メンバー紹介 2024.01.31

「周りのすべての人を笑顔に!」

~超利他的な彼女の価値観を形成したものとは~

 

こんにちは!キャリツク29期生の前田卓巳です。私と同じくキャリツク29期生の井岡美優(いおか みひろ)さんを取材しました。何事においても自分よりも他人を第一優先する素敵な考えをもつ美優さんの想いに迫ります!あなたも彼女の人間性に惚れるかも!

 

プロフィール

名前:井岡 美優(いおか みひろ)

あだ名:みっふぃ、みひろ

学年:大学3年生

趣味:ディズニー、お笑い

期生:29期生

現在の活動:セールスプロジェクト

 

 

他の学生たちと一線を画す異色の成功体験を

――本日はよろしくお願いします!
まず初めにキャリツクに入った理由を教えてください!

 

美優:理由は2つあります。1つ目は強いガクチカが欲しかったから、2つ目は社会人基礎力*を身につけたかったからです!

 

※社会人基礎力:職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力から構成されているもの。

 

――なるほど!それぞれお話を聞いていきたいです!
まず、なぜ強いガクチカが欲しいと思ったのですか?

 

美優:弘二(こうじ)さん*とお話して、自分のガクチカが就活で通用しないのではないかと思ったからです。

 

※弘二(こうじ)さん:キャリツクの運営。営業部の責任者

 

――そうだったんですね。当時はどんな経験をガクチカにしていたんですか?

 

美優:半年間、家電量販店でのクリーナー販売のインターンをしていた経験です。そこで例年よりも2倍の売り上げを達成した経験をガクチカとして話していました。

 

――なるほど、なぜ弘二さんとお話ししたときに自分のガクチカが通用しないと思ったのですか?

 

美優:弘二さんに私のガクチカの矛盾点を突かれてしまったからです。「その実績はみひろちゃん1人の実績じゃないでしょ?正直な話、学生で2倍の売り上げを達成するのは不可能だよ。分かる人にはすぐわかることだよ」と言われました。その時に痛いところを突かれてしまったと思ったんですよね。

 

――確かに、社会人にはすぐに見抜かれてしまうかもしれませんね。

 

美優:そうなんですよね。そこで、弘二さんからキャリツクで活動している先輩方のお話を聞き、他の学生が経験できないことをキャリツクでは経験することができると思いました。

 

――それがキャリツクに入る決め手だったんですね!
では、次になぜ社会人基礎力を身につけたいと思ったのですか?

 

美優:OBトーク*で河原さん*とお話したときに社会人基礎力の必要性を教えていただき、その力を身に付けたいと思ったんです。

 

※OBトーク:企業勤務の先輩にOB・OG訪問できるアプリ

※河原さん:キャリツクの運営

 

――そうなんですね。その中でも特に身につけたい力はありますか?

 

美優:具体的には、「論理的思考力」アイデアを適切に表現するための「言語化力」です。

 

――確かに大事な力ですよね。それらの力が必要だと思ったきっかけはありますか?

 

美優:就活時のエントリーシート作成や面接の際に感じました。自分は思ったことを感情のままに話してしまうので、物事を論理的に組み立てて話したり、結論から話したりすることが苦手なんですよね。

 

――なるほど、その原因はなんだと思いますか?

 

美優音楽とお笑いの影響が大きいと思っています。音楽は文字で説明するのが難しくて、擬音で感覚的に説明することが多いんですよ。私は長らく吹奏楽に携わっていたため、周囲にはそのような話し方をする人が多く、正確な言語化が必要ないと感じていました。

 

――そんな変わった経緯があったのですね。お笑いの影響も聞かせてください。

 

美優:はい、お笑いを見るのが趣味なので起承転結で話すのが癖付いてるんです。お笑いは最後に持ってくるのが美学みたいなところがあるじゃないですか!(笑)

 

――おっしゃる通りですね!お笑いで結論から話してしまったら何も面白くないですもんね。

 

美優:しかし、このまま「論理的思考力」や「言語化力」が乏しい状態では社会人になった時に苦労すると思ったので、これらの能力をを身につけるためにキャリツクへの入会を決めました。

 

――積極的に自分を変えようとする姿勢が素敵ですね。

 

 

弱点克服のために最良の選択を

――では、現在キャリツク内でどんな活動をしているんですか?

 

美優:セールスプロジェクト*に所属し、就活生に対して就活イベントの提案や案内をしています。

 

※セールスプロジェクト:就活生に対して就活イベントの提案や案内を行うプロジェクト

 

――なぜ、セールスプロジェクトを選んだのですか?

 

美優:自分の弱点である、「論理的思考力」と「言語化力」の克服に最適だったからです。

 

――なぜそのように考えたんですか?

 

美優:営業は相手をいかに納得させて、その商材に興味を持ってもらわなければいけないからです。そのために、相手に説得力のある提案をするときに「論理的思考力」が必要なんです。

 

――おっしゃる通りですね!
「言語化力」はどのように身に着くんですか?

