企業紹介 2023.01.11

白潟総合研究所株式会社の小尻詩枝留様に取材をしてまいりました。高卒という肩書きを持ちながら、コンサルタントとしてご活躍されている小尻様がどうして白潟総研に入社されたのか、今後の目標は何かを聞いてきました!

プロフィール

小尻詩枝留 様
高校卒業後、人材会社を経験し、2022年4月から白潟総合研究所株式会社にコンサルタントとして中途入社。現在は人事・採用などのコンサルティングをメインの業務としている。

勉強よりバイト!?だけど、それが良い!!

本日はよろしくお願いいたします!まず小尻様の経歴からお伺いできればと思うのですが、高校卒業後すぐに就職されたのですね。

そうなんです。私が通っていた高校は進学校と呼ばれるところで周りの友人が進学するなか、就職する道を選びました。

どうしてそのような決断に至ったのですか?

すごく単純なんですけど、勉強することよりも働くことが好きで、バイトを4つかけ持ちするくらい好きだったんです(笑)

4つもですか!?それはすごいですね…!

学校に行くヒマがあったら、バイトをたくさんしたいという気持ちでした。なので、早く社会に出てスキルや知識を身につけた方が自分の将来にとって有効だと思い、就活することに決めたんです。

そうだったんですね。
小尻様がアルバイトをされている時は、どのようなことが楽しかったですか?

お客様から喜んでいただけることがすごく楽しかったですし、嬉しかったですね。接客業をやっていたんですけど、お客様を目の前にしてお話しできたり、喜ぶ姿を直接みれるという点で楽しかったです!

アルバイトで印象に残っている出来事などはありますか?

チェーンの飲食店で働いていたんですけど、毎日のようにバイトを入れていたので顔見知りのお客様が多かったんです。その方々と世間話をしたりとか「いつもありがとうね」と感謝の言葉を言ってくださるお客様が増えていったことが印象に残ってます。

そのような些細な幸せがたくさんある職場だったのですね!

そうですね。あとはトラブルが起きた時も楽しかったですね(笑)

どういうことですか??(笑)

普段とは異なる環境で、誰が何をすればお客様に満足いただけるサービスを提供できるかを、瞬時に1から考え、判断しなくてはいけない現場のスピード感を楽しんでいました!!

イレギュラーな場面でも楽しめたのはすごいですね!!

白潟総研には、私の『やりたい』が詰まってる。

そんな高校生活を送られていた小尻様は、どうして前職の人材会社に入社されたのですか?

正直あんまり私、業界とか考えていなかったんですよ。進学校ということで周りは誰も就活しないし、就活指導などもない状態だったんですね。1人でやるしかない状況で企業を探して、その会社は成長を重視してくれる風土があったので、その点で決めました。

なるほど、業界というよりはその会社の文化や雰囲気で選ばれたのですね!
そこからどのようにして、白潟総研を知ったのですか?

その人材会社に尊敬している上司がいたんです。その方が転職された後に、私も転職を考えている時期があり、私が今後やりたいことなどの転職の軸を相談したんです。その時に「それだったら白潟総研っていう会社があるんだけど、そこいいんじゃない?」と紹介してもらい、選考を受けることにしたんです。

前職の上司の方からご紹介されたのですね!そこで、どうして白潟総研に入社しようと思われたのですか?

主に2つ理由があります。
1つ目は仕事の幅を増やしたいと思ったからです。自身のキャリアアップを考えたときに、専門性を持つよりは仕事の幅を広げられたらいいなと思ったんですね。また、コンサルティングという業務は、自社のサービスを売るだけではなく、改善するための案を考える必要があります。そのように、お客様に対して幅広い支援ができるのは良いなと思っていたんです。

ジェネラリストとして活躍していきたいと思われたのですね!!

2つ目はお客様第一で行動しているという点です。転職の際に、白潟総研の社員インタビュー記事や採用媒体を見たんですね。それらを通してお客様をとても大事にしている会社だと知れましたし、私が大切にしている価値観を体現している会社だと思ったので面接を受けようと思いました。

先程のバイトの話でもお客様からの感謝の言葉が嬉しいとおっしゃっていましたよね!

他にはない白潟総研の面接とは?!

そうして選考をスタートさせたと思うのですが、選考を通して白潟総研に対してどのような印象を持たれましたか?

2つあるんですけど、1つ目は『建前だけのお客様思いの会社』じゃないんだなと思いました。2次面談の後に幹部の方たちとの飲み会があったんですね。そこでは、もちろん私のことやお互いのプライベートも話しました。
そんな中、真面目に仕事の話もされていたんです。

えー!飲みの席でもお仕事の話をされていたんですか?

