「大きな夢を現実に」
〜自分と向き合ってなりたい理想へ〜
こんにちは!キャリツク28期生の薮内健大です!今回はライティングチームで活動している28期生の金城亜里沙さんに取材しました。自分と本気で向き合い、成長し続けている彼女の考え方についてお聞きしてきました!是非、最後までご覧ください!
プロフィール
![](https://carituku.com/wp-content/uploads/2024/02/57a39f4f5f1747ee63d0d4f491ceed19-733x550.jpg)
名前:金城 亜里沙(きんじょうありさ)
あだ名:ありす、ありさ、きんちゃん
学年:大学3年生
趣味:バスケ観戦、ご朱印集め、映画、少女漫画
期生:28期生
現在の活動:ライティングチーム
自信をつけるためにキャリツクへ!
――本日はよろしくお願いします!
早速ですが、キャリツクに入った理由を教えてください!
亜里沙:自分に自信をつけたいと思ったからです!
――なぜ自信がなかったのですか?
亜里沙:今まで、物事を最後までやり遂げた経験がなかったからです。小学校から中学校までやっていたバスケ部では途中で選手としての道を諦めてしまったり、英語が話せることに憧れを抱いて入学した外国語大学も途中で諦めて、別の大学の学部へと編入したり…。とにかく、今までやり遂げた経験がありませんでした。
――そうだったんですね。どうしてやり切れなかったのでしょうか?
亜里沙:理由は2つあって、1つ目は、褒められることが少なかったからです。私はかなり承認欲求が強い人で(笑)褒められて伸びるタイプなんです。バスケも大学でも自分なりに頑張ったけど、褒めてくれる人がいなくて、最終的に折れてしまったんです。
――確かに、褒められることが少ないとモチベーションが続かないし、努力が認められないと心が折れることもありますよね。
次に、2つ目の理由についてもお聞きしたいです!
亜里沙:2つ目は自分に限界を決めつけてしまったからです。
――詳しく教えてください!
亜里沙:いつも周りの人と比較して、自分には才能がないからもう無理だと途中で諦めていました。私はいつも理想が高いのですが、その理想に届くこともなければ、褒められることも少なく諦めてしまうことの繰り返しで、自信をなくし続けていたんです。
わたし、褒められたかったんです。
――そうだったんですね。自分に自信がなくなったきっかけの出来事はありますか?
亜里沙:小学生時代のバスケ部での経験ですね。
――どんな背景があったのか教えてください。
亜里沙:私と妹は同じ時期にバスケの部活を始めました。けど、妹に実力で負けて先にレギュラーを取られてしまったんです。レギュラーを取られた時は、とても悔しかったけれど、負けたくないと思って食らいついていこうと必死でした。
――悔しい気持ちをパワーに変えて頑張っていたんですね。
亜里沙:そうですね。当時は、みんなから「すごい!」と思われるために、頑張っていました。自分は負けず嫌いな性格だったし、もし勝てたらみんなから褒めてくれると思っていました。
――なるほど。自分の頑張りを褒めてもらいたいというのがモチベーションだったんですね!
亜里沙:ただ、中学生になってもバスケを頑張り続けていたのですが、自分なりに努力してもなかなか報われず、私がチームにいる必要性が分からなくなってしまったんです。加えて、環境も合わなかったので次第に「きつい」と思うようになりました。
――そうだったんですね…。当時はどんな環境だったのですか?
亜里沙:技術面よりも精神面で教えることが多い顧問がいたり、部員同士での関係が薄くお互いを褒め合ったり仲良くする風潮があまりない環境でした。
――なるほど…。亜里沙さんにとってはきつい環境だったんですね。
亜里沙:正直「もうやめたい」と思っていました。そう思っていた時に、顧問から「亜里沙は周りを見る力や分析力はあるから、マネージャーの方が向いていると思うよ。」と言われました。また、メンバーも私の家まで来てくれて、「亜里沙はバスケ部に必要だから戻ってきてほしい」と言われました。
――周囲からそのような言葉をかけられたんですね。
亜里沙:本当に嬉しい言葉をいただいたのですが、選手として続けることは諦めて、マネージャーとしてバスケ部に残ることを決めました。
――なるほど。選手としては諦めたけど、マネージャーとして部活に残ったのは顧問やメンバーにも必要とされたからなんですね。
亜里沙:そうですね。そして、マネージャーとして部活には残ったものの、選手として諦めてから『諦めグセ』がつくようになっていました。だから、それ以降色んなことを中途半端にしてしまって、成功体験が少なく、自信がなくなってしまったように思っています。
――そうなんですね。
亜里沙:だからこそ、キャリツクでは最後まで諦めず、成功体験を作って、自信に繋げたいです!
成長できるチャンスをものにしたい!
――では、成功体験を作って自信をつけるために、今キャリツクでどんな活動をしていますか?
亜里沙:ライティングチーム*で活動しています!
※ライティングチーム:キャリツクのプロジェクトの一つ。主な活動として、キャリツクのメンバーや企業に取材をし、記事の執筆を行う。
――なぜライティングチームを選んだのですか?
亜里沙:『論理的思考力』と『計画力』を身につけたいと思ったからです!
――それらの力を身につけたいと考えたきっかけがあれば教えてください!
亜里沙:とあるドラマに出ていた秘書に憧れを抱いたことがきっかけです。「こんな秘書のようになりたい」と思いましたが、その秘書にはあった『論理的思考力』と『計画力』が自分には足りていないと感じたので、身につけたいと思いました。
――憧れがライティングチームを選んだ原点になっているんですね!
