企業紹介 2024.11.19

エンジニアが輝ける社会へ! 
Malvelが創り上げるエンジニアのための環境とは?

今回はMarvel株式会社さんに取材させていただきました!代表取締役の河畑さんのお話から、SES業界の魅力に迫ります!

 

プロフィール(Marvel株式会社 代表取締役 河畑 福太郎様)

 

河畑 福太郎(かわばた ふくたろう)様
大阪府岸和田市出身。
大学卒業後、リフォーム会社、SES企業で営業を経験後、コンサルタントとして大手人材系企業のシステム刷新や有名アパレルブランドのデジタルマーケティング支援などを経験。
自身も営業・ITコンサルタントの立場で関わっていたIT業界で理想の会社を作るべく、コロナ禍の2020年11月に現役員の高木と「Marvel株式会社」を設立。
3年で150名以上の組織に拡大させ、毎年業界でも類を見ない成長を遂げている。
現在も、同社の代表取締役として「誰もが輝く社会を創る」をミッションとし、エンジニアの市場価値を上げるべく活動中。

 

エンジニアを活き活きとしたヒーローに!

——本日はMarvel株式会社の河畑さんに、SES業界やMarvel株式会社についてお話をお聞きしたいと思います。本日はよろしくお願いします!

 

河畑:よろしくお願いします。

 

——まずはじめに、Marvel株式会社の主な事業について教えて下さい。

 

河畑:弊社はSES事業をおこなっている会社です。主にWebシステム開発、インフラの構築、DXの推進支援などを通して、お客さまにエンジニアの技術力を提供しています。

 

——IT関連で幅広く事業をされているのですね!

 

河畑:その中でも、弊社はWebシステムの開発を得意としています。弊社にはWebシステムの開発が得意なエンジニアが多く、大手人材企業の転職支援サービスを開発したり、仮想通貨の収支計算を行うダッシュボード*サービスを開発しています。

 

※ダッシュボード:データや情報を一覧できる視覚的な表示ツールのこと

 

——Web開発を強みにされているのですね!次に、社名である「Marvel」の由来について教えて下さい。

 

河畑:既にブランドイメージがあり、人に覚えてもらえやすい社名にしようと思いました。また、マーベルシリーズ*にちなんだ想いもありMarvelと名付けたのが始まりです。マーベルのヒーローはそれぞれが個性豊かな存在ですが、社会や人々の生活を守る、という大きな目的に向かって想いを一つに立ち向かっていくという印象があります。弊社もマーベルヒーローのように、社員一人ひとりが個性を伸ばしながら、大きな目標に向かって団結、前進していきたいという想いがあります。

 

※マーベルシリーズ:アメリカのエンターテイメント会社「マーベル・エンターテイメント」によって生み出された作品群のこと。代表作には、「スパイダーマン」、「アイアンマン」などがある。

 

——素敵な想いが込められているのですね!御社が目指す「目標」とは何ですか?

 

河畑:エンジニア一人ひとりが輝く社会の実現」です。エンジニアが向上心を持って仕事と向き合えるような、そんな社会を実現させていきたいです。

 

マイナスイメージに隠れたSES業界の魅力とは?

 

——「エンジニア一人ひとりが輝く社会」を実現させたいと思ったのはなぜですか?

 

河畑:SES業界のエンジニアは活き活きと働けていないと感じたからです。私は以前、SES企業に勤めていたことがあるのですが、派遣された現場で自分の思い通りのキャリアが描けず悩んでいるエンジニアを見てきました。

 

——そうなんですね。どうしてそのようなことが起こっているのですか?

 

河畑:エンジニアが担当するプロジェクトに偏りがあることが大きく関わっています。

 

——詳しく教えて下さい!

 

河畑:他社とプロジェクトをおこなう際、SES企業の責任者が社内のどのエンジニアにプロジェクトを任せるかを決めています。責任者からすると、エンジニアの関わる分野・プロジェクトを固定させた方がエンジニアの管理がしやすいので、エンジニアに同様のプロジェクトを繰り返し担当させたり、プロジェクトが終わるまで同じ担当者に続けさせたりするという現状があるんです。

 

——そうなんですね。

 

河畑:エンジニアを同じプロジェクトに5年、10年と居続けさせる会社も見受けられます。その結果、とても狭い範囲のスキルしか身に着けることができず、理想とするキャリア選択ができないエンジニアが出てきています。これまでSES業界に関わってきて、SES企業にはエンジニアをモノ扱いしているような企業が多いように感じています。

 

——そんな現状があるのですね…

 

河畑:そうですね。エンジニアがプロジェクトに縛り付けられている現状によって、SES業界ではキャリアアップが難しいというマイナスイメージが浸透していると感じます。しかし、プロジェクトベースで動くSES業界は本来、エンジニアにとって魅力的な業界だと思います!

