皆さんこんにちは!今回はキャリツク14期生の佐藤翼さんに取材しました。ライティング・メディアチームでの活動で自信がついたという佐藤さんのお話から、ライティング・メディアチームの魅力に迫ります。
プロフィール
佐藤 翼(さとう つばさ)さん
自分に自信をつけたいという思いでキャリツクに入会。
初めは記事制作を行うライティングチームに所属。
その後、取材依頼からホームページへの記事掲載までをワンストップで行うメディアチームに所属。中心メンバーとして、取材依頼から記事掲載まで一気通貫で担当。
自信がない自分を変えたかった
――本日はよろしくお願いします!
佐藤さんはなぜキャリツクに入会したのですか?
佐藤:一言でいうと、成功体験を積み、自分に自信をつけたかったからです。当時の僕はとにかく自信が無く、不安を抱えて過ごしていたんです。
――当時の様子が気になります!
当時の佐藤さんはどんな人だったんですか?
佐藤:内気で、何をするにも中途半端でした。人と話すことが苦手でしたし、それまで勉強や部活で目立った成果を出した経験はありませんでした。
そんな自分が社会で上手くやっていけるのか不安になっていたんです。
――そうだったんですね…。
佐藤:加えて、コミュニティに所属することに憧れがありました。大学では自分を変えたいという気持ちはあったものの、コロナ禍で出鼻をくじかれてしまいました…。
自分を変えたいという気持ちはあるのに行動に移せていないことに危機感を感じ、挑戦の場所や一緒に頑張ってくれる仲間を求めていました。そんな時にキャリツクに出会ったんです。
――コロナ禍で思うように挑戦ができないときにキャリツクを知ったのですね。
キャリツクの第一印象はどうでしたか?
佐藤:率直に面白そうなコミュニティだと思いました!
キャリツクには営業や記事制作など、多くのプロジェクト*があると聞きました。それを聞いたとき、プロジェクト活動を通して成長することができそう、普通に学生生活を過ごしていたら経験できないことができそうだと思い、ワクワクしたんです。
※プロジェクト:様々な活動(営業・デザイン・ライティングなど)を通して、社会に通用するキャリアを作るコンテンツ
――なるほど!
そういったワクワク感がキャリツク入会の決め手だったんですか?
佐藤:そうですね。また、大学3年生という時期的な要素も後押しとなり、自分が挑戦できる最後のチャンスだと思い、キャリツクへの入会を決めました。
――佐藤さんにとってキャリツク入会は最後のチャンスという位置づけだったんですね!
佐藤:そうですね。今考えると、あの時キャリツクに出会っていなかったら今の自分はなかったと思うので、思い切って入会して本当に良かったです。間違いなく、キャリツクでの活動は自分の人生の転換点だったと思っています!
――人生の転換点だったと言い切れるほど、充実した日々を送られたのですね!
率直な疑問なのですが、なぜキャリツクでの活動が人生の転換点だったと思うのですか?
佐藤:キャリツクでの活動を通して自分に自信を持てるようになったからです。特に、初めに所属したライティングチームでの活動と、その後に所属したメディアチームでの活動で自分の成長を実感できたことが自信につながったと思っています。
――なるほど、キャリツクのプロジェクト活動で自信がついたのですね!
佐藤さんの転換点となったライティング活動、メディア活動についてそれぞれ質問していこうと思います!
コミュニケーションや言語化のスキルアップを目指したライティング活動
――まずは、ライティングチームでの活動についてお聞きします。
キャリツク内の数あるプロジェクト活動からライティング活動をしようと思われたのはなぜですか?
佐藤:自分の苦手なことをなくしたかったからです。僕は人と話すことや、思ったことを表現することが苦手だったので、ライティング活動を通してコミュニケーション力や言語化力をつけたいと思ったんです。ライティングチームは取材や記事制作をするチームだと聞いていたので、活動の中でコミュニケーション力や言語化力を磨くことができる点で、僕にぴったりだと思いました。
――苦手を克服する場としてライティングチームが合っていたのですね!
そんなライティングチームについて詳しく教えてください。
佐藤:ライティングチームは、記事作成を行うチームです。主な活動内容は、取材と記事作成の2つです。取材ではコミュニティ内の学生や企業を対象に取材を行い、記事作成では取材内容をまとめた記事を作ります。取材を通して相手の大切にしている思いや考え方を聞き出し、それらをまとめた記事を読者に届けています。
――取材と記事作成を行うチームなんですね。
先程「ライティング活動が自信につながるきっかけだった」とおっしゃいましたが、ズバリ、ライティング活動が佐藤さんの自信につながったと思うのはなぜですか?
