「いろんなことに挑戦できるチャンスがある！」
〜ジェイックの魅力に迫る！～
株式会社ジェイックの伏見卓真（ふしみ たくま）さんに取材して参りました。伏見さんの「生き生きと働ける人を増やしたい」という想いとジェイックでのチャレンジを深堀しながらジェイックの魅力をお伝えします！
プロフィール
伏見 卓真（ふしみ たくま）様
北海道帯広市出身。高校卒業後、上京し、立教大学に進学。新卒で株式会社ジェイックに入社し、法人営業を1年、キャリアアドバイザーを2年経験。現在は人事の新卒採用責任者と研修講師を担当。
ジェイックは「環境」と「人」に魅力がある！
ーージェイックに入社を決めるまでの経緯を教えてください！
伏見：就職活動中は人や組織、チームに成長を与えたいと思い、人材業界などを主に見ていました。
ーーそうだったんですね！
そう思ったきっかけを教えてください！
伏見：きっかけは大学3年生の時に、大学のリーダーシップ開発プログラムの一環として20人規模のクラスを持って授業をしたことです。何回か授業を行っていたのですが、回を追うごとにクラスの雰囲気が良くなりました。学生が成長したと感じ、とても嬉しかったんです。この経験から人や組織、チームの成長に関わりたいと思うようになりました。
ーーなるほど！
人材業界の企業の中でジェイックを選んだ理由は何だったのでしょうか？
伏見：「環境」と「人」に魅力を感じたからです。
ーーそれぞれ詳しくお聞きしたいです！
まず、どんな「環境」に魅力を感じたのですか？
伏見：自分がやりたいと思ったことに対して何でもチャレンジさせてもらえる機会があるところに魅力を感じました。説明会や選考を通してジェイックにはいろんなことに責任を持って取り組める環境があると感じました。そこでたくさんの成功と失敗を経験することで自分自身も成長できると思ったんです。
ーーなるほど！
責任をもって挑戦できる環境に魅力を感じたんですね！
伏見：他にも経営者や学生、フリーターなど様々な立場の人と関われる環境に身を置くことで大きく成長できると感じたんです。様々な人の人生に触れることで自分の視野も広がり、どんな価値観の人と関わっても、受け止められるような大きい器を持つ人間になれると思いました。
ーー人を成長させるだけでなく自分も成長できる、そんな環境がジェイックにはあるということですね！
ちなみに「人」にも魅力を感じたとのことですが、ジェイックにはどんな方がいるのですか？
伏見：情熱的な人が多いです。ジェイックでは全社員が自分のミッションとそれに紐づくストーリーや想いを持っています。選考を通して、社員の方々のミッションを聞いていく中でこの人みたいに熱い想いをもって働きたいと感じたんです。
ーーそうなんですね！全社員が自分のミッションを持っているなんてすごいです！
「誰もが自分自身の言葉で自分の心を伝えられる世界を作る」
ーーちなみに伏見さんはどんなミッションを掲げているのですか？
伏見：「誰もが自分自身の言葉で自分の心を伝えられる世界を作る」というミッションを掲げています。
ーーこのようなミッションを掲げたきっかけを知りたいです！
伏見：大学3年生のゼミでの経験がこのミッションにつながっているんです。私はゼミ長をしていたのですが、ある日副ゼミ長や他のメンバーから「壁を感じる」と言われたんです。自分の中ではそんなつもりではなかったのですごくショックでした。
ーーそのように言われるとショックですね。
伏見：ただ、思い当たることがありました。振り返ってみると自分の本心や弱音を見せないような関わり方を選択していたんです。
ーー詳しくお聞きしてもよろしいですか？
伏見：小学生の時に回答欄を間違えて漢字のテストで0点を取ってしまったことがあるんです。親にはとても怒られて、そのテストをリビングに貼られてしまいました。
ーーそんなことがあったのですね。
伏見：想えばその時から「完璧じゃないと認めてもらえない」と考えて、人の前では良いところだけを見せ、苦手なことや弱みは見せないように振る舞って生きてきたのだと気づいたんです。
ーーそんな過去があったのですね。
伏見：そのことに気づいてからは自分自身に大きな変化がありました。
ーーどんな変化があったのですか？
