったから不安だったというのもありますね…。

ですが、それ以上に記事作成で苦戦しました。

ーー先ほど文章を書くことが得意とおっしゃっていましたが、苦戦してしまったのはなぜですか？

北畑：何を作成するにも、その作り方が分からなくて苦戦してしまったんだと思います。例えば、記事を書き始める前に構成案を練るのですが、どのように作ればいいのか最初は全然分かりませんでした。それで、どれほど頑張ってもガントチャート*の期日に間に合わせることができませんでした。

※ガントチャート：プロジェクトやタスクの進行状況を管理するのに役立つ図表

ーーどのようにして乗り越えようとしましたか？

北畑：困ったことがあったら人に聞いてみようと思いました。でも、「こんなことを聞いていいのかな？」という不安から、最初は人に頼ることに対して抵抗があったんです。また、わからないことが多いことは単なる自分の調べ不足ではないかと思って、悩みを抱え込むこともありました。

ーー難しいですよね。私も人に頼ることに対してハードルが高く、なかなか聞けないです…。

北畑：ですが、こうきさん*に相談した時に、自分のテーマは「人に頼ること」と「目標を達成するにはどうしたらいいのかを考え続けること」の2つだと気づくことができたんです。人に頼らないとこの先も同じようにずっと悩んでしまうだろうし、目標を達成するためには今までと違うことをして自分を変える必要があるなと感じました。

※こうきさん：キャリツクの運営責任者

ーー人に頼ることが苦手な人は多いと思いますが、北畑さんはどのようにして克服されたのでしょうか？

北畑：人に頼った時は、必ず感謝を伝えることを意識しました。人に頼った分、感謝を伝えることで頼ることのハードルが下がったので、例え簡単な言葉でしか言えなかったとしても、言葉に出して感謝を伝えることが大事だなと思います。

ーーなるほど！感謝された側も「頼りになれて良かった！」と感じてもらえそうですね！

北畑：他にも、メンバーに「人に頼ることが難しいんだよね」と相談に乗ってもらったり、先輩方にも相談したところ、「一緒にやろうよ！」と言っていただけました。このように、頼ってもいいよと言ってくれる人がいるんだなと知って、どんどん遠慮なく頼れるようになりました！

ーー周りに頼れる人がいることを知ると頼もしいですね！人に頼ることが苦手だった時から変わり、今では人に頼ることができるようになったのは本当に素晴らしいと思います！

北畑：どんどん人に頼るようになった結果、当初の目標通り2か月で3本の記事を完成させることができました*！

※ライティングチームの中でも始めてから2ヶ月で3本の取材記事を完成させたのは歴代でも最速記録（2023/11/02時点）

ーー本当にすごいです…！

北畑：もう今では1人でやるっていうのは考えられないですね（笑）人に頼ることで自分だけでは思いつかなかった表現やアイデアを聞けるので、自分1人で考えるよりも絶対に良い仕上がりになるなと思います！

振り返りから学ぶ！ライティングで得た気づき3選

ーー先ほどのお話から、北畑さんがライティングの活動を通して人を頼れるようになったことがよく分かりました！その他にも、活動を通して変わることができたと思うことがあったら教えていただきたいです！

北畑：3つあります！1つ目は、物事には悪い点だけでなく、良い点もあるという気づきを得ることができたことです！

ーー詳しくお聞きしたいです！

北畑：先輩方に自分が書いた記事のフィードバックをお願いした時に、修正が必要な箇所だけでなく、良い箇所の両方を教えていただきました。今までは悪い点しか見えていなかったのですが、フィードバックの度に絶対に良い点と悪い点の両方を言っていただいたので、出来が悪いことはあるけれど、すべてが悪いわけではないんだなと考えられるようになりました！