佐藤:自分の成長を強く感じたからですね。記事制作は未経験だったので、活動を始めた当初は、取材も記事作成も全然うまくいきませんでした…。そんな中でも粘り強く活動に取り組んだことで自分の成長を実感することができ、自信につながったんです。
――なるほど。
佐藤さんが活動の中でどんな変化を感じたのか取材と記事作成に分けてお聞きしたいです!
緊張でいっぱいいっぱいだった法人取材
――ライティング活動での取材について詳しくお聞きします。
取材で大変だったことは何ですか?
佐藤:相手の話を引き出すことが大変でした。特にうまくいかなかったのは初めて社会人の方に取材したときです。このときは緊張して頭が真っ白になり、話の切り出し方や広げ方が分からなくなってしまいました。取材に立ち会ってくださったメンターの方からも表情が固い、話の深掘りができていなかったとフィードバックをいただき、納得のいく取材にはほど遠いと感じました。
――社会人の方が相手だと緊張してしまいますよね。
取材で相手の話を引き出すためにどんなことに取り組まれましたか?
佐藤:練習や準備を入念に行うことです。緊張してしまったり、相手のことを良く知らなければ話を引き出すことができないと思いました。そこで、キャリツク生と1on1をたくさんして取材時に緊張しないように練習したり、取材相手の情報を入念に調べて話を広げられるように準備したりしました。
――練習や準備を怠らない姿勢がすごいです!
取り組みの成果はありましたか?
佐藤:ありましたね。練習や準備の甲斐あって社会人の方を前にしても緊張しないで自分の考えや鋭い質問ができるようになりました。
以前は人と話すことが苦手でしたが、経験を積むうちに話を振る余裕も出てきて、取材を通してコミュ二ケーション力が上がったと感じました!
――コミュニケーション力の変化を実感されたのですね!
文書作りの難しさを感じた記事制作
――ライティング活動の記事作成についてもお聞きします。
記事制作で大変だったことは何ですか?
佐藤:読み手に分かりやすい構成、表現で記事を書くことです。メンターの方に自分の記事をフィードバックしていただき、それをもとに修正をするのですが、何を伝えたいのか分かりにくい部分があったり、言葉足らずな部分が多く、よくフィードバックをいただいていました。時にはどう修正したらよいか分からない箇所もあり、試行錯誤しながら記事を書いていました。
――分かりやすい文章を書くのはとても難しいですよね。
記事作りの際に意識していたことはありますか?
佐藤:自分一人で作業しているとどこかで行き詰ってしまうので、周りの人を頼ることを意識していました。ライティング活動では、1人が1つの記事を担当するのですが、メンバーと集まってお互いの記事の相談をしたり、ミーティングの時間に分からないことを質問したりしていました。人に相談すると、解決策が見えてくることが多くとても効果的でした。
――確かに周りの意見をもらうと解決できることってありますよね!
佐藤さんは人と話すことが苦手だったとのことですが、チームにはなじめましたか?
佐藤:そうですね。チームの雰囲気が自分に合っていましたし、コミュニケーション力や言語化力をつけたいという人が集まっているチームなので、同じ目標を持つメンバーとは気軽に相談し合えました。記事制作は個人作業という側面が強くコツコツと作業しなければならないものだと思っていましたが、メンバーが一緒に作業してくれたり、意見をくれたりしたのでチームとしての一体感を感じながら活動できましたね。
――とても雰囲気の良いチームですね!
記事作成と向き合って成長を感じたことはありましたか?
佐藤:記事を分かりやすくまとめるコツを掴むことができ、自分の言語化力が上がったと実感しました。記事作成に苦戦していた状態から、納得のいく記事を突き詰められるようにまで成長できました!
――周りの力も借りながら成長することができたのですね!
ライティング活動で感じた変化についてまとめていただけますか?
佐藤:ライティング活動を通して自分の課題であった、コミュニケーション力、言語化力を伸ばすことができ、自信につながりました。この活動のおかげで、次のメディアチームでの活動でさらなる自信をつけることができたんです!
――なるほど、ライティングチームでの経験が次のメディアチームでの挑戦につながったのですね!
メディアチームで取材の前工程「取材依頼」に挑戦!