 

——そうなんですか!

 

河畑:ここで大切になってくるのは「参加するプロジェクトをエンジニアの意思で選ぶことができるか」です。SES企業のプロジェクトベースの働き方はプラスにもマイナスにもなると思います。エンジニアの意思が尊重されるようになれば、SES業界へのマイナスイメージはプラスに変わると思うんです。

 

——詳しくお聞きしたいです!

 

河畑:例えば先ほどのように、企業がエンジニアに特定のプロジェクトばかり担当させると、限られたスキルしか身につかず、自由なキャリアを描くのが難しくなるため、エンジニアにとってマイナスな状況になります。一方で、エンジニアが参加するプロジェクトを自ら選ぶことができれば、幅広く様々なスキルを身に着けられますよね。そうなれば、自分の描きたいキャリアに向かって動くことができるプラスな状況になると思うんです。

 

——確かに、エンジニアが自由にプロジェクトを選ぶことができるようになれば、状況が一転しそうですね!

 

河畑:そうなんです。これらを踏まえて、私はSESは自己実現できる業界だと考えています。

 

——自己実現できる業界…ですか?

 

河畑:SESは、様々な業界、大中小様々な企業さんとプロジェクトを進めるため、キャリアアップや、キャリアチェンジできる機会が多いです。また、エンジニアがこれまでとは違うプロジェクトに挑戦したいと思ったときには、社内の別のプロジェクトに参加することでキャリアチェンジが可能です。

 

——例えば、どんなキャリアチェンジができるのですか?

 

河畑:弊社であった実例を挙げると、今まではフロントエンジニア*だったエンジニアがインフラエンジニア*にキャリアチェンジしたという事例があります。このエンジニアは、今後のIT業界ではインフラ開発の需要が高まると考え、専門外であるインフラ開発に関わるプロジェクトに参加するようになりました。

 

※フロントエンジニア:ウェブサイトやアプリなどの見た目と動作を設計し、ユーザーが使いやすい機能を創るエンジニア。

※インフラエンジニア:ITの基盤となるシステムやネットワーク、データセンターなどの構築、管理、保守を行うエンジニアのこと。企業のIT環境が安定して効率的に運用されるようなサポートを行う。

 

——そんな事例があるのですね!

 

河畑:このように、SES業界では、転職をしなくても自分の考えを行動に移すことができます。社内で完結して、キャリアアップやキャリアチェンジを永続的にすることができるところが、プロジェクトベースであるSES業界の他の業界にはない魅力だと思います

 

——なるほど、自分の伸ばしたいスキルや挑戦したい事に合わせてプロジェクトを選ぶことができる点が魅力なんですね!

 

河畑:そうですね。エンジニアが自らの意思でキャリアを描けるようになれば、SES業界はエンジニアにとって魅力的な業界になると思います。そして、エンジニア一人ひとりが輝ける社会が実現できると思っています。

 

——業界のマイナスイメージをなくし、エンジニアが輝ける社会にしたいということなんですね!

 

河畑:そうですね。そのために、まずは弊社のエンジニアに活き活きと働いてもらえるようにしています。

 

——御社の取り組みについても、ぜひお聞きしたいです!

 

エンジニアを支える3つの取り組み

 

——エンジニアが活き活きと働けるようにするために、どのようなことを意識されていますか?

 

河畑:大きく3つあります。1つ目は、幅広い業界の企業さまと関係を持つことです。SES企業の多くは、特定の技術に特化し、その技術を欲している特定の分野の企業と関係を持っています。しかし、弊社は幅広い業界の企業さまと取引させていただいています。

 

——なぜ御社は幅広い業界の企業と取引されているのですか?

