企業紹介 2023.01.12

正直ハードワークだけど、仲間がいるから頑張れる。

〜成績不振の営業マンだった私がみんなに伝えたいこと〜

今回はTOKYO BIG HOUSE株式会社の尾美真奈美(おみ まなみ)さんに取材をしてまいりました!尾美さんがハードだと言われる不動産業界になぜ挑戦したのか、人事としての今後の目標などをお聞きしてきました!

 

プロフィール

尾美真奈美さん
2020年にTOKYO  BIG HOUSEに新卒入社。現在、人事部として主に採用活動を行いながら、マーケティング部署でSUUMOの運用や反響からの契約を生み出す仕組みづくりも行う。

 

わたし、ハードな時こそ成果が出るんです。

ーー本日はよろしくお願いします!
早速ですが、尾美さんの現在の業務内容を教えてください!


尾美:現在は人事部として主に新卒採用と社内育成の2つに取り組んでいます。新卒採用向けの会社説明会の企画やインターンシップの開催、候補者との面接などを行なっています。


ーー入社された頃から人事をやられていたのですか?


尾美:入社直後は営業部にいましたが、前任のスタッフが異動になったときに声をかけていただいて人事部に所属することになりました。


ーーそうだったのですね!
尾美さんはどうしてTOKYO BIG HOUSEに入社しようと思われたのですか?


尾美:もともと、不動産や人材業界を中心に会社を見ていたんですね。そこでたまたまTOKYO BIG HOUSEの説明会に参加した時に衝撃を受けたんです!


ーー何があったのですか?


尾美:まだ当時は対面で説明会が開催されていたのですが、登壇している社員のみなさんがすごくキラキラして見えたんです。人事部以外の社員の方もいましたが、全員がそうだったので、みんながイキイキと働ける環境があるんだなと思ったんです。そこで「もうここしかないな!」と思い、選考を受けました。


ーー魅力的な社員の方がいる場所で働きたいと思いますよね!
また不動産や人材業界を見られていた理由はあったのですか?


尾美:自己分析をした時に、自分のモチベーションが高かった時は何かハードなことに取り組んでいるときだったんです。部活動や受験、資格の勉強などに没頭している時にモチベーションが高かったり、成績が良いというのがわかりました。そのため、就活ではハードワークと言われがちな業界を中心に見ていました。


ーーハードな環境にいる方がパフォーマンスが上がるなんてすごいですね!笑

 

勉強漬けの毎日だったが、ある言葉で頑張れた。

ーー入社されるまでに印象的だった出来事などはありますか?


尾美:弊社では内定者全員が宅地建物取引士(以下「宅建」と表記)という資格に合格するというプロジェクトがあります。内定をいただいてからはずっと宅建に合格するために、1日10時間以上勉強していましたね。また私は管理栄養士という国家資格を取ろうと思っていたので、卒業間際までずっと勉強漬けの日々でした!(笑)

 

ーー2つも資格の勉強をされていたのですね!
どうして管理栄養士の資格を取ろうと思われていたのですか?


尾美:高校生の頃から食に興味があったことや、人の人生に貢献できたり人を救える仕事をしたいと思い管理栄養士になりたいと考えていました。そして大学もその道で進んだということもあり、管理栄養士としてのキャリアを歩もうとは考えていませんでしたが試験だけは受けようと思っていたんです。


ーーそうだったのですね!
どうして管理栄養士の道を選ばなかったのですか?


尾美:キャリアとして基本的に、多くの人は病院や福祉施設に就職します。そこで10年、20年働いた時の役職や給料がある程度決まっていることが多いので、私にとっては面白みがないと思ってしまったんです。また自分が頑張った分だけ給料に反映されるような仕事の方がやりがいを持って働けると思ったので、管理栄養士にならない道を選びました。


ーー自分の頑張りに比例して役職や給料が上がるお仕事の方が魅力的だと考えていたのですね!
宅建も管理栄養士の勉強もすごく大変だったと思うのですが、どうして尾美さんは頑張れたのですか?


尾美:社長の菊田さんがおっしゃっていた言葉のおかげですね。以前ある学生が「誘惑に負けそうにな時、菊田社長はどのようにしていますか?」と質問していました。それに対して「それって自分が本当にやりたいことなの?自分の活動に意義を見出していたら、周りの人たちがやっていることを羨ましいと感じないと思うよ。」と言っていたんです。確かにそうだなと思い、それから自分のやるべきことに全力で取り組めるようになりました。


ーー確かに、自分がやりたいことであれば脇目も振らずに取り組めますもんね!

