こんにちは!ライティングカンパニーの佐藤徹です。
本日はキャリツク3期生として活動されている大出和輝(おおでかずき)さんを取材しました。
キャリツクのPR動画を作成した動画制作チームの一員でもある大出さんが動画編集を始めたきっかけや、やりがいを感じていることをお聞きすることができました。大出さんにとって動画編集がどんな意味を持つのかをお伝えしていきます!
プロフィール
東洋大学3年。現在は動画制作チーム、SNSマーケティングチームのリーダとして日々奮闘中。
コトバよりも想いが伝わるモノってなんだ??
まずは大学のことをお聞きしていこうと思います。大出さんはサークル活動をされているんですか?
ジャズ研究会に所属しています。そこでは、大学から始めたテナーサックスという楽器を演奏しています。今はあまり吹けていないですが、コロナが落ち着いていた時期は月2回スタジオを借りて吹いていました。
思うように活動できないのは大変ですよね。ジャズなどの音楽には、もともと興味があったのですか?
ずっと興味はありました。小学校から高校まで運動部だったんですけど、当時から吹奏楽部ってかっこいいよなぁと思っていました。その中でも金色の楽器に憧れていたので、大学に入ったら始めようと思いました。
大出さんは音楽のどこに魅力を感じていたのですか?
一番は自分の気持ちを伝えられる、表現できるっていうところです。クラシック音楽で、”演奏を聞くと情景が思い浮かぶ”っていうのがあるじゃないですか。ただ音と音とが重なっているだけなのに、想いを伝えられるのはすごいなって思って。自分もそうやって自由に表現できたらなって思ってます。
自己表現のひとつとして、音楽に魅力を感じたのですね!
あと、音楽って言葉以上のものを伝えられると思うんです。例えば、いくら自分が「頑張れ!」って言ってもみんなには響かないと思います。でも、熱狂的な音楽を聞いたら、みんな「頑張ろう!」っていう気持ちになるじゃないですか。そういうところが音楽の魅力だと思います。また、自分がそのレベルになれたらなと思っています!
たしかに、音楽って言葉以上に伝わるものがありますよね!
きっかけはコロナだった。「あれ?動画編集って意外と面白い?」
次はキャリツクのことをお聞きしたいと思います。現在キャリツクではどんなことをやられていますか?
主に動画編集・制作をやっています。キャリツクに入った理由の1つに、動画編集を一緒にできる仲間がほしいというのがありました。プライベートでそういう友達はいないので、キャリツクに入って仲間を作れたらなって思っていました。
そうだったのですね。動画編集はどんなことをやられたんですか?
具体的に言うと、キャリツクのPR動画の撮影や編集をやりました。これは動画編集ができるキャリツク生たちと一緒に作りました。今度はキャリツクのサービス動画を作ろうと企画しています!
PR動画を拝見しましたが、とてもかっこよかったです!!大出さんが動画編集を始めたきっかけは何だったのですか?
結論から言うと、バイト以外で収入源を得たいと思って始めました。大学1年生の冬ごろから動画編集を始めたのですが、当時はデパートの飲食店でアルバイトをしていました。その頃コロナが流行り出して、緊急事態宣言が出て働けなくなってしまったんですよね。なので、”このままだとやばい”と危機感を覚えて、家でできる仕事を探したら、動画編集があったので始めました。
コロナの影響でバイトに入れないと、心配になりますよね。家でできる副業は他にもあると思うのですが、その中でも動画編集を選んだ理由はありますか?
一応、動画編集の他にもやってみたんですね。株、プログラミング、ブログ、物販とか。でも、どれも面白くなくて。その中で一番楽しかったのが動画編集でした。自分の成長がすぐ目に見えてわかったのがとても面白くて、続けられました。
大出さんはどんなところに動画編集の面白さを感じていますか?
現実ではできない動きを表現できるという所が面白いなと思っています。それに加えて、自己表現の1つとして、自分が思い描くものを形にできるのが動画の魅力だと思っています。自分は今までアイデアはたくさん浮かぶのですが、それを形にするっていう機会が少なかったんですね。その点で、動画に自分のアイデアを詰め込むことに面白みを感じています。
抑圧されてきた過去と、物作りが好きになったきっかけの折り紙。
これまで、大出さんのお話を聞いていると「表現」というのがキーワードだと感じました。
確かに、そうだと思います。例えば、自分は部活動の顧問に自分の気持ちを伝えることができませんでした。仮に自分が意見をすると、顧問から「うるさい」と言われてしまうような環境だったので…
なかなか自分の意見が言えない環境だったんですね。
それに加えて、自分の言ったことと相手の理解がずれてしまうことが過去に多くありました。しかし、今は正確に自分の考えが伝わるような話し方に変えようとしています。話す順番だったり、ジェスチャーを使って話すように意識しています!
過去の体験から改善を試みるのは素晴らしいですね。自己表現のひとつとして動画制作があると思うのですが、以前から物作りは好きだったのですか?
もともと物作りは好きです!図工の授業の時は、伝えたいテーマを決めて絵を描いたりするなど、こだわりを持って製作するタイプでした。なので、昔から芸術的な創作物には関心がありました。例えば、折り紙は前から好きですね。
折り紙はどうして好きだったのですか?
ほんとに小さい頃から好きだったんですけど、より折り紙が好きになったエピソードがあって。中学生のころ、授業中に鶴を折っていたんです。当然、先生たちから「授業中にやることではない」と言われ怒られました。でも、中3の時の担任だけは自分の作った鶴を教室に飾ってくれたんですよね。そして自分の作った鶴がどんどん並べられていきました。その光景が、自分の作ったものが「いいじゃん」って評価してくれたみたいでとても嬉しかったのを覚えています。
自分の作った物が評価されるのは嬉しいですよね!!
「動画編集とは、他己表現である。」
大出さんは今後、キャリツクでどんなことをやっていきたいですか?
動画編集・制作はこれからもやっていこうと思っています。あとキャリツクで開かれているイベントや講座に参加していきたいです。そういったキャリツク生が集まる場に行って、みんなとコミュニケーションをとっていきたいです。
動画制作に関して、何か新しいものを作る予定はありますか?
現在は伊藤香輝さん(キャリツク運営)とお話して、キャリツクのサービス動画を作ろうと企画しています。その動画を作る上である程度の方向性は決まっていますが、その都度伊藤さんと相談しながら作っていく予定です。もともと考えたりアイデアを出すことが好きなので、とてもワクワクしています!
それはとても楽しみですね!大出さんが動画制作を行う際に気をつけていることはありますか?
自己満足にならないように意識しています。もちろん前提として、自分が動画編集をやっていて楽しいというのがあります。その中でもどうやったら動画の価値を最大限生み出せるのかという成果にこだわって作るようにしています。
相手のことを第一に考えるというのはとても大事ですよね!
動画を作る目的には”わかりやすい”、”イメージをつける”というのがあります。例えば、自分はかっこいい表現が好きですが、キャリツクに合っているのはポップ系の表現だと思っています。それなのに、自分の好きな表現を使ってしまうと目的を果たすことができません。”イメージをつける”という目的のために、それぞれのテーマに合う表現を使うようにしています。
自分の好き嫌いではなく目的のための最適解を選ぶのは、お仕事をする上で大切ですよね。キャリツクのサービス動画が完成したら、ぜひ教えてください!
本日はどうもありがとうございました!!
インタビュアー:佐藤徹
ライター:佐藤徹