「MRTの名を全国へ!」
〜採用担当を任されている鳥居さんの背景に迫る〜
今回はMRT株式会社さんに取材させていただきました!現在日々挑戦を続けられている鳥居さんの経験から、MRTで働くやりがいや魅力に迫ります!
プロフィール
鳥居 美希(とりい みき)様(ニックネームはましゅー)
2017年に新卒でMRT株式会社に入社。
1年半医師紹介事業部で営業の経験を積んだ後、2018年10月にかねて採用担当へ異動。現在、新卒採用をリードしている。
ニックネームのましゅーは高校時代、丸みのある髪型からマッシュルームと言われていたことが由来。
誰かの喜びに貢献したい!
――本日はよろしくお願いします!
早速ですが、鳥居さんの入社経緯について教えてください!
鳥居:就職活動で「自分がどんなときに嬉しいと感じるのか」を考えたときに、私は自分自身の成功より、誰かの喜びに貢献できた瞬間に嬉しさを感じることが分かり、人材業界に興味を持つようになりました。
――詳しくお聞きしたいです!
鳥居:自己分析をしていた際に、アルバイトで私が指導していた後輩が、上手く仕事ができて喜んでいる姿を見た瞬間に嬉しい気持ちになったことを思い出したんです。
また、人と会話することも好きだったので、コミュニケーションが多くとれて、人の幸せや喜びに貢献できるような仕事が向いているのではないかと考えました。
――アルバイトでの経験から人材業界が自分に向いていると考えたのですね!
その中でMRTに興味をもった理由はなんだったのでしょうか?
鳥居:私は企業を選択する上で、「だれと働くか?」をとても重要視していて、この会社の方々なら楽しく、やりがいをもって働けると思ったからです。
――社員の人柄に惹かれたのですね!
鳥居:面接を通して、MRTの社員とお話しする機会があったのですが、仕事のやりがいや大変なことなどを包み隠さず教えてくださったんです。
鳥居:また、将来のビジョンや仕事への価値観など、一人の人間としてしっかりと私に向き合ってくれたのがMRTだったんです。この面接を通して、「MRTの社員と働きたい」と思いました!
――現場社員とお話する機会があったからこそ、MRTで働く方たちに魅力を感じたんですね!
「だれと働くか」を大事に!
――ちなみに、企業選択で「誰と働くか」を重要視している背景がありましたら教えていただきたいです!
鳥居:大学時代にホテルの宴会場でアルバイトをしていた経験からですね。
――詳しく教えてください!
鳥居:このアルバイト先はとても厳しく、大きな声で怒鳴られることは日常茶飯事でした。せっかく入ってきてくれた方も、すぐ辞めてしまうことが多かったんです。
――そうだったんですね…!
鳥居:しかし、そのような厳しい環境でも、同期のメンバーとお互いに良い関係性を築きながら業務ができていたので仕事が楽しく感じるようになりました。
――信頼関係を築くと仕事が楽しくなると気づいたんですね。
鳥居:そうですね。この経験から、どんな仕事をするのかはもちろん重要ですが、それ以上に、「一緒に働きたいと思える人たちと仕事ができるかどうか?」が私にとって大事なことだと気づいたんですよね。
――厳しいアルバイトの経験が、鳥居さんの就活をしていく上で大きな軸になったんですね!
求職者と育児相談も!? 鳥居さんが社内外で感じたやりがいとは?
――次に、入社当初は医師紹介事業部でお仕事をされていたとお聞きしたのですが、そこでどのようなことをされていたのか教えてください!
鳥居:医師と医療機関のマッチングを行っていました。
――詳しく教えてください!
鳥居:アルバイト先を探している医師と、人材を探している医療機関双方の希望をお伺いし、お互いのニーズがマッチするようにサポートをしていました。
――求職者に向けて、その人に合う環境を提供されているんですね。
鳥居:そうですね。また、紹介して終わりではなく、入社後も定期的にご連絡をして、アフターフォローまで行っています!
――入社前でなく、入社後の支援まで一貫して行っているのですね!
その中で、鳥居さんがやりがいを感じたことがあれば教えていただきたいです!
