仕組みづくりで社会の底上げを!
〜行動力と好奇心の塊、武井さんの思考に迫る!~
今回は、インターゾーンで活躍されている武井さんにインタビューしてきました!インターゾーンと自らの法人を兼業し、常に成長を追い求める。そんな行動力の高い武井さんの原動力や今後の展望に迫ります!
プロフィール
武井優さん
新卒で株式会社インターゾーンに入社。管理部とDX事業部のリーダーとして幅広い業務に携わっている。2017年に個人事業主として開業し、2022年に法人を設立。インターゾーンと兼業しながら様々な経験を積み、自身のキャリアの幅を広げている。
入行直前にインターゾーンへ変更!?
ーー本日はよろしくお願いします。
はじめに、武井さんがインターゾーンに入社した経緯について教えてください。
武井:私は元々地元の地方銀行に就職する予定でして、就活も終わって何かアルバイトをやろうと思った私はコールセンターのスタッフをやることにしたんです。その会社こそがインターゾーンというわけです。
ーーなるほど!ということは、既に決まっていた就職先を変えてまでインターゾーンに入社されたのですね。
武井:はい。入行の2週間前に内定辞退の連絡を入れたので、申し訳ないことをしたと思っています(笑)
ーーそうなんですね(笑)そこまでしてインターゾーンに入られた理由が気になります!
武井:代表から声をかけていただいたのが入社を決めた大きな理由になります。ご飯に連れて行ってくださったことも何度かあり、話を重ねた結果インターゾーンで働くことを決めました。
ーー直接スカウトを受けたんですね!
武井:そうなんです。当時付けていた日報の残し方が代表の目に止まり、面白いと思ってもらえたらしいです。そこでは、よりよくするための気づきや取り組みを書き残していました。
ーーなるほど!具体的にはどのような書き残しをされていたんですか?
武井:例えば、当時CTI*の仕組みがなく、電話をかけるのに画面を見ながら電話のダイヤルを打つという作業があったので、コールの件数を増やし生産性を上げるため、効率の良い電卓の打ち方をパワーポイントにまとめて書いたりしていました。
※CTI(Computer Telephony Integration):電話とコンピューターを連携させるシステム
ーーアルバイトの取り組みとは思えないです(笑)
武井:そんなに難しいことは考えていなくて、目の前のことを楽しんで出来たらいいというスタンスで取り組んだ結果だと思っています。
ーー仕事に対して楽しもうと思えるのはいいですね。
武井:仕事に限らずなんですけど、私は何か1つの物事をやっていると楽しくなってくる感覚があるんです。その中でどうしたらもっと楽しめるかを考えて、よりよくなる方法を追い求めていました。
ーー物事を楽しむための好奇心から生まれた発想力や行動力を代表に買われ、インターゾーンに入社したのですね!
マイペースに、楽しんで。
ーーそんな経緯で入られたインターゾーンですが、現在取り組まれている業務内容について教えてください!
武井:現在は管理部とDX*事業部に所属しています。管理部では会計から労務管理、法務、そして情報セキュリティまで幅広く従事しており、DX事業部ではリーダーとしてデータの活用・管理を行っています。
*DX(Digital Transformation) デジタル技術を活用し、社会や生活をより良い形に変えていくこと
ーー業務内容が多岐に渡っていますね。DX事業部のリーダーにはどのような経緯でなられたのですか?
武井:この部署は新しくできたばかりの部署なんです。入社時から続けていた管理部の業務の中でデータの活用を行っていたところ、一定の成果が出てきたため独立した部門を作ることになり、そのまま私がリーダーを務めています。
ーー新たな部署を作りチームを率いているのですね!
ということは今が1番忙しくて大変な時期なんでしょうか?
武井:1番大変だった時期でいうと入社時は非常に苦労しましたね。
ーー入社時なんですね!
武井:はい。私が入社して最初に配属されたのが管理部だったのですが、幅広い業務をこなす必要があり、慣れるまでが大変でした。
ーー入社してすぐに責任の大きい仕事を任されたんですね!
武井:分からないことも多かったので、早く業務内容を覚えるために自分から積極的に調べるようにしていました。当時はとても大変でしたが、その分成長することができたので良い経験になったと思っています。
ーー大変な中でもやり遂げられたのはすばらしいです!