 

周りの支えがあったから乗り越えられた壁

ーー入社されてから苦労されたことなどはありましたか?


尾美:営業部にいた時はとても苦労しましたね。社会人1年目ということもあり、何が正解かわからないまま営業活動をしてたくさんお断りされていました。また相手に嫌な顔をされることなどもありましたが、それよりも結果が出ないことが何より辛かったですね。


ーーそうだったのですか?


尾美:同期が20人いたのですが、初めての契約が1番遅かったんですよ。全然売れない営業マンで、何がダメなのかが見えない中でやり続けるというのがとても大変でしたね。


ーーそのような辛い時期はどうして乗り越えられたのですか?


尾美:『原点に立ち戻ったこと』と『周りからのサポート』の2つがあったからです。
『原点に立ち戻ったこと』に関して言うと、なぜTOKYO BIG HOUSEに入社を決めたのかや、上京してきたのかを改めて考えました。私の片親である母は、実家で美容院を営んでいます。一人っ子なので継ぐ人もいない中、上京して就職する決断をしました。それなのに、こんなところで諦めてしまったらすごく親不孝になってしまうので結果を出そうと思いました。


ーーそうだったのですね。


尾美:2つ目の『周りからのサポート』は、すごく周りのメンバーや同期、先輩方と仲良くさせてもらっていて、「もっとこうしたらいいんじゃない?」と最後まで諦めずにアドバイスをしてくださったんです。また励ましてくださったので、仲間に恩返ししたいと思い、辛い時期でも乗り切ることができました。


ーーすごく社員同士の仲が良くて素敵な環境ですね!
特にお世話になった方や感謝を伝えたい方などはいらっしゃいますか?


尾美:たくさんいます!笑
まず母親にすごく感謝を伝えたいです。母親のおかげで結果が出なくて苦しい時期を乗り越えられたのでとても感謝しています。あとは社員の皆さんですね。同期はもちろん、先輩・上司が辛い時に声をかけてくださったり、「ロープレ付き合うよ!」と言ってくださいました。どんなに時間が遅かったり、大変だったりしてもそういう声かけをしてくれてすごく支えられたなと思いますね。


ーー周りの方がすごく支えてくださったんですね!
具体的にこの人に支えられたというエピソードはありますか?


尾美:2つあって、1つ目が菊田さんですね。営業部全体で毎月目標を立てるのですが、それが達成できた月はみんなで食事に行っていたんです。しかし、その時点で未だに契約を取れていない状態だったので申し訳ないなと思い食事をしていました。


ーーそうだったのですね。


尾美:そんな時、菊田さんが私に声をかけてくれたんです。
今はうまくいく未来が見えていないかもしれない。尾美ちゃんがやったらいいと思う事を続けていけば必ず成果は上がる」とおっしゃってくれました。
それを聞いて、私は「この場にいてもいいんだ」と思うと同時に、楽しい場なのに社長に気を使わせてしまったことがすごく悔しかったです。そこで心機一転、営業活動を頑張っていこうと思えました。

 

ーー社長が尾美さんにすごく寄り添ってくださったんですね。


尾美:2つ目は、当時1番一緒に営業活動をしていた上司の永見さんです。仕事が大変だし、成果が出なかったので何回も辞めたいと思っていた時期がありました。ある時「全然仕事がうまくいかないんです。」と永見さんに相談した時にすごく親身に話を聞いてくれました。


ーーそれはすごく嬉しいですね!


尾美:永見さんから「尾美ちゃんは結局何をしたいの?」と言われたのがすごく印象に残っています。できないことばかり考えていて、何をしたいのかが明確になっていなかったんです。永見さんと一緒に数時間考えた結果、私のやりたいことは『私の大切な人を幸せにする』ことだと気づきました。それから、辛いことがあったらいつでもその原点に立ち返って頑張れるようになりました。


ーー結果も大事ですが、その先に何を求めるのかを見せてくださったんですね!

 

チームワークの良さはここから生まれていた!

ーー尾美さんはTOKYO BIG HOUSEのどこがお好きですか?


