株式会社Hajimariの飯田 若奈(いいだわかな)様に取材をしてまいりました。Hajimari唯一の人事である飯田様が様々なことに挑戦されている理由、そして今後のビジョンについてお聞きしてきました!!
プロフィール
2021年新卒としてHajimariへ入社、現在は入社2年目。
高校時代は応援団部に女子団員第一号として入部、大学時代は旅にハマりバックパッカーとして海外を回り、学生団体にも所属するなど様々なことに挑戦をする。
現在はHajimari唯一の専任人事として活躍している。
飯田流、ひとり人事の戦い方とは?
本日はよろしくお願いします。早速ですが、現在の業務について教えていただいてもよろしいですか?
人事に関する業務は幅広くかかわっています。
時期によっても変わりますが、具体的には新卒中途の採用や入社後のフォロー、社員全員の給与計算、社員総会の準備など、色々やっています!
大変ですね…!
そうですね!人事という枠の中では幅広く業務をしています。
人事としてのやりがいをお聞きしてもよろしいですか?
人事を始めた頃はHajimariは30人程の会社だったんですね。そこから2年間で約60名社員が増えたので、会社が急速に拡大していくフェーズで人事をできていることがやりがいや面白みに繋がっています!
飯田さんが人事になられてから人数が3倍になったのですね!
人が増えることで採用面で苦労したことはありますか?
人が増えると、役員陣や現場から意見が様々な形で出てきます。なのでみんなの意見をうまく反映させることが難しくなりました。
そこが採用の面白いところでもあるんですけど、「どうやって意見をすり合わせるか?」や、会社のフェーズが激しく変化していくなかで「本当に採用すべき人材は、どのような人材なのか?」という課題は常にありました。
とても難しい問題ですよね…どのように解決されたのですか?
前提として、一人人事でこれだけ成長している企業の採用を完璧にこなすことはできません。ですので、自分だけで解決してきたという感覚はあまりなく、Hajimariのメンバーに沢山助けていただきながら日々乗り越えてきました!
なるほど!
特に中途採用は、自分たちのメンバーは自分たちで採用していくという考えを各事業部のメンバーが持ってくださっているので、多方面で支えていただきました。
人事だけで採用するのではなく、飯田さんからメンバーの巻き込みと、それに答えてくれるメンバーの協力があったのですね!
そうですね。実際にメンバーの育成など教育周りに興味があるメンバーに手伝ってもらっているので、営業と兼務で教育に関する業務を担ってる人もいます!
会社全体で協力的な文化はHajimariの良いところだと思っているので、こうした会社全体で採用していく文化を今後も残していきたいですね!
とてもいい文化ですね!
飯田さんが人事として多くの業務をこなされる中で、心がけていることはありますか?
私が1番メンバーとコミュニケーションを取れるようにするということを意識していますね!
小さなことですけどエレベーターで会ったときにたわいない話をしたり、事業部の中で仕事をしているオフィスに行って、話しかけたり…
新卒メンバーだと「最近どう?」って感じで急に話しかけて、コンビニに誘いながらいろいろ聞きつつ、メンバーの状況をキャッチアップして、相手からも私に話しかけてくれる様な関係性を築くことを意識した1年でしたね。
なるほど、すごいですね!
そうすることで何かあったときにすぐに言ってくれるんですよね。
仕事が上手くいかなくて、けど上長には相談できない…。ってなった時に、キャッチアップできるような関係性は「私がつくる!」っていう責任感があるので、全メンバーに話しかけるようにしています!
素晴らしいです!確かに飯田さんのようにいつでも相談できる人がいると凄く安心感がありますね!
もっともっと自分は頑張れる!
ここまでお聞きして、入社してすぐHajimariで活躍されている飯田さんの仕事に対する意欲がどこから来ているのか気になったのですが、お聞きしてもいいですか?
幼少期にできた価値観からですね。昔から「自分よりすごい人がたくさんいる。だからこそ人より努力する。」という価値観があるので、それが仕事に対する意欲につながっていますね!