鳥居:やりがいを感じた出来事は2つあります。
1つ目は、求職者にプライベートな相談を持ちかけられたときです。今までは、仕事の話をするだけでしたが、突然「子供が反抗期で口を聞いてくれないんだけど、どうしたらいいかな?」と相談されました。
――そんなことがあったんですね!
鳥居:私は仕事で関わる方や求職者と、プライベートな話をすることはハードルが高いことだと思っていたんです。しかし、それができると言うことは、求職者の方と良い信頼関係が築けた証だと思うので、大きくやりがいを感じた瞬間でした。
――信頼関係が築けたのは嬉しいことですね!
では、2つ目もお伺いしていいですか?
鳥居:2つ目は、仕事仲間に貢献できたときですね。この仕事は、求職者に対して、営業から求人の条件の提案までを1人で一貫して行うんです。そのため、他の担当者がどんな求職者と関わっているかはわからないんです。
――そうなんですね。
鳥居:そこで、私は自分以外のメンバーがどんな求職者を抱えているのかも把握して、その人に合う求人があったら、他のメンバーにも提案するようにしていました。
――他のメンバーの状況も把握しているのはすごいです!
鳥居:その結果、すぐに他のメンバーが抱えている求職者の就職先が決まったりして、「良く見てたね!ありがとう」と声をかけられたときに、一緒に働くメンバーの力になれたんだと、大変嬉しく感じました
――素敵です!
自分の頑張りがメンバーに貢献できたことが嬉しかったのですね!
入社して待ち受けていた試練
――逆に鳥居さんが入社して大変に感じたことはありましたか?
鳥居:医療機関と求職者との間でトラブルを解決する必要があったときです。まだ新卒で入社して半年たった頃に起きたことなのですが、私が紹介した求職者が入社される前に、「私の求める条件が契約に含まれていない」というご指摘をいただいたんです。
――そうだったんですね…!
鳥居:私と求職者で話していた条件と、医療機関と求職者が話していた条件面に「ズレ」があったんです。そのため、双方の意見を仲介役として状況確認からお互いに納得いくような条件をすり合わせていくことがとても大変でした。
――仲介役として折り合いを付けるのは難しそうです…!
折り合いをつける中で、鳥居さんが意識して取り組まれたことはありましたか?
鳥居:意識していたことは2つありました。1つ目は、まず相手の意見をしっかり聞くことです。お互い意見が食い違うから、トラブルが起きていると思うので、直接聞いた内容をそのまま伝えるのではなく、自分の中で双方の意見や客観的な事実を整理した上で話し合いをしていました。
――お互いの論点はどこなのか間違わないために聞き役に徹したんですね!
次に2つ目もお聞かせください!
鳥居:2つ目は相手に対して決めつけた言い方をしないことです。先入観を持って会話を進めてしまうと、客観的に状況を判断することが出来なくなってしまうので、余計な先入観は持たずフラットに物事を考えるようにしていました。
――なるほど!
鳥居:新卒入社後すぐの出来事だったので、人と人のあいだに立つ人材紹介ならではの難しさを感じました。
ーーかなり大変だったと思うのですが、どのように乗り越えたのでしょうか?
鳥居:同僚や先輩方のアドバイスに助けられました。
―― 一緒に乗り越えようとしてくれた仲間がいたんですね!
具体的にどのようなアドバイスをいただいたのですか?
鳥居:トラブルが起きてしまったことに焦りを感じ、双方の話を聞くだけになってしまって全然前にすすまなかった際に、「状況をヒアリングするだけではなく、相手はどうして欲しいのかをヒアリングしよう」とアドバイスをもらいました。そのおかげで双方が求める着地点を見極めることができ、解決できました!
――仲間の協力や相手の意見を尊重することが大切だと学んだのですね!
ついに憧れの採用担当へ挑戦!
――次に、医師紹介事業部から現在の人事部へ異動された経緯を教えてください!
鳥居:最初は上司から声をかけられたことがきっかけでした。しかし、私は入社前から採用担当の仕事をしてみたいと思っていて、上司との面談でも「いつか採用の仕事にチャレンジしてみたい!」と伝えていました。
――前からやりたいと思っていたことが叶ったわけですね!
どうして採用担当をしたいと思っていたのですか?