ーーおっしゃる通りだと思います！たくさんの人からフィードバックをもらえたからこそ気づけることなのかもしれませんね。

北畑：2つ目は、振り返りを行うことが大事だなと思うようになったことです。取材後、毎回その取材の内容を振り返り、「次回はこうしてみよう」と試行錯誤を重ねていった結果、取材のクオリティが次第に良くなっていくのを実感しました！最初はすごく不安だった取材も、最終的には余裕を持って楽しみながら取材ができるようになりました！

ーー振り返りは後回しになりがちですが、改善点を次回に活かすために大事なことですよね！

北畑：3つ目は、物事の要点が何かを考えられるようになったことです。今までは、何かをするにもそのことに関して全て網羅していないと心配でした。

ーー確かに、全てを把握しておいた方が安心感がありますが、実際にそれらを活かしきれているかは疑問ですね…。

北畑：私は取材がとにかく不安だったので、取材に関するノウハウを調べ尽くしたんです。でも、結局取材をした時に意識したのは、①「楽しむこと」②「事実確認を行うこと」③「行動背景を知ること」の3つでした。この3つだけを意識していれば、自然と取材は進みますし、より集中して色々なことに目を向けることができるので、要点を掴むことは大事だなと思うようになりました！

ーーライティングの活動を通して様々な成長が見られて本当にすごいです！

ライティングの魅力！

ーー北畑さんが思うライティングチームの魅力は何だと思いますか？

北畑：自分を高めることができることが最大の魅力だと思います！ライティングの活動では、皆から学ぶ機会が多くあり、同時に自信をつけることができると感じています！

ーーどのようなことを学べるのですか？

北畑：取材相手の方が持っている様々な価値観や想いです。自分にはない考えを聞き、刺激を受けることが多いです！さらに、取材相手の根底の考えを知ることができる楽しさがあります！

ーーその通りだと思います！私も北畑さんに取材する中で多くのことを学ばせていただきました！

北畑：ありがとうございます！（笑）

ーーでは、どのようなことから自信をつけることができたと感じましたか？

北畑：先輩方から直接記事のフィードバックをいただけたことが自信に繋がりました！先ほどの話に少し戻るのですが、フィードバックで良い点や悪い点を教えていただき、修正をすることで自分の記事がより良くなっていくことが感じられて楽しかったです！

ーー自分の頑張りが目に見えるとモチベーションになりますね！

北畑：あとはやはり、チームメンバーの皆で一緒に学んで、お互いのことを高め合えることがすごく素敵だったなと思います。定例のミーティングで自分が困っている箇所の相談をした時に、皆から意見をもらって学ぶ機会がありました。また、他の人の相談から学ぶこともあります。

ーーなるほど、皆が積極的に意見を出せるから様々なことを学ぶことができるのですね！

北畑：お互いに意見を出し合える場は本当に貴重だと思いますし、頼れる存在が身近にいるというのが本当に心強いなと思います！メンバーの皆が頑張っているから自分も頑張ろうと思えましたね！

感謝を大事にしていきたい

ーー北畑さんの今後の目標を教えてください！

北畑：将来、自分がこの道を選んで良かったな、と笑って言えるような選択ができるようになりたいです。そのために、今できることをきちんと成し遂げたいです！その分、お世話になった方々には感謝を伝えることを大事にしていきたいです。

ーー素敵ですね！では、目標に向けて意気込みを教えてください！

北畑：これからもどんどん人を頼っていきたいです！人に頼れるようになったことで、1人で抱え込んで悩むことがなくなりましたし、悩んでいた時よりもより良い方へと進むことができると実感しました。ライティングの経験を踏まえて、ガクチカに「人を頼りまくった」と書きたいです！

ーー本日はありがとうございました！最後に、キャリツク生に一言お願いします！

北畑：キャリツク生の方にはいつもお世話になっています！キャリツクの皆のおかげで頑張れていますし、キャリツクに入って自分の良い刺激になりました。もし入っていなければ、自分は今も自信がないままで、何も進んでいなかったと思います。いつも本当にありがとうございます！これからも一緒に頑張って活動を続けていけたら嬉しいです！

インタビュアー：荻野星愛

ライター：荻野星愛