企業紹介 2024.01.18

 「採用がゴールではない、採用がスタートだ。Take Actionが思い描く、業界の新常識に迫る!」

株式会社Take Actionの小西さんに取材して参りました。これまでのキャリアで感じた課題感からTake Actionのどこに魅力を感じて入社を決めたのか?
Take Actionならではの魅力と小西さんのアツい思いに迫ります。

 

プロフィール

小西 祐介(こにし ゆうすけ)様

2022年10月にTake Actionに入社。

Take Actionに入社前は2度の起業や採用コンサル事業の立ち上げなどを経験し、Take Action入社後は1年目ながら人事と会社のSNS運用に携わっている。

 

自分の価値観と一番マッチしたのがTake Actionだった

ーー本日はよろしくお願いします!
はじめに、小西さんがTake Actionに入社した理由をお聞きしたいです。

 

小西:2つあります。1つ目は入社後の活躍までサポートしたかったからです。これは新卒で入社した会社での経験や、前職の人材紹介や採用コンサルをしていた経験から感じていたことでした。

 

ーー詳しくお聞きしたいです!

 

小西:自分が新卒で入った企業は離職率が高く、周りの人が辞めていくのが当たり前という環境で、人が辞めたら採用を繰り返していました。一方で「どうしたら従業員が離職せずに会社に定着してくれるのか?」という考え方はあまり重視されておらず、人材の定着がされていなかったんです。

 

ーー従業員がすぐに辞めてしまうのは悲しいです…。

 

小西:その後の人材紹介や採用コンサルの仕事でも、求職者が入社するまでのサポートはするのですが、採用ができたらそこで支援は終了してしまうんです。求職者を受け入れる企業にとっては採用してからがスタートだからこそ、入社後の定着・活躍まで支援するべきだと考える様になりました。

 

ーー確かに、入社してからがキャリアのスタートですよね。

 

小西:また、このことは今後の採用市場を見据えた場合においても大きな問題だと思っています。現代の日本は少子高齢化が急速に進んでいて、労働人口が減り、代わりの人材が取りづらい状況です。ですので、今いる人材をどれだけ大事にするか、どれだけ成長させて会社の戦力にできるかが企業側にとって重要になります。

 

ーー労働人口が減少していることはニュースでもよく聞きます…。

 

小西:そこで人材をどう定着させ、どう活躍させていくかをこれから考えていかないと組織における人の問題は解決できないと思ったんです。

 

ーーこれからますます人材の定着や活躍が必要となってくるのですね。

 

小西:Take Actionはこの採用後の課題を事業化してプロダクトやコンサルの力で解決しており、自分の解決したかった問題と合致していたため入社を決意しました。

 

ーー会社の考え方と自分のやりたいことがマッチしたのですね!
続いて、2つ目の理由もお聞きしたいです!

 

小西:2つ目はTake Actionの経営陣や人事に惹かれたからです。選考を重ねていく過程で、この人たちと一緒に働きたいと強く思ったんです。

 

ーー経営陣や人事のどんなところに惹かれたのですか?

 

小西:私の転職状況に合わせた選考フローを組んでくれて、全面的に協力してくれたところです。例えば最終選考を受ける際に、通常は本社のある東京に行かなければならないのですが、大阪に住んでいる私にとっては仕事の都合上行くのが難しかったんです。

 

小西:その際に、最終面接を担当するTake Actionの専務が大阪まで出向いて面接をしてくださったんです!ここまで自分に対して寄り添ってくれる人がいる会社は他にないと感じました。

 

ーーとても素敵ですね!

 

小西:また私は会社を選ぶ際の軸として、「一緒に働く人と苦しいことがあっても乗り越えられる程信頼できるか?」という考え方を念頭に置いています。その軸を考えた際に、Take Actionで出会った人たちであれば信頼できるし、苦しい経験があったとしても乗り越えられると強く感じたんです。

 

ーー仕事を選ぶ際の軸ともマッチして入社を決めたのですね!

 

苦しいことは信頼できる人でないと乗り越えられない

ーーちなみになぜ、その軸を大切にされているのでしょうか?

 

小西:高校時代の野球部で形成された価値観があるからだと思います。

 

ーー詳しくお聞きしたいです!

 

小西:高校時代は野球部の強豪校に入学したため、楽しく部活をするというより、甲子園に向けて本気で野球に取り組んでいる部員が多かったんです。そのため、考え方の違いなどで部員同士衝突することはよくありました…(笑)

 

ーーそうだったんですね…!