伏見：弱い部分もダサい部分も全て受け入れて、何でもオープンに話せるようになりました。つまり自分の弱みも本音もすべて話すようになったんです。さらに、自分や他人の心や気持ちを理解できるようになってきました。この経験は私の中で人生が大きく前に進んだタイミングでしたね。
ーーそうだったんですね！
伏見：このような経験をしてきたからこそ、「自分の心を言葉で表現していけるような人を増やしたい」と思ったんです。
ーーご自身の経験が、今の伏見さんのミッションにつながってくるのですね！
「選択したなら責任を持て」営業での苦労からの成長
ーー入社してからどのような業務を経験しましたか？
伏見：まず法人営業をしました。具体的には企業の経営者に向けて、弊社で研修をした求職者を中途で採用していただけないかという提案をしていました。
ーーなぜ法人営業をしようと思ったのですか？
伏見：法人営業は企業や世の中を一番知ることができる仕事だと思ったからです。どの仕事をするにしても企業や世の中を知らないといけないと思ったので法人営業はピッタリな仕事だと思っていました。
ーー実際やってみてどうでしたか？
伏見：はじめは思うように成果が出なかったり、上司との関係が悪くなってしまうことがありました。
ーーなぜ成果が出なかったのかお聞きしてもいいですか？
伏見：成果が出ない原因はお客様に対して中途半端な向き合い方をしてしまっていたことだと思います。例えば、お客様の話によくわからないことがあっても、できないと思われたくないというプライドから分かったふりをしてしまっていました。お客様からしたら正直に話してくれるほうが信頼できますよね。
ーー確かにそうですね。お客様は伏見さんがよくわかっていなかったことに気づいたのかもしれませんね。
伏見：そうだと思います。
ーーそんな状況からどう成果を上げていったのか気になります！
伏見：お客様のことを本気で考えた決断ができるようになったことが成果につながっていると思います。わからないことや自分の考えをきちんとお客様に伝えたことで、信頼してもらえるようになったんです。
ーーそうなんですね！
伏見：信頼を得ることができるようになってから徐々に成果も出てきました。
ーー伏見さんの決断がお客様の信頼や成果につながってきたんですね！
ーーちなみに上司の方との関係は成果が原因で悪くなってしまったのですか？
伏見：そうですね。成果が出ていない時期の私は上司の考えやアドバイスに納得ができず、上司に対して不満を持ってしまっていました。その上、私の成果が出ていないのは上司のせいだと思っていたんです。
ーーそんなことがあったのですね…。
伏見：当時はお客様だけでなく上司に対してもちゃんと向き合えていませんでした。
ーーどのように向き合っていったのか気になります！
伏見：大学時代の先生に会う機会があり、そこで言われたアドバイスがきっかけで上司と向き合うようになりました。大学の先生からは「上司の指示に従うのも従わないのも伏見さんが選択したことだよね。だったら責任を持たなきゃ」と言われました。
ーーそうだったんですね！
伏見：そのアドバイスをもらってから向き合うために、上司と意見を伝え合いました。その結果、上司が考えていたことを理解できるようになりました。そして、私のために指示をしてくれていたということがわかったんです。
ーー上司の方も伏見さんに全力で向き合ってくれたんですね！
伏見：そうなんです。最後まで私に向き合ってくれて本当に感謝しています。
思ったことを伝えることで人の人生を良い方向へ
ーー他に自分の意見を伝えて向き合った出来事はありますか？
伏見：いろいろあるのですが、営業の一環として求職者との面談をしたときの出来事が印象に残っています。
ーー詳しくお聞きしたいです！
伏見：その方は研修もまじめに受けており、よく頑張っていました。研修内ではリーダーシップも発揮しておりとても助かりました。
伏見：ただ、なんとなくすっきりしてなさそうだと感じたんです。私には言葉に張りがなく表情が曇っているように見えました。
ーーそうだったんですね。
伏見：それを面談で「○○さんはどこか孤独を感じているように見える」と本人に伝えてみたんです。
ーー伏見さんの感じたことを伝えてみたんですね！
