企業紹介 2023.01.16

irodasのトップセールスマンが明かした苦労とマネジメントの極意とは!?

株式会社irodasの岡田大知(おかだ だいち)様に取材をしてまいりました。
入社2年目でトップセールスマンとなり、4人の部下を持って活動されていた岡田さんがirodasに入社した背景と今後の展望をお聞きしてきました!

 

プロフィール

岡田大知 様

京都産業大学を2020年卒業。学生時代はユニクロのアルバイト・就活支援団体の立ち上げを行い、ベンチャー企業に内定をもらいつつもirodasに新卒入社。
内定者期間から事業部へ本配属され、現在もトッププレイヤーとして活躍しながら3名のマネジメントを行う。

 

irodasは、自分の人生をより良くする場所

ーー本日はよろしくお願いいたします!
さっそくですが、irodasの入社の決め手を教えてください!

 

岡田:主に2つあります。
1つ目はビジョンに共感したからです。弊社が運営しているirodas SALON*というサービスのミッションが『いい会社じゃなくて良い人生に出会える場所』*というものだったんですね。

※irodas SALON:
講座・教材・面談で理想のキャリアを描く完全無料のキャリアスクール。このサービスを通して「ここで働きたい!」と本音で思える会社や、納得内定を得るための支援を行っている。
※サービスミッション:
現在は『働くをもっと近くに』というビジョンに変更。

 

岡田:また自分自身はもともと、irodasに入社する前にすごく行きたい会社がありました。たまたまirodasの方と知り合い、色々とご相談に乗ってもらった時に、「自分って全然キャリアのことを考えられてないな」と気づいたんですね。

 

ーーどうしてそのように思われたのですか?

 

岡田:当時、広告代理店から内定をいただいており、そこに入社しようと思っていたんです。「何となく広告かなぁ」という状態だったので、実際に広告業界の働き方などは知りませんでした。そんな時、irodasのメンターの方から広告の働き方を教えていただいたり、「岡田くんだったらこういう働き方の方がいいんじゃない?」と提案してくれたんですね。

 

ーー広告業界の特徴やご自身の性格にあった業界などを教えてもらったのですね!

 

岡田:そのように相談に乗ってくださったおかげで、自分の人生がすごく良くなりました。それと同時に人生においてファーストキャリアはすごく大きな影響を持つと考え、キャリアの選択に関われる仕事をしたいと思ったのがきっかけの1つです。

 

ーーご自身のファーストキャリアを良い方向に変えてもらった経験があるから、そこに携わりたいと思われたのですね!

 

岡田:そして2つ目は、ビジョンを実現するために働いている方が多く、この人たちと一緒に仕事をしたいと思ったからです。

 

ーー実際にそう感じたエピソードをお伺いしたいです!

 

岡田:弊社が行なっているRe:paint !!*というコンテンツに運営として参加していたんですね。そこでメンターの方たちが、就職活動は置いておいて、目の前の学生さんの人生にすごく向き合っていたんです。「あなたにはこういう課題があるから、もっとこうしたほうが良いよ!」と、学生さんに伝えている姿を見て「この人たちと頑張りたい!」と思うようになりました。
※Re:paint!!:
irodasが提供している大学生が20日間をかけて自分と向き合うインターン。

 

ーー本気で人生を変えようと考えている方がたくさんいらっしゃるのですね!

 

『向き合うこと』の意味と大切さを実感した1年目。

ーー入社されてからはどのような業務を行なっていましたか?

 

岡田:主に2つあります。1つ目はirodas SALONで講義や講座を開催するための運営サポートです。2つ目はキャリアアドバイザーとして、irodas SALONを利用してくださっている学生さんとの面談です。

 

ーー業務の中で大変だったことなどはありますか?

 

岡田:実は、一年目の時の営業成績が最下位になってしまって…。
そこが最初の苦労したところでした。

 

ーーそうだったのですね。そこはどのようにして乗り越えたのですか?

 

岡田:当時の上長である安本さん*と、1日1時間ほど面談をして、自分がやるべきことや学生さんに対してどのようなサポートをするべきかをすり合わせていただきました。また、そこで「もっと学生さんに対して誠実になるべき」だと考えました。キャリアカウンセラーとして学生さんの貴重なファーストキャリアのサポートをしているのにも関わらず、自分の知識不足で学生さんの可能性を狭めてしまうことがあります。
※安本和真さん:株式会社irodas 法人営業部責任者。

 

ーー具体的にお聞きしてもよろしいですか?