武井:いえいえ、当時は余裕がなくてとにかく必死でしたから(笑)ただ、自分の仕事は何としてでもやり遂げようという強い気概を持って取り組んだので、なんとか乗り越えることができました。
ーー武井さんは責任感が強いのですね!
武井:そうですね。やはり管理業務である以上真面目な人でないと務まらないと思います。今では法人も持っているというのもあり、責任を持って日々の業務に取り組んでいます。
ーー法人を持たれているんですね!後ほど詳しく聞かせてください!
ーーインターゾーンで働いて長い時が経ちますが、武井さんが業務に取り組む上で意識されていることはありますか?
武井:単純に仕事を楽しむ姿勢は昔から変わってないですね。それからマイペースを保つことも意識しています。仕事に限らず物事を楽しめていないと長続きしないですし、一過性のもので終わってしまうと思っています。マイペースについては、頑張りすぎず、頑張らなさすぎず、丁度いいくらいが一番いいと思っています。
ーーそう考えるようになったきっかけはありますか?
武井:私はサッカーをずっと続けていて、それが自分のすべてのベースになっているんです。上手くなるために自分で目標を立てて努力していたのですが、その過程自体を楽しんでいました。
ーー努力の過程を楽しめるのはすごいですね。
武井:単純に分からないことが分かっていく、できないことができるようになっていくのが楽しいと思えるんです。さらにどうやったら物事を楽しめるかを考えて工夫していました。
ーー好奇心が武井さんの行動の原動力となっているんですね!
武井:そうですね。好奇心が切れると気持ちが落ちてきてしまうので、物事を楽しみ続けるためにもうまく好奇心を維持させるようにしています。
ーーそうなんですね!それがマイペースを保つことに繋がっているのですか?
武井:はい。気持ちの浮き沈みを抑えるようにしています。高校の時に怪我をしてサッカーを辞めてしまった時に、気持ちが沈んで憂鬱な気分になってしまったことがあったんです。そんな経験が何度かあり、心の持ち方が大事だなと思ったので常に気持ちの波を一定に保つことを心がけています。
ーー長い間続けてきたサッカーが今の武井さんの原点になっているんですね!
個人事業主から法人設立を経て自分だけの強みを
ーー先ほど法人を持たれているとおっしゃられていましたが、インターゾーンとは別に会社を持たれているということですか?
武井:はい。インターゾーンとは別に個人事業主として活動した後、法人を設立しました。そこでは中小企業の情報を整理したり業務改善のお手伝いをしています。
ーーインターゾーンでの業務内容と重なる部分がありますね。
武井:そうですね。バックオフィスでやっていた仕事という意味では似たような仕事ですね。
ーーどのような経緯で法人を持つに至ったのかが気になります!
武井:2017年末に個人事業主として開業しまして、最初は下北沢にある美容室のバックオフィスの構築を副業として始めました。インターゾーンで働くかたわら多くの仕事を経験した後、2022年3月に法人を設立しました。
ーー最初は個人事業主として活動されていたんですね!
武井:そうですね。中には代表の奥様の税理士事務所のペーパーレス化のお手伝いをしたこともありました。
ーーそんなことまで経験されたんですね!多くの経験を積める反面、インターゾーンとの兼業は難しいのではないですか?
武井:そうですね。インターゾーンで働きながらなので時間的な制約もありますし、全て1人でやるという責任もあるので大変ですね。
ーーそんな大変な思いをされてまで兼業しようと思った理由が知りたいです!
武井:それはバックオフィスとしての実務経験に加えてもう1つの強みを作りたかったからです。
ーーもう1つの強みとは何ですか?
武井:IT、デジタル、DXなどのクラウド*のツールを活用した業務改善の力です。
※クラウド:「クラウドコンピューティング(Cloud Computing)」を略した呼び方で、データやアプリケーション等のコンピューター資源をネットワーク経由で利用する仕組み
ーーもう1つの強みを作り出そうと思った理由をお聞きしたいです!
武井:インターゾーンで培った幅広い実務経験は私の強みとして持っていたのですが、それだけでは弁護士や税理士などの専門的な資格をもった人に勝てないと私は考えたため、もう1つの自分の強みとして、クラウドを使った業務改善の力を手に入れたんです。
ーーなるほど!個人事業主と法人としての経験が武井さんだけの揺るぎない強みを生み出したのですね!