『論理的思考力』と『計画力』の2つが欠けていると感じているのはなぜですか?
亜里沙:論理的思考力はパチンコのアルバイトでの経験、計画力は普段の生活がきっかけでそう思うようになりました。
――それぞれ詳しく教えてください!
亜里沙:アルバイトでは、何か問題が起きた時に、上司に状況や頼み事を端的に伝えなきゃいけない状況で整理できずに話してしまい、「結局何が言いたいの?」と言われることが多かったんです。
――なるほど。そのような経験が多くあったんですね。
亜里沙:そうですね。それがきっかけで論理的思考力が足りていないことに気づきました。そして、憧れの秘書のように、論理的に考えて話せる人になるためには、論理的思考力を鍛える必要があるなと考えたんです。
――なるほど!アルバイトでの出来事がきっかけで、論理的思考力の必要性に気づけたんですね。
では、『計画力』についてもお聞かせてください!
亜里沙:普段から、予定をしっかりと整理できていなくて約束を忘れる時がよくあるんです。
――詳しく教えてください!
亜里沙:LINEやスマホのメモアプリ、手帳などのいろんな媒体を使っていました。だから、一つに整理できず、どこに予定が入っているのかなどがバラバラになっていたんです。計画力以前に、スケジュール管理すらできていない状態でした。
――なるほど。自分もよくそんな状態ばっかりでした(笑)バラバラになっていると分かりづらくなりますよね。
では、なぜライティングチームで『論理的思考力』と『計画力』が身に付くと思ったのかも教えてください。
亜里沙:取材した内容をわかりやすく記事に書く際に論理的思考力を伸ばせたり、取材から記事作成の計画を立てて、そのとおりに実行していく過程で計画力を伸ばせると思ったからです。
――確かにライティングチームはそれら2つの力を身につけるのに向いてますね。実際に挑戦していて、どのように感じていますか?
亜里沙:取材と記事作成、そしてそれらの計画を立てること、どちらも難しさを感じています。しかし、計画力以前に、スケジュール管理力もなかった私ですが、改善できていると感じているところもあります。
――そうなんですね…!どんな方法で改善できたのか気になります!
亜里沙:2つのことを意識して取り組んでいます!1つ目は、Discord*にて今日やることの宣言と報告をすること。2つ目は、スケジュールを管理する媒体をグーグルカレンダーの1個に絞ったことです。
※Discord:キャリツク内で使用しているチャットツール。
亜里沙:この2つを意識したことでやるべきことが明確になり、やるべきタスクも忘れにくくなりました。
――なるほど!自分の直したい部分を変えるために行動に移せるところが素敵です!
では、亜里沙さんはなぜそのように行動できているんですか?
亜里沙:学生のうちで、キャリツクが成長できる最後のチャンスだと思っているからです。
キャリツクは自分に対して本気で向き合い、叱ってくれる環境だし、頑張ったことは褒めてくれます。だから自分もより頑張ろうと思えるんです!
――頑張りを褒めてくれるキャリツクの環境にマッチしていますし、亜里沙さんのキャリツクでの活動に対する姿勢にも感銘を受けました!
『 30歳までに果たしたい夢』と『成長』
――将来の目標を教えてください!
亜里沙:30歳までに自分にしかない能力を身につけて、地元である沖縄の復興支援をしたいです!
――それは大きな目標ですね!そう思った背景を教えてください!
亜里沙:私は、地元ならではの文化を継承したいと思っています。ここ数年は過疎化などの影響があって、地元の古き良き文化や伝統、それにまつわるイベントが少なくなっていて、徐々に失われていくのがとても寂しいと感じているんです。だからこの目標を掲げました。
――時代が変化していくと、受け継がれてきた伝統が失われることはありますよね。亜里沙さんは、なぜ失われていくことに対して寂しさを覚えたのですか?
亜里沙:沖縄の雰囲気が大好きだからです。だからこそ、沖縄ならではの文化や伝統が失われるのは寂しく感じますね。
――亜里沙さんから地元に対して、強い思いが伝わります!
では目標達成のために、どんな能力が必要だと思っていますか?
亜里沙:「自力でなんでもできる能力」が必要だと思っています。具体的には、1から起業して会社を立ち上げることなどですね。沖縄に帰った時に、何でもできる亜里沙さんだからこそお願いしたいと思われることが目標です。
――なんでも一人でできちゃう人は、大きな仕事を任せたいと思われますよね。
最後に、キャリツク生へメッセージをお願いします!
亜里沙:「Discordから逃げんな!」ですね(笑)
――面白いメッセージですね(笑)どんな意味が込められているんですか?
亜里沙:キャリツクでは自分と本気で向き合えて、多くの成長ができる環境だと感じています。だからこそ、成長するために、まずは「Discordから逃げずに、どんどん自分から発信していこう!」という意味ですかね。
――なるほど!キャリツクで自分と向き合って頑張っている亜里沙さんが言っているからこそ、とても説得力があるように感じます!
亜里沙:私もがんばっていますので、頼れることがあればいつでも頼ってください!
これからもよろしくお願いします!
――ありがとうございます!今回の取材を通して、自信を無くした過去があっても、自分と向き合って努力し続けられる亜里沙さんの素晴らしさが感じられました!
今日はお時間ありがとうございました!
インタビュアー:薮内健大
ライター:薮内健大