 

岡田:日本には会社が400万社以上あり、業界も多岐に渡ります。また学生さんはtoBのサービスを展開している会社で働くイメージがしづらいと思うんです。

 

ーー確かにtoCだと身近にありますが、toBのサービスは実際に社会人にならないと出会わないので、イメージできないかもしれないです。

 

岡田:面談している学生さんが、本当はtoBのお仕事が向いていたとしても、私が知らなかったら話せないです。なので、たくさんの知識を得るために、夜遅くまで業界研究やキャリアの作り方、社会人の記事を読みました。

 

ーーたくさん情報収集されたのですね!

 

岡田:その結果、学生さんの相談に対して、的確にアンサーできるようになり翌年にはトップセールスを記録できました!

 

ーー最下位から一位に大逆転されたのですね!

 

岡田:はい!今はその時の実績が評価されて、マネジメント業務をやらせていただいています。

 

ーー素晴らしいですね!
ちなみに、苦労された時期に支えてくださった安本さんに何か伝えたいことはありますか?

 

岡田:キャリアアドバイザーは業界研究はもちろん、学生さん自身が気づいていない価値観を言語化したり、将来像を明確にしてあげる必要があるお仕事です。とても難しいし、わからないことだらけでした。また社会人1年目ということもあり、モチベーションにブレもありました。

 

岡田:そんな中、面談などのサポートをしてくださったおかげで次の年にトップセールスを受賞できたし、マネジメントにシフトチェンジできました。安本さんがいたから、人生が変わったのですごく感謝していますし、今度は自分がメンバーに対して影響を与えられるような存在になりたいと思っています!

 

ーー素敵なメッセージをありがとうございます!

 

苦労した経験から学んだ、マネジメントの方程式とは?

ーートップセールスマンとなり、マネジメントもやることになったと思うのですが、2年目の時はどのような業務を行っていたのですか?

 

岡田:8割がマネジメント業務で、2割がキャリアアドバイザーとして働いていました。

 

ーープレイヤーとマネジメントで、考えることなどのギャップはありましたか?

 

岡田:ギャップはめちゃくちゃありました。
それこそプレイヤーの時は自分のことで手一杯だったので、マネジメントの仕方などが一切わからない状態でした。

 

ーーマネージャーとしてどのようなことが大変だと思われましたか?

 

岡田:結論から言うと、人を動かすのってすごく難しいなと思いました。
irodasにはいろんな人がいて、弊社のビジョンを体現するために働く方や、自身の成長のために働く方など様々です。チームに色んな人たちがいるのでまとめるのがとても難しく、実際私がマネジメントしきれずにチームを解散させてしまったことがありました。

 

ーーそれぞれ違った思いを持たれている方をまとめあげるのは難しいですよね。そこからどのように乗り越えたのですか?

 

岡田:基本的に毎日自分の言動を振り返っていました。
最初のチームでは自分の価値観を押しつけるようなマネジメントだったんです。その結果、解散してしまったので「このままだとダメだ」と思いました。また同時に「自分の影響力って些細なものだな」ということがわかったんです。

 

ーーなるほど。

 

岡田:だから、もっとメンバーに向き合うべきだと考えるようになりましたね。人にはその人の車でいうガソリンがあり、それを見つけることが大事だとわかったんです。チームメンバーをよく知り、それぞれのメンバーに合わせて寄り添ったマネジメントをするようにしていきましたね。

 

ーー1人ひとりに向き合うようにされたのですね!

 

岡田:そのようなおかげもあって、4人のメンバー中3人がマネジメント職に昇進することができました。メンバーに対して寄り添い、個々人のキャリアやモチベーション向上に努めた結果なので、このようなマネジメントでよかったんだなと安堵しましたね。

 

ーーマネジメントのやり方を変えた結果、メンバーの方がすごく成長されたのですね!
普段メンバーと向き合う中でどのようなことを考えていらっしゃいますか?

 

岡田:色々ありますが、1番は自分のチームに来てくれたのだから、人生にプラスの影響を与えたいと思っています。自分自身が安本さんと出会って会社のことが好きになりましたし、会社を大きくしたいと思うようになりました。”なんとなく働く”という状態から、”irodasを拡大させる”という思いで働くようになったので、私がメンバーの人生を好転させるんだという意識でマネジメントをしています!

 

ーー4人のメンバーの中で、岡田さんが影響を与えられたと思う方はいらっしゃいますか?

 

岡田:倉知くんにはすごく影響を与えられたと思います。
彼は中途でirodasに入社したのですが、前職が大きな会社だったのですごく自信を持っていたんです。そのため、入社した時にあまり質問ができず、質問しないから全然スキルが身に付かなかったりしていました。わかりやすく言うと中途の殻を被っていて、最終的に何のためにirodasに来たのか見失っている状態だったんです。

 

ーー自分のできることが少ないと、そうなってしまいますよね。

 

岡田:そんな倉知くんに対して週2回面談の時間を設けて2つのことをしました。
1つ目はirodasに何のために来たのか、最終的にどんな姿になりたいのかを聞きました。純粋に「倉知くんは何をしにirodasに入社したんだ?」ということを一緒に考えていき、倉知くん自身が目指す将来像を見つけることができました。

 

ーー岡田さんが倉知様の将来像を明確にするサポートをしたのですね!

