挑戦なくして成長なし!
~キャリツクで挑戦して良かったこと3選~
キャリツクでは、「もっと成長したい!」という学生が集まり、様々な活動に取り組んでいます。そんなキャリツク生達は活動を通してどのような成長、学びを得ているのでしょうか?
今回はキャリツク2期生として2年以上にわたり活動されている小林隼太(こばやしはやた)さんに、キャリツクで挑戦して良かったことを聞きました!
小林さんの成功体験から、「成長のために大切なこと」は何かに迫ります!
小林さんってどんな人? 小林さんの経歴
初めに、小林さんの経歴について紹介します!小林さんのキャリツクでの経歴は以下の通りです。
〈小林さんの経歴〉
・セールスカンパニー(2021/9~11)
・ライティングカンパニー(2021/11~2023/6)
→2022年からリーダーを務める。
・某コンサル系企業から内定獲得 (2023/3)
・就活チャンネルLA(2022/4〜2023/8)
→立ち上げから参加し、リーダーを務める
・メディアチーム(2022/5~現在)
→メンバーとしてスカウトされて参加
経歴を見ると、リーダーをされたり、チームの立ち上げに関わられたりと、積極的に活動されていることが分かりますね!
そんなキャリツクでもトップクラスの活躍をされている小林さんに、挑戦して良かったことをききました!「挑戦して良かったこと3選」と題して紹介します!
小林さんの経験から、成長のために必要なこと、困難を乗り越えるために大切な心構えについて学んでいきましょう!
挑戦して良かったこと3選
その1:ライティング活動:やりきることで成長!
ーー本日はよろしくお願いします!
早速ですが、1つ目の挑戦して良かったことは何ですか?
小林:ライティングチームでの活動です。
ーーライティングチームではどんな活動をしましたか?
小林:キャリツク生や社会人の方に取材をし、取材内容をもとに記事を作成しました。
活動を始めた頃はキャリツク生に取材をして学生記事を書き、記事作成に慣れてきてからは、社会人の方に取材をして法人記事を書いていました。
ーー取材と記事作成が主な業務なんですね!
ライティング活動で特に大変だったことは何ですか?
小林:初めての法人記事作成です。
学生記事を書いていた時は行き詰ることなく記事を書けていたのですが、法人記事作成ではなかなかコツをつかめなかったんです。法人記事は書く文量が増えるうえに、記事の構成を考えることが難しく、苦戦しましたね。
ーー法人記事の作成に入ってからが大変だったのですね。
小林:記事の書き直しがとにかく大変で、書き直しては修正しての繰り返しでした。
記事の第一案を提出したときには、全て書き直すことになったこともあります(笑)
ーー全て書き直しですか!!
小林:そうですね、それでも修正しないと完成には近づかないので、気持ちを切り替えて書き続けましたね。
さらに、この頃は就職活動も同時に行っていたので大変でした。
ーーなるほど、忙しい時期と重なったこともあり、記事を直すことが大変だったのですね。
この大変さをどう乗り越えたんですか?
小林:記事の納期に間に合うように、夜遅くまで記事を修正したり、周りの人に相談したりして、投げ出さずに記事作成に向き合うことで乗り越えました。
ーーどうして、大変でも投げ出さずにいられたのですか?
小林:やりきらないと成長はないと思っていたからです。記事の修正が多い時には、また修正か…と思ったり、記事を書きたくないと思ったりしたこともありました。でも、ここで投げ出したら自分には何も残らないと思ったんです。今している活動は、自分が成長したいからしているんだ、だったらやるしかない、と自分を奮い立たせることでやりきることができました。
ーーなるほど、強い想いを持って乗り越えられたのですね!
やりきることの大切さがよく分かりました!
ライティング活動をして、良かったと思うことはありますか?
小林:自分の言語化能力や論理的思考能力を磨くことができたことです。もともと、自分の喋りたいことを上手く表現できないことに悩みがありましたが、取材や記事作成を通して、言葉を上手くまとめられるようになりました。
活動で身についた力が就職活動で評価されることもあったので、活動をやりきって良かったと思っています。
ーーやりきったからこそ、活動を通して成長することができたのですね!
その2:就活チームLAでの活動:リーダーに挑戦!考え抜いた「リーダーの意義」
ーー2つ目の挑戦して良かったことも教えてください!