なるほど!どうしてそのような価値観になったのですか?
そうですね!弟がもともと知的障害を持っていたので、障害を持っている子と家族が集まって勉強する会に幼少期から私も参加していて…その経験が繋がっているかもしれないです。
詳しくお聞きしてもよろしいですか?
はい!障害者の方が集まる勉強会では言語が上手く話せない、目が見えない、耳が聞こえないという子もいるんですね。
ですが目が見えない子たちでも道を歩いていたり、気持ちが伝えることが難しい子でも、障害を持っている子同士で気持ちが伝わっているということが当たり前のようにあって…。
「なぜその子達は出来るんだろう、すごい」と思うと同時に、頑張りたくても頑張れない人がいる中で私は頑張れる状態にあるのでもっともっと自分は努力できるという考え方になりましたね!
この経験が幼少期からの価値観へ繋がったのだと思います。
なるほど、その様な価値観が仕事に対するモチベーションへと繋がっているのですね!
そうですね、人よりは頑張らないとという価値観があるので、高い意識を持ってどんなときでも何時でも対応するというのはHajimariでのインターン時代から心がけるようにしています!
「普通」とは真逆をいく挑戦経験
プロフィールを拝見して、様々なことに挑戦されていますが、これらも幼少期からの経験からですか?
そうですね、幼少期から「やらないと損」という考えを持っていました。加えて、変わったことをやりたい性格なので、周りがやっていないことを1番最初にやり遂げることにワクワクするんです!
応援団やバックパッカーはそういった動機から挑戦されたのですね!
高校時代の応援団はどのようにして始められたのですか?
「バイトとか勉強をする普通の高校生活は送りたくない、なにか変わったことをしよう」と考えて部活を見ていた時に、応援団ってなんか良いなって直感的に思ったのと、男子部員しかいない応援団で、女子団員第一号として入部した後に女性部員が増えたらすごく面白そうだなって思ったことが入部のきっかけです!
すごいですね…!
ただ、応援団に「入部したいです!」と最初に言いにいった時は断られました。
でも、絶対に入りたかったので色々交渉して入れてもらいましたね!笑
さすがです!笑
入ったからには絶対に女子部員を増やしてから辞めようという目標を立てたので、努力して後輩を増やして、終わったのが高校時代の応援団でしたね!
今では男子と女子が半々になっているそうです!
目標を立て努力をされているのが素晴らしいですね!
バックパッカーを始められた理由も挑戦心からですか?
そうですね、当時は将来色々な経験を積んで、自身の経験を伝えられるような先生になりたかったのでバックパッカーを知った時にやってみたいと直感的に思いましたね!
あとは、見たことのない景色を見たいという自身の価値観や出会ったことのない感覚を得た時にワクワクするので、すぐに決めて飛び立ちました!(笑)
ものすごい行動力ですね!!
お金をためてバック1つで初めて海外に行って、街中で仲良くなった日本人とカンボジアに移動して陸路で移動したりもしていました!
世の中を知り、選択肢の多い女性になる
先程学校の先生を目指していたと仰っていましたが、就職活動を始めてそこから新卒としてHajimariに入社した経緯をお聞きしてもよろしいですか?
はい!元々選択肢が多く、色んなことを知っている先生になりたいと思っていました。ただ、新卒で先生になると世の中がどうなってるのか詳しくは知らないという状況になってしまうことに危機感があったので、就職活動をしてみようと思ったのがきっかけです!
そうなんですね!
色々な企業を見ていく中で、改めて自分が世の中を知らなさすぎると感じたので就職活動は続けました!当時はいつか先生に戻ろうかなとか、このくらい企業で経験したら戻ろうかなと思っていましたね!
その様な流れで就職活動を決断されたのですね!就職活動はどのように進められたのですか?
選択肢が多い女性でいたいと思っていたので、就職活動では自身が成長できる環境かどうかをよく見ていました!
選択肢が多いことは良いことですよね!
