企業紹介 2024.07.02

働くことが楽しいと思える社会人を増やしたい ~『リクルバ』事業責任者の想いに迫る~

 

プロフィール

 

佐藤康多(さとうこうた)様

新卒でNexus Link(ネクサスリンク)に入社。

現在、就活生向けのサービス『リクルバ』を立ち上げ、事業責任者としてリクルバの運営を行うと同時に就活生との面談を通して就活支援を行う。

 

就活生の企業選びから内定までの段取りを全力でサポートしたい!

――本日はよろしくお願いします!

早速ですが、佐藤さんの現在の業務内容について教えてください!

 

佐藤:就職活動を行う大学生向けの『リクルバ』というサービスを立ち上げ、事業責任者としてサービスの運営を行っています。

 

――リクルバのサービス内容について詳しく聞かせてください。

 

佐藤:就職活動の方向性を決めるというのをテーマとして主に2つのことを行っています。

1つ目は自分に合った会社を見つけるための判断軸を決めること。2つ目は志望先の内定を取るまでの段取りを決めることです。

 

――就活の前半戦に利用してもらうサービスということですね。

 

佐藤:その通りです。受験で例えると、「○○大学に行きたい!」という進路を一緒に決めて、次に「○○大学に合格するためには何をすればいいのか?」という段取りを決めていく流れになります。

 

――そこまで手伝ってもらえたらやるべきことが明確になりますね!

 

佐藤:そうですね。他にも、就活を少し進めたあとに「就活を始めたものの、何が正しいのか分からなくなってしまった」「このままのやり方で就活を進めていいのか」など、不安になってしまった人もリクルバを頼っていただきたいですね。

 

――就活って途中で分からなくなることが多いですもんね…!困ったときにいつでも頼れるサービスがあったらとても心強いです!

ちなみに、具体的にはどのようなサービスを提供しているのですか?

 

佐藤:ワークショップやセミナーも行いますが、メインでは就活プランナーとマンツーマンで就活軸と志望先の内定を取るための段取りを決めていきます。

 

――マンツーマンですか!?

 

佐藤:そうなんです。就活に関するサービスはナビサイトやイベント、セミナー、紹介エージェントなどたくさんありますが、マンツーマンで企業を選ぶ軸や、志望する企業に受かるための段取りを決めるサポートをするサービスってあまりないんですよね。

 

――たしかに私もリクルバを知るまでは聞いたことがなかったです。

 

佐藤:さらに言えば、多くの就活生はセミナーやサイトから一対多に向けた同じ情報を得て、就活の進め方を知ると思うのですが、例えば、志望業界や学歴、ガクチカ、就活を始めた時期もバラバラな就活生が2人いたとしたら、その2人の就活の進め方は全く違うと思うんです。

 

――おっしゃる通りですね。

 

佐藤:多くの就活生が自分に合った就活の進め方を理解しないまま、なんとなく就活を進めてしまっているため、就活が順調に進んでいる人と比べてしまって就活が不安になってしまうんです。だからマンツーマンで一人一人に合った就活の段取りを決めることを大切にしています。

 

――学生の状況や希望に合わせて、完全に学生に寄り添ったサポートをされているということなんですね!

 

仕事は嫌なものであるというイメージを払拭したい!リクルバ創設者の想いとは?

――次に、なぜリクルバというサービスを立ち上げられたのですか?

 

佐藤:社会に出たときに仕事を楽しいと思える人を増やしたかったからです。

 

――そのように考えるきっかけは何だったのですか?

 

佐藤:仕事に対してネガティブな気持ちをもって働く人が多いと感じたのがきっかけです。

 

――詳しく聞かせてください!

 

佐藤:友人と遊びに行った時に「明日、仕事だね…嫌だよね…」と共感を求められたり、友人の結婚式で仕事何してるの?と聞かれた際に自分の業務内容を話すと羨ましがる人が多く、「俺なんてこんなんだよ、もう辞めたいよ…」と言ってくる友人もいました。

 

――そうだったんですね…!

 

佐藤:しかし、私は仕事が嫌だと思ったことはなく、休みの日も分け隔てなく仕事のことを考えるくらい仕事が楽しいと感じています。だから学生時代、あんなにイキイキしていた友人達が社会に出てイキイキして働けていないことがとても悲しかったんです。

 

――それはやるせない気持ちになりますね。

 

佐藤:かといって、一度でも仕事は楽しくないものという認識を持ってしまうと、環境を変えたからといって、仕事に対するネガティブな認識を変えることは難しいと思うんです。

 

――確かにそうかもしれないですね。

 

佐藤:だから新卒社会人として働く前の就職活動というものを変えていかないと楽しく働ける人が増えないと考えました。そして、その中でも就活生のボトルネックとなっている『企業選び』にフォーカスを当てました。

 

――ご自身が仕事を楽しまれているからこそ、仕事に対するネガティブな認識を変えていきたかったということですね。

 

就活を支援していく中で見つけた課題

 

――ちなみに、なぜ企業選びが就活をする上でボトルネックと感じたのですか?