小林:就活チームLAでの活動です。
*LA=キャリツク生の就活をサポートするチーム。自己分析、面接練習のイベントを企画・運営するチーム
チーム名の由来は「Les Aventuriers」(フランス語で『冒険者たち』という意味)の頭文字から。
ーー小林さんが立ち上げメンバーになり、リーダーをされていたチームですね!
LAとはどのような活動をするチームなのですか?
小林:LAはキャリツク生の就活をサポートするチームです。面接練習を主として、毎週就活対策のイベントを開催していました。
ーーなるほど。LAではどんなことに挑戦されたのですか?
小林:初めて「リーダー」という役割に挑戦しました。「リーダーとして価値提供できているか」を悩んだ経験が成長につながったと思います。
ーーリーダーとして活動する中で、どんなことが大変でしたか?
小林:リーダーになったばかりの頃は、ミーティングの進め方が分からなかったり、話をまとめられなかったりと、思ったようにチームを動かせませんでした。リーダーの仕事に慣れることが大変でしたね。
ーーそうだったんですね…!
小林:ただ、経験を積むうちに、ミーティングを進める、メンバーの意見をまとめるといったリーダーの仕事には慣れました。
しかし、「自分がこのチームでリーダーでいいんだろうか」「自分がリーダーをする意義って何だろう」という思いがあり、リーダーとして「自分はふさわしいのか?」と悩んでいました。
ーー仕事に慣れる一方で、なぜそのように考えてしまったのでしょうか?
小林:自分がチームを引っ張っている実感が無かったからです。当時のLAチームには、意見をたくさん出してくれる先輩がいたので、話し合いの中心にいたのはその先輩だったんです。「自分はみんなの求めるリーダーになれていないのではないか?」と無力感を感じていました。
ーーリーダーなのにチームを引っ張れていないと、自信を無くしてしまいますよね…。
活動をしていくうちに、リーダーの意義は見い出せましたか?
小林:はい。弘二さん*に相談したことをきっかけに、自分の思うリーダー像が見えてきました。
*弘二さん=キャリツクの運営陣。
ーー弘二さんとはどんな話をしたのですか?
小林:リーダーの意義が分からず困っていたときに、「なんで僕はリーダーをしているんですかね?」と弘二さんに訊いたんです。
すると、弘二さんは「そもそもリーダー引き受けている時点でお前はすごい。リーダーっていうのはチームの全部の責任を負うわけだから、責任を自分から負いにいったお前はすごいよ」と言ってくれたんです。
ーーとても前向きになれる言葉ですね!
小林:そうなんです。弘二さんの言葉を受けて「リーダーになった時点で自分は価値のあることをしているんだ」と自信を持つことができました。
ーー弘二さんに背中を押してもらったのですね!
小林:そうですね。その後の活動からは、リーダーとして前向きに取り組むことができました。
ーーリーダーとしての自信を持って活動されるようになったのですね!
リーダーとして活動する中で学んだことはありますか?
小林:チームのまとめ方を学びました。
当時は就職活動の時期と重なってLAの活動にあまり取り組めていないメンバーがいました。メンバーのために自分ができることを考えて行動したことで、チームのまとめ方を学ぶことができたんです。
ーーメンバーのためにどのようなことをされたのですか?
小林:メンバーがモチベーションを持って活動できるように、2つのことを意識していました。
1つ目は、その人がやりがいを感じられるようにすることです。1人1人に役割を振ったり、感謝の気持ちを伝えたりすることで、メンバーが「自分はチームに必要とされているんだ」という肯定感を持てるようにしました。
ーーチームに必要とされていると分かればやる気が湧いてきますよね!
小林:2つ目は、メンバー1人1人と向き合うことです。メンバーの個人的な相談に乗る時間を作るなど、give精神を持って接し、メンバーを大切に活動をしていました。
ーー自分を気にかけてくれるリーダーにはついていきたくなりますね!
小林さんはチームをまとめるために、メンバーをとても大切にされていたのですね!
小林:そうですね。自分に何ができるか常に考えて行動したことで、メンバーのモチベーションの上げ方を学びました。
ーー沢山の学びがあったのですね!
小林:本当にそうですね!リーダーに挑戦して良かったです!