尾美:人はもちろんですが、弊社には「勝たせ合う文化」という言葉があり、それがすごく好きです。


ーーそれはどういったものなのですか?


尾美:私もそうですが、やるべきことをやっていても成果がなかなか上がらない人っていると思うんです。その人に対してお手伝いをしてあげるのではなく、「どうやったら自分自身で成果を上げられるようになるのか?」を先輩・上司はもちろん、全社員が諦めずに関わります。

大前提として自分がまず成果を出す。その次にはチーム全体で成果を出す事まで、新人・ベテラン、部署も問わず全員で考えて行動していきます。
チームが勝つことが一番大事、そんな考え方が好きです。


ーー個人の課題をみんなで解決する雰囲気があるのですね!!


尾美:そうですね。それには「『こんな人生があると思わなかった』を、もっと。」というスローガンが背景にあります。お客様はもちろん社員に対しても、その人に自信を持たせてあげることがすごく大事なことだと考えているので、人の可能性を信じて広げてあげるという社風があります。


ーー人の可能性を広げることは難しい反面、できたらすごくポジティブな影響が出ますね!


尾美:また、その他に社内制度に360度サーベイ*というものがあります。それは年に2回、3人以上の社員に対してフィードバックをするもので、先輩・上司に対してもできるんです。普段は面と向かって言えないこともこの機会で言うことができますし、自分の日頃の振る舞いを振り返る機会にもなるので、とても良い制度だと思っています!
※360度サーベイ:評価対象者の上司や同僚、部下などさまざまな立場の人物が、評価対象者を多角的に評価する制度。


ーー信頼関係があるからこそ、率直な意見を取り入れられますね!


尾美:そうですね。後輩からの指摘に対しても寛容に受け止められる先輩・上司が多いので、成り立っている制度だと思います!

 

会社を大きくする仲間探し

ーー人事としてどんな事にやりがいを感じていますか?


尾美:私はTOKYO BIG HOUSEをONE PIECEの麦わらの一味みたいな会社にしたいなと思っているんですね。メンバー1人ひとりが強くて、みんなが同じ方向に向かって取り組んでいるような組織を作りたくて、それに携われているのがすごくやりがいです。
採用は1人ひとりの人生に向き合うすごく責任の重い仕事ではありますが、価値観や能力が会社にマッチするかを見て仲間集めするのがすごく楽しいです!


ーー会社を一緒に大きくしていく仲間を集めるのはすごく楽しそうです!!
尾美さんが描いている今後のキャリアビジョンなどはありますか?


尾美:まずは人事として一人前になりたいなと思っています。現在、新卒採用を私1人だけでやっているのですが、継続して会社で活躍していけるメンバーの採用と育成を成功させたいです。また取締役も人事をやってくださっているので、今後は自分が会社組織の人事全般の業務をできるようになりたいなと考えています!


ーーおひとりで人事業務ができるようになれば、会社により貢献できますね!

 

これを会社選びの軸に入れてほしい!

ーー最後に学生に向けてメッセージをいただきたいです!


尾美:会社選びの軸の1つに『価値観に共感できるか』を大事にしてほしいなと思います。どんなにやりたい仕事であっても、入社後にそれができなくなることがあると思うんです。けれども、会社の価値観は変わらないものなので、そういう視点で会社選びをしていただけたら良いんじゃないかと思います!


ーー価値観のマッチはすごく大事ですよね!
取材は以上となります。ありがとうございました!

 


TOKYO BIG HOUSE株式会社

事業紹介
不動産購入によって見える資産を形成するだけでなく、人間関係や感動体験など見えない資産も豊かにすることを大切に考え、家を通じてお客様の人生そのものを豊かにするサービスを展開しています。

 

TOKYO BIG HOUSE物件シリーズ
・戸建てシリーズ
 リビングが主役の大きな住まい。
・リノベーションシリーズ
 中古戸建やマンションをいったん構造体だけのスケルトン状態に戻し、ゼロから空間をつくりなおす住まい。
・キュービックアウトライン
 ご負担の少ないミニマルな住まい。

 

経営理念
TOKYO BIG HOUSEは住まいを通して人がもつ大きな可能性に貢献します。

 

MISSION
すべての人に持ち家を

 

VISION
可能性を追求し、大胆に誠実に世界に挑戦していく


インタビュアー:小林隼太
ライター:佐藤徹