 

小西:でも、試合となったら不思議とみんな一致団結していたんです。試合前までは喧嘩中で全く口を利かなかった部員同士でも、試合になると勝つために一丸となってチームに抜群の連帯感が生まれたんです。

 

ーー 一気にチームが1つにまとまるなんてすごいです!

 

小西:この経験から、目の前の試合に本気で勝ちにいくために切磋琢磨し合あっている仲間なら、どんなことがあっても信頼できると思いましたし、それと同時に高みを目指す中で連帯感は生まれるものであると学んだんです。

 

ーーなるほど! 

 

小西:この経験があるからこそ、共に苦難を乗り越えられる人と働くことを大切にしています。

 

ーー野球部時代での経験が社会人になって組織を選ぶ際に活きているのですね!

 

愛社精神溢れるサービスで組織のエンゲージメントを高める

ーー続いて、Take Actionの事業概要についてお聞きしたいです!

 

小西:一言で言うと、採用のコンサルティングから人材の定着、活躍までを支援している企業になります。

 

小西:具体的に採用のコンサルティングでは、「jinji+」(人事プラス)という事業で、採用が初めての企業様に対する採用全般のご支援や、様々な採用課題を抱えている企業様に対して、選考の仕方、採用ペルソナ*の設定など、企業の採用戦略・設計の部分に深く入り込んで採用成功に導いていくことを行っています。

※採用ペルソナ:性別や年齢、居住地、家族構成、などの細かい情報を具体的に設計した、自社で採用していきたい人物像のこと。

 

ーー採用がお困りの企業様に対して支援をするのですね!

 

小西:また、入社後の定着や活躍を目的とした支援を行い、顧客と伴走しながら進めていくことができるのも、この事業の特徴的なところであると思っています。

 

ーー伴走して顧客を支えられるのは魅力的です!

 

小西:そして人材の定着・活躍領域では、「THANKS GIFT」(サンクスギフト)*という従業員のエンゲージメント*向上を行うツールの運営、開発を行っています。

※「THANKS GIFT」(サンクスギフト)の詳細はこちら
https://thanks-gift.net/

※エンゲージメント:従業員の会社に対する「愛着」や「愛社精神」のこと。

 

ーー「THANKS GIFT」ではどのようなことができるのでしょうか?

 

小西:THANKS GIFTは従業員の働きがいを最大化させるためのアプリで、「〜してくれてありがとう」「〜で活躍してくれて流石です」など、組織内で承認、賞賛の言葉を送り合います。

 

ーーとても素敵ですね!

 

小西:大きな特徴として、ただありがとうを送り合うだけでなく、会社の経営理念や行動指針に紐づいた形で従業員同士感謝を送り合います。そして、感謝を伝えた分だけコインが貯まり、アマゾンギフトやpaypayに還元することができるんです。

 

ーー使えるものに還元できるんですか!とてもユニークですね!

 

小西:そうなんです。ありがとうを伝えれば伝えるほどポイントが貯まり、理念共感、理念浸透する従業員を増やすことができるので、組織のエンゲージメントを高めることになり離職率軽減に繋がるんです。

 

小西:例えばこのアプリを導入して頂いた企業様の事例ですと、採用人数が前年比で2倍に上がったり、採用した社員が2年目、3年目で会社の主力メンバーとして役職について会社を引っ張っている、といった事例が多くあり、企業様の採用成功とエンゲージメント率向上に大きく貢献できました。

 

ーー画期的なアプリですね!THANKS GIFTがあれば仕事が楽しくなりそうです!

 

とにかく仕事に向き合うアツい会社、それがTake Action

ーー続いて、小西さんの思うTake Actionの「良さ」をお聞きしたいです。

 

小西:若手から数多く挑戦できるところと、とにかく仕事に向き合うアツいメンバーが多いところだと思います。

ーーそれぞれ詳しくお聞きしたいです!

 

小西:若手から数多く挑戦できる点については、Take Actionはベンチャー企業ならではの裁量権の大きさがあるので、入社して早くから活躍するチャンスがたくさんあるんです。

 

ーーベンチャーならではの魅力があるのですね!

 

小西:例えば、入社3年目のメンバー数名がチームリーダーに昇格*し、次期マネージャー候補という形で事業部をまとめており、会社のマネジメントに携わっています。なので若手のうちから会社の主力プレイヤーとして事業の推進に貢献できるのがTake Actionの大きな魅力であると感じています。

※2023年11月時点

 

ーー裁量大きく仕事をしていきたい人にはぴったりな環境ですね!

 

小西:次にアツいメンバーが多い点については、他者貢献の強い社員がとても多いんです。例えば選考過程で1〜3年目の若手社員に就活生の面談を依頼するのですが、その時に、喜んで協力してくれるんです。

 

ーーすごく素敵ですね!