 

岡田:あと「中途の殻に被ったままでいるのか、自分で自分のキャリアを作るのか。どっちを優先したいの?」という話をたくさんしました。質問できない状態を抜け出すために、そのようなことをたくさん話しました。最終的には倉知くんが「自分でキャリアを作っていきたい」と言ってくれました。
この2つをやったおかげで今は一緒のマネジメント職で頑張っています!

 

ーー岡田さんのサポートのおかげで成長することができたのですね!

 

irodasは互いに高め合える場所

ーー今までのお話から、岡田さんの入社の決め手でおっしゃっていた人柄の良さがすごく伝わってきます。

 

岡田:ありがとうございます。確かに、弊社はチーム意識や仲間意識が強い会社だと思いますね。

 

ーーそれは何が要因なのですか?

 

岡田:ビジョンが浸透しているからだと思います。
『1億色を創る』というビジョンは、自分の意志を大切にした上で、自分で自分の人生を幸せにすることをゴールにしていると考えます。そういった価値観に共感している人が多いですし、誰かが悩んでいたらその人の助けになりたいと思う人が多いです。困っている人を助けるという形で、チームや仲間意識の輪が広がっているんじゃないかなと思いますね。

 

ーーなるほど!

 

岡田:また弊社は新卒の方が多いんですね。社員数が70名ほどいますが、6~7割が新卒入社した社員です。よく新卒がカルチャーを作ると言いますが、まさしくその影響を受けていると思います。新卒って無色透明なので、irodasの幸せや人生に向かっていく輪を広げてくカルチャーが浸透しやすい雰囲気なのかなと思いますね!

 

ーーカルチャーがしっかりと浸透しているから、仲間思いな方がたくさんいらっしゃるのですね!そんな素敵な会社の中で感謝している方などはいますか?

 

岡田:マネジメントチームにいる倉知くんにはすごく刺激をもらいましたね。
あと倉知くんに関してはマネジメントがすごく上手だなと思っています。人のことを絶対に否定しないですし、常に寄り添いながらマネジメントをしています。学生さんからのアンケートでも評価が高いのでマネジメントの参考にさせてもらってます。
マネジメントメンバーの4人からは学んだことが沢山あり、その結果今の自分が形成されていると思うので、とても感謝しています。

 

ーーチームメンバーから刺激を受けられるのはすごく良いですね!

 

irodasが学生の可能性を拡げていく!

ーー岡田さんは今後、irodasをどのような会社にしていきたいと考えていますか?

 

岡田新卒採用支援業界のナンバーワンを取りたいなと思っています。
先ほどもお伝えした通り、irodasはビジョンが業務内容にまで浸透しています。irodas SALONでは講座を開いたり、学生さんに160ページを超える教材を無料でご自宅まで配送しています。また面談も月に1,2回すべての学生さんに対して行っており、就活というターニングポイントを通じて人生をより良くするために仕事をしています。

 

ーーすごく学生さん想いなサービスなんですね!

 

岡田:そうですね。
一人ひとりに本当に時間をかけているので、大変なこともありますが、私たちが業界ナンバーワンになったら、これがスタンダードになります。もしそうなれば、他社に影響を与えられますし、より多くの学生さんのキャリア支援が可能になります。そのために自分が今何をするべきなのかは模索中ですが、そういった将来を描いていきたいですね。

 

ーーirodasが大きな会社となることで、多くの影響を与えられますね!

 

岡田:個人でいうと、世の中に対して大きな影響を与えられる存在になりたいなと思っています。自分の中で影響力が強い状態は2つあるんですけど、「人生が大きく変わるきっかけやターニングポイントに影響を与えられているかどうか」「質の高い支援ができているかどうか」といった部分です。影響力を高めるために、まずは事業責任者となりより多くの学生さんに質の高い価値提供をしていきたいと考えています。またその先で、新しい事業の立ち上げを行い、より多くの方に影響を与えられる存在になれるようにしたいです!

 

ーー素敵なメッセージありがとうございます!!
これにて取材は以上となります、ありがとうございました!

 


株式会社irodas

事業紹介
『働くをもっと近くに』をサービスビジョンに、就活をターニングポイントとした若者の自己実現を支援しています。 主軸のirodasSALONという就活エージェントサービスは、年間13,000名を超える学生に対し、キャリア講義(就活講座)・就活メンターとの面談などを無償提供しています。

 

VISION
1億色を創る

 

MISSION
人生をもっと、カラフルに


インタビュアー:服部未佳
ライター:佐藤徹