――ここからは、佐藤さんの自信がついたきっかけとなったもう1つの活動であるメディアチームでの活動についてお聞きします。
まず、メディアチームの活動内容について教えて下さい!
佐藤:メディアチームはライティングチームと同様に、取材や記事制作を行うチームです。ライティングチームとの大きな違いは、記事制作を1から10まで行うことです。メディアチームは取材や記事制作も行いますが、それに加えて、取材の前の段階である企業の方への取材依頼や、記事作成の後の段階であるホームページへの記事掲載も行っています。取材依頼から記事掲載まで、より広く記事制作に携わることができるのが特徴です。
――なるほど。
メディアチームに入ろうと思ったのはなぜですか?
佐藤:当時、ライティングプロジェクトの期間が終了し、次に何の活動をするか考えていたのですが、不完全燃焼だったこともありライティング活動をやり切りたいという思いと、新しい挑戦がしたいという思いがありました。僕の両方の思いを実現できる場所がメディアチームだと思ったんです。その中でも、メディアチームの自分で取材したい企業さんに取材のアポ取りを行う取材依頼という業務に興味がありました。
――そうだったんですね。
どうして取材依頼に興味があったのですか?
佐藤:営業のように裁量を持って、自分の取材したい企業さんに依頼をかけることができるところに面白みを感じたからです。このときすでに内定を頂いていて、内定先では営業を任せられることが決まっていました。
佐藤:取材依頼では企業の方に交渉を行ったり、取材の詳細を説明したりするのですが、交渉や説明を行う点で営業に似ていると感じました。取材依頼に携われば自分の今後に生かせる経験が積めると思ったんです。
そこで、メディアチームに入り、取材依頼の業務に注力しました。
――実際に取材依頼の業務をしてみてどうでしたか?
佐藤:これも初めは大変でしたね。取材依頼では企業さんとの打ち合わせで緊張してしまって、取材の説明が上手くできませんでした。時には依頼を断られることもあり苦戦しましたね。
――とても難しそうな業務ですね。
打ち合わせのために取り組んでいたことはありますか?
佐藤:ひたすら練習することです。取材の練習と同様に、場数をこなさなければ上達しないと思ったので、打ち合わせを想定して、夜中まで一人で何度も練習したり、録音した内容をメンターさんに聞いてもらいアドバイスをもらったりしました。
――ここでも地道な努力をされたんですね!
佐藤:そうですね。練習を続けるうちに少しずつ上達していくのを感じました。段々と自信がついてきたこともあり、取材依頼を受けてもらえることが増え、やりがいを感じました。
――未経験の取材依頼にも根気強く向き合われたことが良く分かりました!
これまでの活動の成果を多方面で感じることができた!
――メディアチームでの活動が自分の自信につながったとおっしゃっていましたが、ズバリ、メディアチームで自信をつけることができたのはなぜですか?
佐藤:活動を通して、人の役に立てた実感があったからだと思います。
例えば打ち合わせでは、営業スキルを磨いたことで、取材依頼を受けてもらうことができ、チームに貢献できたことが自信につながりました。このようにメディアチームで、自分の成長・取り組みが誰かの役に立っていると実感できたことが自信になりました。
――人の役に立てたという実感が確かな自信につながったんですね!
その他にメディアチームで活動して、人の役に立てたと思った経験はありますか?
佐藤:2つあります。1つは、記事のフィードバック*ができるようになったことです。以前は記事のフィードバックをメンターさん1人にお願いしていましたが、チーム内で「自分たちもフィードバックを行っていこう」という話になり、他の人の記事にフィードバックすることに挑戦しました。
※ライティング・メディアチームでは、ドキュメントにコメントを付す形で記事のフィードバックが行われている。
佐藤:最初は自分が有意義で的確なフィードバックができるのかと不安でしたが、やってみると的確なアドバイスができました。後輩メンバーから「いつもフィードバックありがとうございます!」と感謝の言葉をもらった時には、自分がこれまで積み重ねてきた知識を生かせた実感がありすごく嬉しかったです!
――それは自信につながりますね!
佐藤:もう1つはより良い記事作りができるようになったことです。そう感じたのは、ある時、僕が記事を担当した企業さんが僕の記事をSNSで大々的に紹介してくれたときです。
――そんなことがあったんですね!
佐藤:その企業さんは、SNSで「キャリツクさんに取材されました。取材を受けてよかったです。とてもいい記事をありがとう」と発信してくれました。そして、その投稿をきっかけにさらにいろんな人が記事を読み、褒めてくれたんです!自分の記事がいろんな人に広がって目を通してもらえたことが本当に嬉しかったです。
――すごいですね!