 

河畑:エンジニアが挑戦できる機会を増やすためです。取引先を広げることで、エンジニアが参加できるプロジェクトの選択肢が増えます。そうなると、エンジニアは自分の関わってみたい業界や、伸ばしたいスキルに合わせて参加するプロジェクトを選ぶことができるんです。このように、エンジニアのキャリアの選択肢を広げるため、幅広い業界の企業さまと取引をさせていただいています。

 

——エンジニアの自己実現のための取り組みなんですね!

 

河畑:そうですね。しかし、エンジニアのためとはいえ、幅広い業界の企業さまとの契約を勝ち取るのは簡単なことではありません。その点は、弊社にいる営業担当のおかげで成り立っています。営業担当が多種多様な業界の企業さまに積極的にアプローチすることによってエンジニアの挑戦環境が整備できているんです。

 

——会社が一丸となって、エンジニアのための環境づくりをされているのですね!意識されていることの2つ目は何ですか?

 

河畑:2つ目は、モダンなプロジェクトを取り扱うことです。

 

——モダンなプロジェクトとは何でしょうか?

 

河畑:最先端のプログラミング言語や開発環境のあるプロジェクトを積極的に取り扱うということです。プログラミング言語の中には、50年前からある言語もあれば、5年前ほどにできた新しい言語もあります。弊社では、最先端の技術にも対応するため、最先端の技術が求められるプロジェクトを扱い、それに合わせた開発環境を整えています。そうすることで、最新の技術を追っていきたいというエンジニアが輝ける場所を用意しています。

 

——エンジニアが最新技術のスキルを身に着けられるようにされているのですね!3つ目についても教えて下さい!

 

河畑:3つ目は、エンジニアの想いに寄り添うことです。SES業界は自己実現できる業界だとお話しましたが、自己実現のために行動するには、まずは自分が今後何をしていきたいかを考える必要があります。将来のことについてエンジニアが1人で悩まないように、キャリアについて相談できる環境を整えています。

 

——確かに、将来のことをしっかりと考える時間は大切ですね!気になったのですが、エンジニアの方はどのような内容で悩まれることがあるのですか?

 

河畑:例えば、「どういう資格を取っていったらいいのか」といったことや「次はどのようなプロジェクトに参加したらいいのか」といったことですね。将来のためにどんなスキルや経験が必要かは、1人では判断しにくいと思うんです。そこで、弊社ではエンジニアのサポートをおこなう「キャリア管理部」という部署を設置しています。

 

——キャリア管理部はどんなサポートをされているのですか?

 

河畑:定期的なミーティングと不定期のミーティングを組み合わせてエンジニアの声を拾い上げています。そして、エンジニアがどんなスキルをつけていきたいのかをヒアリングして、次に参加するプロジェクトについてアドバイスしています。このようにして、エンジニアが将来の見通しを持って働けるようにしています。

 

——エンジニアの意思決定のサポートもされているのですね!ここまでお話をお聞きして、御社が働く環境からキャリアの決定に至るまで、エンジニア思いの取り組みをされていることが良く分かりました!

 

起業の原動力となった経験とは?

 

——続いて、Marvel株式会社を起業するに至った経緯についてお聞きしたいです!

 

河畑:大学を卒業した後は、職を転々としてきました。実は私、大学を卒業してからの6.7年で転職を5回経験しているんです。

 

——5回ですか?それぞれの会社でどのようなことをされてきたのですか?

 

河畑:主に営業を担当し、販売会社、保険代理店、SES企業やコンサルティング企業など、幅広い業界でキャリアを積んできました。

 

——本当に幅広いですね!転職を決断された理由にはどのようなものがあったのですか?

 

河畑:自分の成長実感が湧かなかったり、職場の人間関係で上手くいかなかったり、そういった理由で転職を決断することがありましたね。そして、5回の経験を通して、思ったことがあったんです。

 

——どんなことでしょうか?

 

河畑:自分に合った会社を探すよりも、自分で理想の環境をつくったほうが早いのではないかということです。これまでの転職経験から、自分の要望をすべて満たす理想の会社を見つけることは難しいと感じ、そうであれば自分で理想の環境をつくり上げようと思い、起業を決意しました。

 

——河畑さんのこれまでの経験が起業のきっかけとなったのですね!色々な業界がある中で、SES業界で起業を決意された理由はありますか?

