キャリア 2023.10.10

グループディスカッションの対策。目標はグループ全員が受かること!

グループディスカッションの対策。目標はグループ全員が受かること!

 

就職活動(就活)の選考フローの1つでもあるグループディスカッション(GD)ですが、皆さんは得意ですか?「何をすれば良いか分からない」や「実力が発揮しきれていない」と感じる方いらっしゃると思います。
グループディスカッションの評価軸、型、練習方法を今回はご紹介します。

グループディスカッション(GD)とは

  

グループディスカッションとは、複数人の学生がグループを作って、「1つテーマ」について議論を行い、制限時間内に結論を出していくものです。一度に多くの学生を選考できるため選考の初期段階で行われることが多いです。

3つの種類

与えられるテーマは①課題解決型②事業提案型③抽象型(フェルミ推定)の3つに大別されます。

①課題解決型
与えられた課題に対して解決策を考えるパターンの問題です。


<テーマ例>
・若者の選挙での投票率を上げるにはどうすれば良いでしょうか。

・少子高齢化の中で、労働力を確保するにはどうすれば良いでしょうか。


②事業提案型
ある制約条件の下で事業提案を行うパターンの問題です。


<テーマ例>
・群馬に外国人を呼び込むための新たな魅力を考えてください。

・就活向けのアプリに盛り込む機能を考えてください。


③抽象型(フェルミ推定)
抽象的なものや不明瞭なものを、具体的な言葉で定義するパターンの問題です。


<テーマ例>
・社会人に求められるスキルを3つ挙げてください。

・東京駅構内にあるスターバックスの一日の売上を計算してください。


役割の紹介

 

学生が議論を通してどの様な役割を果たし、どれだけチームに貢献できるのかがチェックされます。主な役割は①ファシリテーター②タイムキーパー③発表者です。

①ファシリテーター
議論の方向性を示し、議論をスムーズに進める役割です。発言の少ないメンバーへの意見の促しなど、他人への気配りや配慮も求められます。

リーダーシップを発揮しやすい役割ですが、議論を自分勝手にコントロールしようとする(意見を聞かない、遮る、否定する)と協調性なしと判断される可能性があることに注意です。


②タイムキーパー

グループディスカッションには制限時間があります。議論は時間内にまとめることが大前提なので、時間を管理し、議論を進めていくタイムキーパーの果たす役割は重要です。

議論の進捗を確認しつつ、話題ごとの時間配分を調整して規定時間内に結論を出せるように導く立場です。

③発表者
まとめた結論を、分かりやすく論理的に説明する役割です。発表時間内で議論を聞いていない人にも伝わるように結論とそこに至った過程を話すことが求められます。

話す内容だけでなく、話すときの声のトーンや大きさ、態度なども意識しましょう。


この3つの役割になれなくても悲観しなくて大丈夫です!
「アイデア出し頑張ります」
「話合いの内容まとめますね」
このように自分の役割を宣言してみたり、他の人の発言にリアクションしてディスカッションに参加していきましょう!

グループディスカッションで評価されること

 

まず、学生の何が評価されるのかを知りましょう。評価ポイントが分かれば、グループディスカッションに臨む姿勢も分かります。

グループディスカッションの評価ポイントは一言でいうと「チームで仕事をする際の対人能力」です。議論の課程で各々がどの様な役割を果たし、チームに貢献できるかが見られます。
 
企業が選考で行う目的は、エントリーシートや試験、面接で判断しきれない、

・自ら進んでチャレンジする姿勢 (積極的参加)
・課題を特定し解決する力 (問題解決)
・異なる意見をまとめる力 (議論推進)


これらの能力をチェックすることです。

それぞれを細分化すると①発言力とプレゼン力、②論理性と思考力、③はリーダーシップと協調性になります。


ディスカッションにおいて、自分と異なる意見を持つ人や自分よりも発言力のある人など、グループの人を敵対視してしまう学生もいますが、マイナス評価される可能性が高いです。
グループディスカッションはチームで行うものなので、全員で良い議論をして全員で合格するという気持ちを持ちましょう。

「型」をつくろう

 