伏見：伝えると、その人は号泣して就職するうえで悩んでいたことなど心の内を明かしてくれました。
これまで抱えてきた気持ちやずっと吐き出せなかった感情をすべて吐き出してくれたんです。
ーーその後はどうなったのですか？
伏見：吐き出した後は非常にすっきりしているように見えました。本人は「今までついていた蓋が外れて軽くなった感じがした」と言っていましたね。翌日は明るい表情で面接会に臨んでいました。
ーーそうだったんですね！
伏見：最終的には第一志望の会社から内定をもらい就職先が決定しました。入社後も頑張り続けているそうです。
ーーよかったですね！
伏見さんの感じたことを伝えたことでその方の人生をより良い方向に変えた出来事ですね！
伏見：本当に改めて人の将来に大きく影響する仕事をしているのだと感じました。私が関わって、心の状態を発散してもらい、それをちゃんと私が受け止められたということはかなり大きなことだったのではないかと感じています。
ーー人の将来に関わることができるのもこの仕事の魅力なんですね！
キャリアアドバイザーでのやりがいとは！？
ーー営業をご経験後、キャリアアドバイザー*になったとお聞きしたのですが、なぜキャリアアドバイザーになったのですか？
※キャリアアドバイザー：転職者に対して転職成功までの様々なサポート業務を行う仕事。
伏見：もともと入社してから人の成長に関わりたいと思っていたことと、上司から声をかけてもらったことが決め手でした。
ーーそうだったんですね！
キャリアアドバイザーをして、やりがいを感じたことはありますか？
伏見：難易度の高い仕事を自分に任せてもらえたときは本当にやりがいを感じました！
ーー詳しくお聞きしたいです！
伏見：入社して、3年目だったのですが札幌での就職支援の立ち上げを任せていただいたんです。
ーー凄いですね！
伏見：入社して3年目の自分に立ち上げという大きな仕事を任せてもらえることが本当に嬉しかったですね。
ーー若いうちから責任を持ってチャレンジさせてもらえるんですね！
具体的にはどのようなことにやりがいを感じましたか？
伏見：1から支社を作っていくような経験ができたことがやりがいに感じました。札幌の就職支援チームで連携をとって求職者の方をどう支援するか話し合いました。その中で重要な役割に携われたことは自分自身の本当に大きな経験だったと思います。
ーー立ち上げのような経験をされたのですね！
その業務の中で大変だったことは何ですか？
伏見：自分で1から考えていくことが大変でした。とにかく先輩に相談に乗ってもらったり、自分なりに札幌の人と東京の人の違いについて分析したりしました。相談した時は的確にアドバイスをしてもらったりしたので、本当に助かりました。
ーー相談しながら乗り越えていったのですね！
伏見：やはり大きな仕事だったのでその分責任も大きかったのですが、やりがいも大きいです！
ーー確かにやりがいも大きいですね！
他にもやりがいを感じたことはありますか？
伏見：自分の仕事が誰かの役に立っているのを感じたときはとてもやりがいを感じます。面談をして求職者から涙を流して「頑張ります！」と言われたり、研修受け終わった求職者から「面談があって本当に良かったです！」とLINEしてもらった時は本当に嬉しいです。このようにたくさんの嬉しい瞬間に出会えるのはこれ以上ないジェイックならではのやりがいだと思います。
ーーそういう言葉をもらえると嬉しいですね！
最高人事責任者へのチャレンジ
ーーキャリアアドバイザーで様々な経験をされてきたと思いますが、なぜ人事になろうと思ったのでしょうか？
伏見：キャリアアドバイザーを経験して、一緒に働くメンバーが成長する姿や楽しそうに働く姿を見るのがすごく楽しくて嬉しいことに気づき、人事をやってみたいと考える様になりました
ーーそうだったんですね！今後の人事としての目標を教えてください！
伏見：将来的にはジェイックグループの最高人事責任者になりたいと考えています。
ーージェイックグループの最高人事責任者ですか？
伏見：そうです。これからの会社の拡大に向けて、社長よりも組織や人材戦略の専門的な知識を持って人事の側面から会社の力になりたいと思っています。
ーー会社における人事のスペシャリストですね！なぜ最高人事責任者になりたいと思ったのですか？