 

佐藤:就活生を支援していく上で、やりたいことが分からないまま何となく企業を選んでいる学生が多いと感じたからです。

 

――確かに私もやりたいことが分からない時期がありました。

 

佐藤:現在の就活の形は始める時期もまばらで基本一人で就活を行うじゃないですか。

3年生の5月くらいから始めるとしたら、最初は合同説明会に参加して、とりあえず有名な企業のサマーインターンに応募して、一旦燃え尽きて就活を休止。12月から焦りだして内定が出たところに就職するみたいなパターンが本当に多いんですよ。

 

――おっしゃる通りですね。

 

佐藤:このようなパターンで就活をしてしまうと、自分の将来のことを考える時間がかなり少ないと思いました。

 

――なるほど、詳しく教えていただきたいです。

 

佐藤:多くの就活生が合同説明会・インターンと、なんとなくのテンプレートで就活をすることに時間をかけすぎてしまっているんです。そのため、本当に大切な『自分の将来と向き合う』という本質的なところは、よくわからず後回しになっていたり、最後までよくわからないままだったりします。

 

――確かにそのような方法だと自分の将来と向き合う時間は少ないように感じますね。

 

佐藤:そうなってしまうと、入社してから自分に合わないと後悔する人が出てくるんです。だから企業選びという観点から就活生たちを正しい方向に導いていきたいと考えました。

 

――リクルバは佐藤さんが就活生を支援していく中で着想を得たサービスだったんですね。

 

リクルバを運営する上での仕事の醍醐味

――次にリクルバを運営する上でのやりがいがあれば教えていただきたいです。

 

佐藤:2つあって、1つ目は新規事業で知名度がない中で、リクルバを使ってよかったと良い評価をもらったときですね。全然知名度のないサービスを使ってもらって良い評価をもらったらブランド力に関係なく、完全に自分たちの力で得た実績だと思うんです。

 

――自分のサービスに満足してもらえたことが目に見えてわかるということですね。

2つ目も教えていただきたいです。

 

佐藤:2つ目は学生に直接感謝されたときですね。

 

――詳しく聞かせてください。

 

佐藤:企業の選考が迫ってきていて切羽詰まってる学生と面談をしていたときです。その子が急に泣きながら「色んなサービスを利用してきたけど、自分に合わせた就活の進め方やESの作り方を教えてくれたのは佐藤さんが初めてです。初めて頼りたいと思いました!」と言ってくれたんです。

 

――とても嬉しいお言葉ですね!

 

佐藤:その子は何も就活のやり方が分かっていなくて正直大変だったのですが、解決することができて「このやり方で頑張ってみます!」と前を向かせることができたんです。その時は心からやっていてよかったと思いましたね。

 

――間違いないですね!

 

佐藤:自分が支援した学生たちが正しい方法で就活を進めて、自信をもって就活することによって段々と就活に対してポジティブになっていくと思うし、社会に出たときにも働くことをポジティブに捉えるきっかけに繋がると信じています。

 

――確かにポジティブに就活を捉えて内定をもらった方が仕事に対する認識もポジティブに捉えることができますよね。

 

学生の将来のために本気で向き合う就活支援

 

――佐藤さんが就活生を支援していく中で大切にしていることはありますか?

 

佐藤:目の前の学生と120%で向き合うことですね。

 

――詳しく聞かせてください。

 

佐藤:選考を控える学生と話していく中で、本人が今やるべきと思っていること本当に今やるべきことが違ったり、本人はこのレベルで内定がもらえると思っているけど実際はそのレベルに達していなかったりすることがあります。

 

――そうなんですね。

 

佐藤:だから「このままだと選考に受かる可能性は低いよ」と時に耳が痛くなるようなことも言うようにしています。

 

――しっかりと学生の現状を正直に伝えるようにしているんですね。

 

佐藤:その上で一緒に改善していくこと、選考に対して自信を持たせてあげることがプロとしての責務だと思うんです!

 

――おっしゃる通りですね。学生の将来のために本気で学生と向き合われているのがとても伝わってきます!

 

リクルバを通して目指す未来とは?

――佐藤さんはリクルバを今後どのようなサービスにしていきたいですか?

 

佐藤:有名なサービスにしたいし、就活サービスのランキング1位を取りたいと思ったりもしますが、その先を目指したいと考えています。

 

――その先ですか?

 

佐藤:学生たちが社会に出ることにワクワクする世の中を創っていきたいと思っています。

 

――なぜそのように考えたのですか?

 

佐藤:「社会に出て働く」ことが楽しくないというイメージが蔓延しているからです。現在の日本は暗いニュースが大半を占めていて、大人たちが働くことに対してワクワクしていないので、その根本を変えていきたいと思ったんです。

 

――確かに仕事を楽しんでいる大人は少ないように感じますね。

 

佐藤:Nexus Linkとしても「若者が未来を語り合える社会を創ろう」というミッションを掲げているので、リクルバを通して今後の日本の未来を担う大学生の仕事への価値観を変えることができたら、その子どもたちもそのような考え方になっていくと信じていますし、「仕事は楽しいもの」と思えるサイクルを創り出すことができたらと思っています。

 

――素晴らしいビジョンですね!

最後に学生に向けてメッセージをお願いします!

 

佐藤:これからみなさん社会に出るわけですけど、ネガティブなイメージを持っていたりとか就活に対して途方に暮れている人がいたらぜひ頼ってください!もちろん応援しますし、もしこの先関わってくれて感謝してくれるようなら一緒にお酒でも飲みにいきましょう!

 

――自分も就活中なのでぜひ頼らせていただきます!本日はありがとうございました!