 

美優: トークの中で形容の仕方や言い回しを工夫して、それを反復することによって身に着くと考えています。

――なるほど、このような弱点を改善するために何か意識していることはありますか?

 

美優:2つあって、「論理的思考力」の向上については、PREP法*を活用して相手に要点が伝わりやすいようにすると同時に話の内容に説得力を持たせることを意識しています。

 

※PREP法:要点→理由→具体例→要点の順に伝える話し方

 

――確かに有効的な手段ですね。

 

美優:次に「言語化力」の向上については、抽象度が高くならない話し方を意識しています。例えば、ワクワクという言葉一つとっても、相手によって伝わり方が違うじゃないですか。だから、なるべく具体的に話すことを意識しています。

 

――自分の意見を客観的に捉えながら、お互いが理解できるような話し方をすることを心掛けているんですね。

 

 

数のためでなく、人のために

――まだプロジェクトを始めて間もないと思うのですが、活動の上で大変なことはありますか?

 

美優:数字を追うところですね。私は数を追い求めた経験がないし、目標数に左右されず、就活生1人1人に寄り添った質の高い提案をしたいと考えています。

 

――確かに営業で目標数というものは付き物ですもんね。これを踏まえてプロジェクト活動の上で大切に意識していることはありますか?

 

美優:目標数も大事ですが、それ以上に「人のため」という気持ちを常に持って活動しています。

 

――そうなんですね、具体的にはどのような工夫をされているんですか?

 

美優:普通であれば、このイベントを開催するから参加してほしいと提案してしまいがちですが、私は「このイベントいいって聞くから一緒に参加してみない?」と提案して、相手がイベントに参加する際の不安も払拭できるようにしています。

 

――素敵なアプローチですね!

 

 

自分の幸せは他者が幸せであることです!

――お話を聞いていく中で美優さんは非常に利他的な方だと感じたのですが、人のために行動したいと思うきっかけは何だったんですか?

 

美優:小5からはじめた吹奏楽がきっかけです。

 

――そうなんですね、詳しく聞かせてください。

 

美優:吹奏楽には、自分が楽しむという側面と観客を楽しませるという側面があると思っているのですが、私は完全に後者にやりがいを感じていたんです。

 

――どうして観客を楽しませたいという思いが強かったのですか?

 

美優観客から拍手をもらえることが嬉しかったからです!
拍手をもらえることが自分たちの演奏に満足してくれている証拠だと思いました。だからこそ、観客にいい演奏を届けたい、喜んでもらいたいと思い練習を頑張ることができました。

 

――この音楽の経験から美優さんの価値観が生まれたんですね。

 

美優:そうですね!吹奏楽の経験を通して、目の前の人を喜ばせるために行動したいという思いが強くなりました。今思い返せば、これがターニングポイントだと思います!

 

 

憧れのあの人のように

――そんな素敵な価値観を持つ美優さんの将来像を教えてください。

 

美優アンミカ*さんのような人になって生涯を終えることです!彼女のような生き方ができれば仕事もプライベートも充実すると思うんです。

 

※アンミカ:日本のファッションモデル兼テレビタレント

 

――そうなんですね!その理由について聞かせてください!

 

美優:理由は2つあります!1つ目はどんな状況下でも物事の良い側面を見つけて、プラスな価値を見出すことができる着眼点と思考力を持っていること、2つ目は周りを笑顔にできる力を持っていることです。

 

――それぞれお話聞かせてください!

 

美優:有名な話で言うと彼女がバラエティで「白って200色あんねん」と普通の白いタオルを即興で褒めたエピソードがあります。一見、面白く聞こえますが、何に対してもポジティブな見方ができて褒められる能力って私の人生においてプラスでしかないなって思ったんです。そんな風に物事を捉えられる考え方に惚れました。

 

――確かにこのエピソードは印象的でしたね。2つ目も詳しく聞かせてください。

 

美優:はい。アンミカさん自身がいつも笑顔で、その周りも絶対笑顔なんですよね。私自身も自分が笑顔でいたいし、周りも笑顔でいてほしいという思いが強いので、まさに理想とする人物がアンミカさんだなって思っています。

 

――なるほど、アンミカさんが美優さんの憧れの人物像に直結してるんですね。

 

美優:だからこそ周りをポジティブにしたいし、関わったすべての人を笑顔にしたいです!
世の中にはネガティブなことが多いんですけど、見方を変えればポジティブに変わることもあります。だから、私がそんな気付きを与えることで、1人でも多くの人が幸せな人生を送れるようになってほしいです。

 

――大変素晴らしい考えを持っているんですね。私も見習いたいです!
では、最後にキャリツク生に一言お願いします!

 

美優:キャリツク内の全員を笑顔にできるようなキャリツク内のアンミカになれるように頑張ります!

 

――美優さんの利他的な考え方やポジティブな姿勢は、キャリツク内で素晴らしい影響を与えそうですね。これからの活動も頑張ってください!本日はありがとうございました!

 

 


インタビュアー:前田卓巳
ライター:前田卓巳

 

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