グループディスカッションではプレゼンの「型」を持つべきです。どのお題に対しても構造的に発表できる型を持っておけば、議論の進め方のイメージが持てます。
どのテーマでも共通していることは①結論②論理構成(ポイント列挙)③本論(ポイント詳細)④議論の振り返る(良かったところ、あと一歩だったという反省)の順番でプレゼンを行うと聞き手が理解しやすくなります。

課題解決型

①結論
 結論から申し上げます。私たちは「○○」というお題に対して、「××」という解決策を提案します。

②論理構成

これから、❶言葉の定義、❷解決すべき課題、❸ターゲット、❹ターゲット別の解決策の4点についてお話します。

③本論(ポイント詳細)
❶言葉の定義については、「~~~~~」と考えました。

❷解決すべき課題については、「○○」を解決するためには「議論で抽出した現状の課題」を解決することが必要だと考えました。

❸ターゲットは、「~~~」と考えました。理由は「~~~」だからです。

❹ターゲット別の解決策は、「~~~」です。

④議論の振り返り
良かった点は、「~~~」です。
課題が残った点は、「~~~」です。

以上で私たちのプレゼンを終わります。

事業提案型

①結論
結論から申し上げます。私たちは「○○」というお題に対して、「××」という解決策を提案します。

②論理構成
これから、❶言葉の定義、❷ターゲット、❸ターゲットの抱える課題、❹事業(サービス内容)、❺️競合との差別化の5点についてお話します。

③本論(ポイント詳細)
❶言葉の定義については、「テーマの前提条件」は「議論で設定した定義」と考えました。

❷ターゲットについては、「~~~」というりゆうから「議論の結論」と考えました。

❸ターゲットの抱える課題は、「~~~」と考え、「~~~」としました。

❹サービス内容について、「~~~」と考えました。理由は「~~~」だからです。

❺️競合との差別化については「~~~」という理由から「~~~」と考えました。

④議論の振り返り
良かった点は、「~~~」です。
課題が残った点は、「~~~」です。

以上で私たちのプレゼンを終わります。

抽象型(フェルミ推定)

①結論
結論から申し上げます。私たちは「○○」というお題に対して、そのままでは抽象的で議論が出来ないと考え、「△△」と定義しなおしました。そして「××」という結論を出しました。

②論理構成

これから、❶ターゲットの絞り込みによる言葉の再定義、❷ターゲットの心情整理、❸結論とその理由の3点についてお話します。

③本論(ポイント詳細)
❶ターゲットの絞り込みについては、「~~~~~」とイメージできるようにターゲットを明確に絞って定義しなおしました。

❷ターゲットの心情整理については、「○○」と想像し、「○○、××、△△」と推察しました。

❸結論とその理由については、まず結論は「××」と考えました。その理由は「~~~」だからです。

④議論の振り返り

良かった点は、「~~~」です。
課題が残った点は、「~~~」です。

以上で私たちのプレゼンを終わります。

練習方法:「何をしたら良いか分からない」から卒業しよう

ひとりで結論をだせるようになろう

まずは、ひとりでアイデアから結論まで作ってみましょう。上記の型にあてはめて、1つのテーマにつき15分ですべて埋めてみてください。

グループで練習して場数を増やそう

グループディスカッションはテーマやメンバーによって全く異なる結論になります。同じメンバーでは議論の内容や過程が偏りやすいので色んなグループで行うようにしましょう。
同じテーマで複数グループが作れると、議論の進め方の違いなどが参考になります。
テーマもネット上に難易度の高いものから身近なものまで有るので幅広いテーマに挑戦してみてください。
評価役も体験してみると、見え方も学べます。社会人の先輩に協力してもらえると、よりリアルなフィードバックがもらえるでしょう。

就活コミュニティに参加すると、様々なバックグラウンドを持った学生との接点が持てるのでグループディスカッションの練習も捗ります。もし、探している人はキャリツクを検討してみてください!

【まとめ】グループディスカッションでの目標はグループ全員が受かること!

グループディスカッションは「チーム」です。グループの人を敵視せず、全員でいい議論をし、全員での合格を目標に持ちましょう!
 
①積極的な発言と発現の濃度でコミュニケーション能力
②質の高いアウトプットと全員を巻き込んだ議論でリーダーシップ
③直接間接でのアウトプット貢献

グループディスカッションでは、この3つの能力を企業にみせてください。