 

河畑:SESに対して関心が高かったからです。これまでの自分のキャリアの中で特に印象に残っていたのが、SES企業に勤めていた時のエンジニアの不遇さだったんです。当時感じた、エンジニアがモノ扱いされているような状況をどうにか改善したいという想いがありました。

 

——そうだったんですね。

 

河畑:そうしたSES業界に対する想いが弊社の起業の背景にあります。この想いに、会社員時代の自分が大切にしていた、成長環境、温かい職場の雰囲気といった要素を加え、エンジニアの働きがいを大切にする今のMarvelが出来上がっていきました。

 

——ご自身の経験と、SES業界の課題を解決したいという想いが、立ち上げのきっかけだったんですね!御社が大切にされていることとの一貫性があり、とても納得しました!

 

妥協しない、Marvelの目指す未来とは?

 

——御社が目指す今後の目標は何ですか?

 

河畑:社会、お客さま、社員それぞれに対して貢献できる会社でありたいです。社会に貢献するという点では、少し先の目標になりますが、2050年に売り上げ1兆円を達成したいです。

 

——1兆円ですか?とても大きな数字に感じます!

 

河畑:1兆円というのは、日本を代表する企業が達成する規模の売上であり、非常に大きな目標です。しかし、私としては社員やお客さまだけではなく、社会にも貢献していきたいという想いがあるので、この目標を達成し、日本経済の発展に貢献していきたいです。

 

——素敵な考えですね!

 

河畑:また、お客さまに対しては、お客さまの抱えるITの課題を何でも解決できるような企業にしていきたいですね。お客さまの課題は、営業、人事、セキュリティなど色々あり、今後も様々な課題が出てくると思います。お客さまの課題に柔軟に対応できるよう社員一人ひとりの技術力を磨いていきたいです。お客さまのあらゆる課題をITを用いて解決できる、いわば「ITの総合商社」と呼ばれるような企業にすることが目標です!

 

——お客さまから信頼される企業にしたいということなんですね!

 

河畑:そうですね。最後に、社員に対しては、Marvelに在籍しているエンジニアが働きがいを持って働けるようにしたいですね。そのために、エンジニア一人ひとりが輝ける会社づくりを突き詰めていきます。エンジニアという職を人々からもっと憧れられるような職業にすることが今の目標です。例えば、社員の子どもに「パパの会社は有名で社会に貢献しているんだね」と言ってもらえるような、家族に誇れる会社にできたら素敵だと思います!

 

——とても素敵です!社員やその家族、お客さま、そして社会と、多方面に貢献していきたいという想いが伝わってきました!

 

どんなこともまずはチャレンジを!

——最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします!

 

河畑:困難なことがあっても諦めずにチャレンジする姿勢を大切にしてほしいです。就職活動においては、人生は1社目の就職先で決まってしまうと言われることもありますが、私はそうではないと思います。私自身、大学を卒業してから何度も転職を繰り返し、自分がやりたい事、実現したい事を叶えることに苦労してきました。そこで、諦めずにチャレンジしてきたことで、自分の道を切りひらくことができました。何事も諦めずチャレンジする気持ちがあればいくらでもやり直しはきくので、チャレンジ精神を忘れずにいてほしいですね。

 

——チャレンジし続けてこそ、道は見えてくるということなんですね!

 

河畑:そうですね。私は代表になった今も、難しい課題と日々向き合っていますが、自分のチャレンジ精神のおかげで、成長を実感したり、人の役に立ったりできています。Marvelにおいても、エンジニアのチャレンジを支援する制度をまだまだ増やしていく予定です。自分の目標を成し遂げるために諦めずチャレンジしたい方とはぜひ繋がりたいですね!

 

——そうですね!チャレンジ精神を忘れないことが大切だと思いました!素敵なメッセージをありがとうございます!本日はありがとうございました!


Marvel株式会社

 

事業概要

個性豊かで信頼できるエンジニアが短所を補い合い、長所を活かしながら、お客さまの課題解決に向けて働いています。
大企業・ベンチャー・スタートアップ問わず380社以上のお客さまにシステム開発やインフラ設計・構築、DX支援を提供しています。

事業内容

・Webシステム開発

・インフラ構築支援

・DX推進支援

MISSION

誰もが輝く社会を作る