伏見：営業やキャリアアドバイザーの経験から、新しい事業を立ち上げることは楽しいと感じたんです。なので経営と人事の両方で活躍できる最高人事責任者にチャレンジしていきたいと考えました。
ーー経営と人事の両方の仕事ができるのが最高人事責任者だと思ったんですね！
伏見：しかし現段階ではなれないと思っています。理由としては現場での経験が3年しかないからです。そのため一度現場に戻り、経営やビジネスの知識を学びたいと思っています。そして得た経営の知識を使って、人事面を強くしていけるような人材になりたいです。
ーーそうなんですね！これからのキャリアビジョンが明確で凄いです！
リーダシップ教育に携わりたい！
ーー伏見さん自身の今後のビジョンなどはあるのでしょうか？
伏見：大学の講師としてリーダーシップ教育に携わりたいと思っています。私が大学で受けたリーダーシップ教育は社長やビジネスマンが講師をやっていました。そこで学んだことが非常に多かったので、これからは自分が学んできたことを学生に伝えたいと思っています。
ーー大学での教育に講師として携わってみたいということですね！このビジョンに向けて現在取り組んでいることはありますか？
伏見：現在は人事と並行して研修講師も担当しています。具体的には企業の新入社員研修や内定者研修の講師をしています。大学でのリーダーシップの教育での先生の経験から、やってみたいという思いがあり、1年目からずっと「研修の講師をやらせてください！」とお願いしていたんです。
ーーそうだったんですね！
伏見：それが認めてもらえて、思ったよりも早い段階からチャンスがもらえたんです！
ーー凄いですね！
伏見：自分がやりたいと思ったことに挑戦できることがジェイックでの魅力だと感じました！
「正しい選択より楽しい選択を」好奇心をもって就活しよう！
ーー最後に、学生にメッセージをお願いします！
伏見：「正しい選択より楽しい選択を」ということを伝えたいです。就職活動をやっていると自分軸ではない他者軸から見た正しさに行ってしまうことが結構あると思います。その原因としては「どの企業に行くのが正解なんだろう？」と正しいことを求めたり、その正しい基準が結局、親や友達、社会的に見てどのように思われるか？という感じで判断してしまうからです。
ーー確かに周りを見て判断してしまうかもしれませんね。
伏見：それをすべて否定するわけではありませんが、せっかくの自分の人生・キャリアなので自分軸で考えてみるのはどうでしょうか。今の時代、1回選択を間違っても、いくらでもやり直せる世の中だと思っています。なので周りから見た正しさではなく自分が感じた楽しさやわくわく、好奇心に純粋に従って就職活動するのが大事だと思っています！
ーーとても心に響きました！
素敵なメッセージ、ありがとうございます！
事業概要：
JAICは「採用」と「教育」で、社会を変えていく会社。第二新卒やフリーターなどの人材を、育成した後に企業に紹介するハイブリッド型サービス「就職カレッジ®」、大学連携型就職サービス「新卒カレッジ」と、実績あるメソッドをベースとした教育研修サービスを事業の柱に展開している。
2020年には、人材領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業を表彰する『日本HRチャレンジ賞』においてイノベーション賞を受賞。業界内外から高い評価を得ている。
事業内容：
・新卒採用サービス
新卒ダイレクトリクルーティング 新卒紹介、採用イベント
・中途採用サービス
20代を中心とした若手人材紹介サービス
・適性検査
応募者の本質を見極める適性検査/能力検査
・教育研修（階層別）
必要な意識やスキルを身に付ける講師派遣型の集合研修
・教育研修（スキル別）
マインド～スキルまでテーマやスキル別の集合研修
・公開研修・セミナー
１名から参加可能な教育研修プログラム
・Kakedas
キャリア面談 プラットフォーム
・大学支援
大学のキャリア教育/就職支援プログラム
・就職支援サービス
個人向け 就職/転職支援サービス
ミッション：
企業のホームドクター、人材のメンターとなり、
人と組織の限りない可能性に貢献し続づける。
インタビュアー：市野真歩
ライター：市野真歩