そうですね!プライベートでやりたいこともあったので、逆算して考えると5年間で自分が理想とする女性のレベルまで行くことが私の理想で…。
新卒で入社して5年間死ぬ気で頑張った上で、スピード感を持ってキャリアを積みたいと考えてベンチャー企業を希望するようになりました!
そこでHajimariを見つけられたのですね!
はい!会社選びの軸として成長できる環境かどうか、他にも会社のビジョンとそれが社内に浸透しているか、圧倒的にすごいと思える人がいるかなどがありました!
その中でHajimariは当時小さい会社だったので成長できる環境が整っていた上に、ビジョンが社内に浸透していて、頑張って付いていきたいと思う方もいたので自分に合っていると思いましたね!
飯田さんにぴったりですね!Hajimariで圧倒的にすごいと思われた方について詳しくお聞きしても宜しいですか?
そうですね、いっぱいいます!特に入社前から私の担当のリクルーターをしてくださっていた先輩には色々と学ぶことがありました!
なぜそう思われたのですか?
「人としっかり向き合う姿勢や」「“飯田若奈”という人間の価値観の芯から理解しようとしてくれる」姿勢には衝撃を受けました。
初めてお会いした大学の3年生の11月から、内定承諾をする半年の間に何十回もの面談を通して伴走して頂いて…次これ考えてきて、次これ考えてきてと当時ずっと寄り添って頂いたのがすごく印象的でした!(時には厳しくて面談へ行きたくないときもありましたが…笑)
何十回も!すごいですね、向き合い続ける姿勢が素敵です!
飯田が描く将来の展望とは?
それではHajimariに入社されてから感謝している方などはいらっしゃいますか?
Hajimariで働いている社内のみんなに感謝をしたいですね!
就活時リクルーターとして伴走してくれた先輩、インターンの時に働くということの基礎を教えてくれた役員、普段共に働いているメンバーや人事の手本でもある上長、役員陣のメンバーもそうですし、代表の木村さんにも感謝しています!
皆さんに感謝されてるんですね!
人事が1人なので、私からすると会社全部がチームだと考えているんです。
なので、協力してくれてるみんなのことを心から感謝してます。
素敵です!それでは最後にHajimariや飯田さんの将来の展望についてお聞きしても宜しいですか?
はい!Hajimariでは人事の組織を創ってもっと会社を良くしていきたいと思っています!
もっと言うと、人事部の中で自分が様々な業務をしっかりできるようになって、このまま好きな会社のメンバーのために価値を提供していきたいですね!
なるほど!
プライベートでは世界の行きたい国を回り続けたいですね!
世界一周から帰ってきていろんな価値観を知って、やりたいことをやっている友人を見ると、自身の知らない景色や価値観をもっともっと知りたいなという気持ちになります!
良いですね!
会社をより良くしていけるように創り上げたり、世界を周ったりすることはどんどん行動して実現していきたいです!
どちらもすごくワクワクしますね!
そうですね!世界一周をしたらいつか報告します!笑
楽しみに待ってます!笑
本日はありがとうございました!
株式会社Hajimari
事業概要:株式会社Hajimariは人材領域を中心に様々なサービス展開をしている企業です。
特化型人材のマッチングサービス:多岐にわたる特化型人材(IT・人事・マーケティング・財務)と企業をマッチングするサービスを展開しています。
・マーケティングプロパートナーズ
・Financeプロパートナーズ
・人事プロパートナーズ
・ITプロパートナーズ
就活支援サービス:
完全無料で”本気の自己分析”ができるサービスです。心から納得できるファーストキャリア実現をサポートしています。
・intee
地域支援事業:
地域社会が抱える、IT人材の都心部への流出、地域のDX化が進まない問題を解決すべく、開発拠点を全国に作り、IT人材の育成・地域のDX化促進の支援を行う事業です。現在は長野県長野市に開発拠点を設け、地元人材/Iターン・Uターン人材の採用を積極的に行っています。
・TUKURUS
インタビュアー:伊藤香輝
ライター:櫻井萌