 

小西:また、若手社員が自ら楽しく会社のことを説明してくれたり、仕事内容を話してくれるので、うちの社員と話した就活生はみんな志望度が上がるんです。

 

小西:私たちも選考時にお世話になったから、今度は自分たちが力になってあげたいというマインドを持っているので、とにかくアツいんですよね。(笑)

 

ーー確かにそこまで楽しく会社のことを話されたら志望度が上がりますね!

 

小西:Take Actionにいるメンバーは表立った熱量があるというよりかは、内に秘めてるけど強い思いを持っている人が多いので、本当に素敵なメンバーが集まっている環境だと思っています!

 

とにかくアツい会社の代表がくれたもの

ーーTake Actionでお世話になった人がいれば教えてください。

 

小西:代表の成田です。選考過程では特にお世話になったと思っています。

 

ーーどのようなことがあったのでしょうか?

 

小西:転職活動をしていた際に、Take Actionの他に悩んでいる企業があったので、地元の大阪から東京まで足を運んでオフィス見学をしたことがありました。その際に、代表の成田から想いのこもった手紙をもらったんです。

ーー手紙ですか!

 

小西:その手紙では私の良いところや、「こんなところに期待しているからぜひ一緒に働きたい」といった趣旨の言葉が綴られていて、とても嬉しかったことを覚えています。

 

ーーそのような手紙を頂けるなんて感動しますね!

 

小西:自分のことをこれほどまでに思ってくれた会社は他になかったので、この経験は入社を決めた理由の1つにもなっています。

 

ーーとても素敵ですね!

 

小西:また入社後では、入社1年目という中で社内で重要な役割である人事とSNS運用を任せてもらえたんです。特にSNS運用は会社としてもこれから力をいれていきたい分野で「是非任せたい」と言ってくれたんです。

 

ーー入社して早いうちから任せてもらえるのはすごいですね!

 

小西:こんなにも早いうちから採用全般とSNS運用に挑戦させてもらえているのが嬉しいですし、代表には感謝してもしきれませんね。

 

ーー成田社長との信頼関係が素敵です!

 

一人ひとりの可能性を開花させたい

ーー会社としてこれからやっていきたいことと、小西様ご自身の目標をお聞きしたいです!

 

小西:会社としては、社員が誇れるエンゲージメントプラットフォーム*No.1を目指したいです。労働人口が減っている今の時代において、一人ひとりの生産性を上げるためにも、人材の定着は今後の大きな課題となってきます。

※エンゲージメントプラットフォーム:愛社精神を高めるための媒体。

 

小西:そこで、「働く人に熱を」「組織にエネルギーを」という会社のビジョンを達成するためにも支援をしている企業様の組織や、そこに所属する人に「熱」や「エネルギー」を届けられるようなサービスを発信することで、採用業界に新たな「当たり前」を作りたいです。

 

ーーエンゲージメントプラットフォームで業界の新常識を作るのですね!

 

小西:そして個人としては、お客様の組織の働きがいが一番高い状態を作りたいです。コンサルやコーチング*を過去にしていた経験から、人の成長や人の可能性を最大化することには強く関心があります。

※コーチング:達成したい目的がある人に対し、目標達成に向けたアドバイスや指導を行うもの。

 

小西:もしご縁があって仕事で関わることになったお客様には、組織にいる一人ひとりの才能を開花させてあげることで働きがいを高めるサポートもしていきたいと考えています。

 

ーーすごく素敵な目標ですね!
ちなみに、働きがいを持つためにはどのようなことが重要なのでしょうか?

 

小西:自分の勝てる領域で活躍することだと思います。1つの側面だけを切り取って自分が優秀か優秀でないかを決めてしまうのではなく、自分が一番力を発揮できる場所はどこかを見極めるんです。

 

小西:例えば自分が勉強で勝てるなら勉強で勝てばいいと思うし、トークで勝てるならトークで勝負すればいいように、人には自分の得意分野があると思うんです。

 

ーー適材適所が大切なのですね。

 

小西:人には自分の勝てる領域があるからこそ、私はその人の勝てる領域はどこなのかを気づかせてあげられる組織をつくりたいですし、気づかせられる人でありたいと思っています。

 

ーー小西さんの人に向き合う姿が素敵です!

 

入社はスタートで、そこから先は自分次第

ーー最後に、学生へのメッセージをお願いします!