武井:はい。そしてこの強みを自分の法人やインターゾーンに活かしています。
ーー自分の強みを作るために起業した勇気と行動力が素晴らしいです!
群馬という地で、仲間と共に往く
ーーこれまでお話を聞いてきて、代表は武井さんの人生においてとても大きな存在だと思いました。
武井:そうですね。代表の鏡山が声をかけてくれなかったらインターゾーンに入ってなかったですし、税理士事務所でお仕事をさせてもらったことも含めて代表のもとで大きく成長できました。
ーー入社したきっかけが直々に声をかけてくれたとのことだったのでお二人の距離は近いんですか?
武井:そうですね。入社してから1番近い距離で仕事をしてきましたし、相談にも乗ってくれました。また、副業を始めることを含めわがままを心広く受け入れてくれたこともあり、お世話になったので1番感謝しています。
ーーいい代表ですね!他に感謝している方はいますか?
武井:副業を始めた点でいうと、それまでより勤務日数が減った中でもフォローしてもらった同じ管理部の方々やもっと広くインターゾーンのみんなにも迷惑をかけてしまったと同時に感謝をしています。
ーーそんなインターゾーンで働く社員さんはどんな人が多いのかが気になります!
武井:前向きな人が多くて、変化に柔軟に対応できる人が多い印象を受けます。なので、よりよくするために変化できる組織であると思っています。
ーーそんな人が多いと会社としても成長の展望が見えやすいですね。
武井:そうですね。また、理念手帳というものがありまして、これを元に会社や考え方の方向性を揃えているので、働きやすいと感じています。
ーーみんなが同じ方向を見ながら共に歩んでいるのですね!
ーーでは武井さんが考えるそんなインターゾーンの魅力を教えてください!
武井:本社が群馬にありながらお客様が全国各地にいるという点が特徴だと思っています。「県外からの外貨」を沢山稼ぐ群馬県のベンチャー企業という立ち位置が非常に面白いと思いますし、もっと評価されるべきだと感じています。
ーー群馬という場所で全国のお客様と繋がっているのですね!とても興味を惹かれます!
「仕組みづくり」で限界を超える
ーーこれまで様々な経験をされた武井さんが成し遂げたいこととは一体何でしょうか!
武井:私が法人を作るにあたって、「知識を循環させる仕組みを作り、社会を底上げする」ということを存在意義として掲げたので、それを成し遂げたいと思っています。
ーーなるほど!ここでいう「仕組み」とはどのようなものですか?
武井:この「仕組み」が最も重要でして、今までは私自身が動くことで価値を提供していたのですが、裏を返せば私が動かなければ何も生み出せないということに気づきました。これを変えるために仕組みを作り、大きく広げることで個人としての限界を超えたいと思っています。
ーーせっかく良いものがあっても活用できないと意味がないですよね。
武井:そうなんです。特に中小企業の多くはデジタル化、DX化が進んでいないのが現状です。なのでより多くの人に使ってもらうためにも仕組みづくりが非常に重要だと考えています。そういった思いもあって、良いものを広げていくことを自分のミッションとして掲げました。
ーー仕組みづくりの大切さが分かりました!仕組みづくりの先には何があるんでしょうか?
武井:最終的には社会が底上げされれば面白いなと思っています。そして、作った仕組みをインターゾーンとしても推し進めていきたいと考えています。
ーー壮大なビジョンですね!実現するのが楽しみです!
ーーそれでは、最後にこの記事を読んでいる人やこれから社会に出る就活生へ向けて、メッセージをお願いします!
武井:長く続けないと分からないことや、長く続けることで見えてくるものがあると私は思っているので、1つのことを長く続けることを大事にしてほしいです。また今取り組んでいること、目の前のことにどれだけ必死になれるか、楽しめるかが大事だと思っているので、前向きに物事を楽しめる心持ちを持ってほしいです。
ーー武井さんの人生から、物事を楽しみ、続けることの大事さを感じました。
武井さんのように好奇心と行動力を強く持っていこうと思います。本日はありがとうございました!
事業概要:
自動車業界向けクラウドCRM「gNOTE」の開発・運用、コールセンター事業、ウェブマーケティング事業などを展開しています。顧客コンタクトの自動化を進めていくことで 人手を介さないコミュニケーションの構築を進めています。
MISSION:
最高のコミュニケーションを追求することで
活力あふれる社会をつくる。
インタビュアー:佐藤徹
ライター:関優翼