リーダーとして責任をもって活動することには多くの苦労がありましたが、チームが1つにまとまっていく実感を得られ、リーダーとして価値提供することができました。
ーー困難無くして成長は無いということなんですね!
小林:そうですね。悩んだ分だけ、成長できたと思うので、たくさん悩んで良かったと思います。
その3:就活との両立:目的のためブレずに挑戦!
ーー挑戦してよかったこと、3つ目は何ですか?
小林:就職活動とキャリツクの活動の両立です。迷いを抱えながらも、就職活動とキャリツクの活動の両立をしたことで成長できたと思います。
ーー両立することにどのような迷いがあったのですか?
小林:自分が納得できる就職活動を行うためには、活動をやめて就職活動に専念したほうがいいのではないかと思うようになったんです。大学3年の10月頃から、就職活動に専念するために活動から離れるメンバーが出てきて、「自分はこのまま活動を続けていていいのか」と迷うようになりました。
ーーそれは不安になりますね…。
小林:加えて、当時はLAチームとライティングチームでリーダーをしていたので、「リーダーである自分がチームを抜けるわけにはいかない」という想いがあり、どうするべきか迷っていました。
ーー確かに、リーダーとしての責任もあったとなると、自分は何をするのが正解か分からなくなりますよね…。
結局、活動の両立についてどのように考え、行動されたのですか?
小林:自分がなぜキャリツクで活動しているのかをもう一度考え直しました。「リーダーだから活動を辞めるわけにはいかない」という理由ではなく、「なぜ自分は活動をしているのか」を考えようと思ったんです。
そして考えた結果、僕は自分が成長したいから活動しているんだと再認識することができました。
就職活動もキャリツクでの活動もやりきりたいという想いで、両立することを決めました!
ーーかっこいいです…!
活動の両立は大変でしたか?
小林:とにかく忙しかったですね(笑)。日中は就職活動をし、夜は仲間に就活のアウトプットをしたり、リーダーとしてキャリツクの活動を頑張りました。やると決めたらやるしかないという気持ちで、どちらも手を抜かずに頑張りました。
ーー手を抜かずにやりきったのですね!
小林:はい!その甲斐もあって、就職活動では第一志望の会社から内定をいただくことができました!
就職活動では、僕のコミュニケーション能力やリーダーシップを評価してもらうことが多く、これまでキャリツクで身につけた力が評価されたことが嬉しかったです。
キャリツクの活動が就職活動に生きたという実感があったので、活動の両立をして良かったと思いました!
〇〇なくして成長なし!
ーーここまで、小林さんがキャリツクで成長できたことについてお聞きしました。まとめとして、キャリツクでの活動全体を通して小林さんが学んだことを教えて下さい!
小林:2つあります。1つ目は、自分がやると決めたことをしっかりやりきることです。同じ活動をずっと続けていると、隣の芝が青く見えたり、今している活動から目を背けたくなることがあると思います。でも、やりきらないと成功はつかめないし、成功しないと自信はつかないと思います。自分がやると決めたことは人に左右されずにしっかりとやりきることが大切だと思いました。
ーー今していることの目的を見失わず、やりきることが大切なのですね!
小林:2つ目は、成長には痛みが伴うことです。
僕はこれまで、自分がやると決めたことはやりきろうと思って活動に臨んできました。やりきろうとする中で、行き所のない悩みや苦労がたくさんありました。ですが、それを乗り越えたことで、成長でき、自分に自信が持てるようになったんです。
ーー大変なことに向き合うことも、確かに大切ですね!
最後に、キャリツク生に向けて一言お願いします!
小林:たくさん挑戦をしてください!社会人とは違い、学生のうちは失敗しても無職になるわけでもないし、収入が減るわけでもありません。だから、今が挑戦するチャンスだと思います!失敗することを怖がってばかりいるのではなく、失敗しないと学べないこともあるので、積極的に挑戦してみてください!
キャリツクには、共に高めあう仲間や、親身に相談に乗ってくれる人がいます。困ったときには周りの人に頼りながら、活動の中で気づきや学びを深めていってください!
ーー僕も挑戦する姿勢を大切にしていきたいと思います!
お話を通して、挑戦することの大切さ、成長するためにやりきることの大切さがよく分かりました!
本日はありがとうございました!
インタビュアー:平澤馨
ライター:平澤馨