 

小西:大きく2つのことを伝えたいです。1つ目は「入社はゴールではなくスタートである」ということです。

 

小西:第1志望の会社に入社して活躍できない人もいれば、逆に第2志望、第3志望の会社に入って活躍する人もいると思います。また、その後転職して第1志望の会社に入った人よりも市場価値が上がり、役職や待遇が上がるのはよくある話だと思うんです。

 

ーー確かに、入社後の活躍は自分の頑張り次第ですよね。

 

小西:そうなんです。入社したから成功ではなく、その後自分がその会社でどんなキャリアを積んでいくかが重要です。

 

ーーなぜ、このことが重要だと思われたのですか?

 

小西:自分のキャリアを振り返ってみて、入社後が大切であると実感したからです。自分は大学時代ずっと野球に打ち込んできて就活のことなんて深く考えなかったですし、いわゆる「大手」と呼ばれるいい会社には入れませんでした。でも周りの同期と比べて圧倒的に良い経験を積めたと思うんです。

 

ーーどのような経験をされたのでしょうか?

 

小西:自分のやりたいことに挑戦し続けました。同期の中で誰よりも早く起業をし、誰よりも早く新規事業の立ち上げを経験したんです。

 

ーー新しいことに挑戦し続けているのがすごいです!

 

小西:この経験から、もし新卒でいい会社に入れなかったことに絶望をしていたら今の自分はないと思うし、それと同時にどこの会社に行っても自分次第で結果は変わると学んだんです。

 

ーー小西さんの経験からも言えることなのですね!

 

小西:特に就活生の頃は選考結果に一喜一憂しがちだと思います。しかし、ファーストキャリアは絶対ではないとこの経験を通して学びましたし、自分の能力を一番発揮できる場所はどこか?という軸で企業を見ることが、自分の将来の選択肢を広げることに繋がると思っています。なので、学生には入社してからがスタートであるということを意識して就活をして欲しいです!

 

ーーファーストキャリアに囚われず、入社後の活躍イメージが一番つく会社を選ぶことが重要なのですね!

 

大切なのはいつ次の一歩を踏み出すか?

ーー続いて、2つ目もお聞きしたいです!

 

小西:2つ目は「失敗してもいいから、すぐに立ち上がることを意識して欲しい」です。失敗することはむしろ全然良くて、大きく成長する人の特徴は失敗をしない人ではなく、失敗をした後の一歩目が早い人だと思っています。

 

ーーなるほど!失敗した後が肝心なのですね。

 

小西:そうなんです。例えどれだけ優秀な人でも失敗はします。しかし重要なのは失敗で落ち込んでいる時間の長さです。

 

小西:例えば志望企業に落ちて一定期間就活を辞めてしまったとしても、そこからの気持ちの回復が早ければ早いほど次の挑戦ができますし、挑戦の数だけ成長できます。

 

ーー確かに、おっしゃる通りですね。

 

小西:ですので、一番大事なのは「どれだけ短時間で立ち直って次の一歩を踏み出すか?」です。どうせ一歩踏み出すんだったら早い方がいいですし、上手くいかないことがあって憂鬱になったとしても、すぐに立ち直って次の挑戦に活かして欲しいです!

 

ーー失敗してもすぐに立ち直ることができれば、挑戦の数だけ成長できるのですね!大変学びになります!
本日の取材は以上となります。ありがとうございました!

 


株式会社Take Action

事業概要

株式会社Take Actionは、人材の採用から定着、活躍までのカルチャーづくりやエンゲージメント経営を支援する会社になります。「働く人に熱を。組織にエネルギーを。」をミッションに掲げ、エンゲージメントを軸に経営課題を解決し続けることで、『採用・定着・活躍』3つの側面からの企業成長を支援しています。

 

事業内容

SaaS事業
・THANKS GIFT(サンクスギフト)

従業員エンゲージメントの向上のために、「理念の浸透」「承認・称賛文化の醸成」「部署間の連携強化」などを通し、より強固な組織をつくるエンゲージメントクラウドを提供。
現在650社以上の企業で導入されています。

・タレントファイル

人的資本経営をサポートするサービスで、組織サーベイ、評価、コミュニケーションデータなどのあらゆる「人材データを一元化・分析」し組織の力を最大化させるクラウドサービスを提供。離職兆候の検知、社内の相関性分析などを行えます。

 

コンサルティング事業
・Jinji+(人事プラス)

活躍を見据えた人事サービスで、「人事業務の効率化」「採用コンサル」「アウトソーシング」「DX支援」が可能な定額型人事サービスを提供。
採用課題に対して豊富な採用ノウハウの提供とパートナーとして伴走支援します。

 

企業ミッション

「働く人に熱を。組織にエネルギーを。」


インタビュアー:佐藤 翼
ライター:佐藤 翼