私もライターをしていますが、それはライターとしてこの上ない喜びだと思います!
佐藤:そうですね。活動を振り返ってみると、僕も感謝の声を聞けた時が一番嬉しかったです!メディアチームで活動して、人から感謝される場面がとても増えたように感じます。人から感謝されるという経験を積んだからこそ、自分に自信が持てるようになったのだと思います!メディアチームに入って本当に良かったです。
――お話を聞いていて、本当に充実した活動をされていたことが伝わってきました!
佐藤さんのライティングチーム時代からの努力が実を結び、自信に繋がったのですね!
プロジェクト活動が教えてくれた大切なこと
――キャリツクの活動を振り返って、学んだことを教えて下さい!
佐藤:学んだことは大きく2つです。1つ目は、「継続することの大切さ」です。僕は活動の途中で何度もくじけそうになりました。でも、ここで諦めたら自分は弱いままだし、今までの自分と変わらなくなってしまうと思い、最後まで諦めず活動を続けました。
佐藤:そうすることで自分に自信をつけることができましたし、ここで得た力は必ず別の場所でも活きると思えるようになりました。継続は力なりと良く言われますけど、本当にその通りだと学びましたね。
――諦めず努力し続けることが自分の成長に繋がるのですね!
佐藤:2つ目は、「仲間の大切さ」です。継続することは大切だと言いましたが、僕自身、1人では何もできなかったと思います。くじけそうなときも、同じ方向を向いて頑張っている仲間たちの力を借りることでここまでやってこれたと思うんです。
色んな人の力を分けてもらうからこそ何かを成し遂げることができるのだと学びました。
――努力し続けるためには、仲間の存在が不可欠なのですね!
佐藤さんは入会当初と比べて、どのように変わることができたと思いますか?
佐藤:当初は、コミュニケーションが苦手でしたし、主体性が無かった僕ですが、キャリツクのプロジェクト活動を通して変わることができたと思います。コミュニケーション力や言語化力などを身に着けるだけでなく、プロジェクトを通して当事者意識や主体性も持てるようになりました。ここでつけた自信を糧に、社会に出てからも努力を忘れず、仲間と頼り合いながら目の前の目標に向かっていきたいです!
――プロジェクト活動が佐藤さんの自信につながっていることが良く分かりました!
キャリツクは自信をつけられる場!
――最後に、この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします!
佐藤:ライティングチームの魅力を2点伝えたいです。
1つ目は、社会に出る前から社会の解像度を上げられることです。取材をするというのは特別な経験で、取材では普通に生きていたら中々話せない、社長や役員と話すこともできます。業界の裏話を聞くことだってできるので、取材を通して社会に対する解像度が上がると思います。
――言われてみれば、取材って中々できない経験ですね!
佐藤:そうなんです!取材で人の話を聞くのって本当に面白いんです!僕はキャリツク入会前は人と話すことに消極的でしたが、取材を通して人と話すことが楽しいと思うようになり、コミュニケーションを肯定的に捉えられるようになりました。皆さんにも奥深い取材の魅力に触れて欲しいです。
――取材の魅力がとても伝わってきました!
佐藤:2つ目に伝えたいのは、ライティングチーム(メディアチーム)はとにかくアツいチームだということです!ライティングチームには、他者貢献の精神が強い人が多く、みんながみんなを頼っています。そんな環境なので、人を頼ることが苦手な人でも、コミュニケーション力をつけたり、仲間とのチームワークを学ぶことができると思います。
――お互いを助け合う、アツいチームなんですね!
佐藤:そうですね。それでいうと、僕はキャリツク自体もアツいと思っています。キャリツクには頑張ることが恥じゃないという文化があると思っていて、活動を本気で頑張っている人や、頑張っている人を応援する人が多いです。そのため、安心して挑戦できる環境があると思うんです。
――確かに、キャリツクで活動する人はみんな向上心が高いという印象があります!
佐藤:そうなんですよ。僕も初めこそ知らない人達と関わっていくことや、自分が成長できるのかに不安がありました。でも、自分に自信がなかった僕がキャリツクでの活動を通して自信をつけることができたので、キャリツクに入ってよかったと思っています。だからこそ、僕みたいに今の自分を変えたい、自分に自信がないという人はぜひキャリツクで挑戦してみて欲しいです!
――熱のこもったメッセージをありがとうございます!
本日はありがとうございました!