鳥居:採用担当に憧れを抱いていたからです。採用担当は企業のイメージに直結していて、求職者にとって初めに会う人という印象があります。私もそんな重要なポジションに立ってお仕事をしてみたいと思ったんです。
――憧れていたことが現実になるのはすごいことですね!
実際に採用担当としてやっていく中で、どんなやりがいを感じましたか?
鳥居:実際に採用した方が、入社後に活躍していると知ったときですね。採用担当は面接などを通して、自社に適正があると感じた人を採用しているので、その人たちが活躍していることを耳にしたときや、楽しそうに働いている姿を目にしたときに大きなやりがいを感じますね!
――自分が採用した人が活躍してくれることはとても嬉しいことですね!
ちなみに、どのようなところを見て適正を判断されているのですか?
鳥居:新卒の場合だと、その方が本当にMRTに入社して楽しく働いていけるかどうかを見ています。そして、面接を通して本人のお考えとMRTがマッチしていない場合は、隠さずお伝えします。自己分析が足りないなと感じた際には、そのまま自己分析を一緒に行ったこともありましたね。
――就活のサポートまで行っているんですね!
鳥居:実は私自身もMRTの面接の際に、就活のサポートをしてもらったことがあるんです!その際に本気で私の将来について向き合ってくださったので、私も本気で就活生に対して向き合うようにしています。
――本気で向き合える仕事はとても素敵ですね!
「自社をもっと知ってほしい!」〜MRTの魅力とは?〜
――鳥居さんの将来の目標などはありますか?
鳥居:長期的な目標として、MRT単体で採用活動ができるくらいに知名度を上げることです!現状は他社の就活サイトなどを使って採用活動をしていますが、将来は他の媒体を使わなくとも採用活動ができるくらいに、MRTをより多くの人に知ってもらえる状態にしたいと思っています!
――そうなんですね!
その目標を叶えるために、何か取り組んでいることなどはありますか?
鳥居:2つあります。1つ目は一緒に会社を大きくしていけるような人材をさらに採用していくことです。MRT単体で採用活動をするためには、もっと知名度が必要で、今よりも会社を大きくし、業界のシェアを広げることが最優先だと思っています。
――たしかに会社を大きくするには、採用に力を入れることが大事ですよね。
ちなみに、MRTではどのような人材を求めているのですか?
鳥居:「相手に寄り添うことができる人」や「相手の立場に立って物事を考えられる人」、「相手の成功や喜びが自分の喜びにつながるような人」を求めています!
――なるほど!
どれも内面を重視しているようなものですね!
鳥居:そうですね。経験やスキルは重要ではありますが、なによりも人柄を一番重要視しています。顧客一人ひとりに寄り添っていくことが会社の信頼に繋がりますし、会社の規模拡大にも影響すると思っているので、相手のことを常に考えられる人はぜひ弊社に来て欲しいですね!
――MRTの「人」を大事にする文化がとても伝わってきます!
2つ目もお聞かせください!
鳥居:2つ目は、採用広報に力を入れることです。インスタグラムやTikTokなどの各種SNSを活用することで、より多くの人にMRTという会社を少しでも知ってもらいたいと思っています!
――会社の知名度を上げるために様々なことに取り組もうとしていらっしゃるんですね!
自分の可能性は無限大
――最後に学生へ対してメッセージをお願いします!
鳥居:自分の思い込みで就職活動をしてしまうのではなく、いろんな会社を見たうえで入社先を決めて欲しいです!
――なるほど!
鳥居:私自身、就活を始めた頃は、業界を絞って就活をしていたことがあったんですね。当時は航空業界を志望していたのですが、MRTで働いてみて思ったことは、業界を絞って就活することは、自分の可能性を狭めているなと感じたんですよね。
鳥居:この経験から自分の可能性を狭めるのではなく、広い視野を持つことが重要だと思ったんです。ですので、今後就活をする学生さんは先入観を持たずに視野を広くして、就活をしてほしいと思っています。
――視野を広げることが大切なのですね。
鳥居:他にも魅力的な業界や会社はたくさんあると思うので、これから企業をみていく方たちには視野を狭めずに、いろんな企業を見て、その企業のいいところを見つけて、本当に自分にあった企業を見つけてほしいと心から思っています!頑張ってください!
――素敵なメッセージをありがとうございます!
本日は貴重なお時間ありがとうございました!
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ライター:薮内健大