そうなんですよ。私はそれを見て「素敵だな」って思ったんです。
というのも、建前ではなんとでも言えると思うんですけど、普段から仕事を一番に考えていたり、お客様に対して真摯に向き合っていなければ飲みの場でそんな話は出ないと思うんです。

確かにそうですね!お仕事やお客様に対して誠実に対応しているからこそ、そのような行動が自然と出てくるのですね。

そして2つ目は『人をしっかりと見る会社』という印象を受けました。当社はすごく時間をかけて選考を行うんですね。私の場合は2次面接が3時間、代表との最終面接が5時間ありました。

えっ…?ご、5時間もですか…

かなり長丁場ですが、そこでお互いにしっかり向き合って「この会社があっているのか」を見定めるんです。お互いにとって不幸にならないように確認をしっかり行って人を雇う会社なんだなというのがすごく印象として残っています。

その面接ではどのようなお話しをされたのですか?

2次面接では主に擦り合わせを行いました。まず私が望んでいることや持っているスキルについて話しました。そのあと組織についてや、どこのポジションに就くのが良いのか、また会社はどんなポジションを求めているのかを話しました。

お互いが求めていることを話されたのですね。

最終面談では会社の課題について詳しく教えてもらいました。実際に聞いてみて、「ちょっと、これ大丈夫かな?」と不安になってしまうものもありました。しかし、それがあったおかげで会社の信頼感にすごく繋がりました。

会社の課題をこれから入社する人に伝えるのはすごく勇気がいることだと思います。それはやはり、本当にその人と会社と合うのかを見極めるためにやっているのですか?

そうですね。会社の課題を突きつけられたときに「自分はここと合わないな」と思われる人もいらっしゃると思うんですよね。でも、そういう会社の弱い部分って入社するとすぐわかってしまいます。お互い不幸にならないためにもそういうプロセスを踏んでいるのだと思いますね。

なるほど。そうしたら、入社後のギャップは少なそうですね。

本当に全然なかったです。

人間関係の面でもなかったですか?

ありませんでした。選考中に6名の社員さんと会いましたし、最終面接で代表から「会社にはこんな人がいるんです」と1人ひとり教えてもらったんです。その人がどんな人で、今どういった所に課題を抱えているのかも共有してもらいます。
なので、ギャップはまったくありませんでした。

お互いがマッチしているのかを重要視されているからこその選考内容ですね!

今の私があるのはこの人のおかげです。

入社されてからは、どのような業務を行っているのですか?

人事採用のコンサルティングをメインでやっています。例えばお客様の採用媒体の運用であったり、お客様の課題をヒアリングして採用や組織の改善案をアドバイスしています。

幅広く業務をやられているのですね!
コンサルタントってすごく難しいイメージがあるのですが、実際のところいかがですか?

前職で人材業界にはいたんですけど、コンサルタント自体は未経験だったので、新たに学ばなくてはいけないことも沢山ありました。なので、毎回の商談後に振り返りの時間を設け、上司からフィードバックをもらうようにしていました。今もまだ足りていない部分はありますが、振り返りを重ねることで自分の知識が増えているのを実感しています!

そういった時にお世話になった方などはいらっしゃいますか?

同じチームの上司である永田*にはたくさんお世話になりました。私は彼のチームの下で働いているんですけど、商談に同席してもらったり、朝にロープレをお願いしたりすごく時間を使ってもらいました。また彼自身もすごく業績を出していてとても忙しいとは思うんですけど、その素振りを一切見せないんです。

すごいですね!

また、逆に永田が私に対して時間を使えなかった時に「今週あんまり時間使ってあげられなくてごめんね!」って言ってくださるんです。私からしたら「いえいえ、全然大丈夫です!!」って感じなんですけど、そういう謙虚な姿勢はすごく尊敬していますね。

ほんとにカッコいい人ですね!!

白潟総研のキーワードは『お客様第一』と『〇〇』

先程のお話しを聞いて、お客様に対してはもちろん、社内の人に対しても思いやりを持っている方が多い印象を受けました。

たしかに人を大切にしている方は多いですね。お客様から連絡がきたらいつでも見てしまいますし、私自身『お客様のために』と常に意識しています。「このやり方って本当にお客様のためになっているのか?」と考えたりしますね。あとは、先ほどの話でも出てきましたが、飲みの席で仕事の話をするのは日常茶飯事です!

お客様ファーストが文化として根強くあるのですね!他に貴社の魅力はどんなところにありますか?

成長に関してすごく時間を使ってくださる会社だと思います。弊社は20人くらいしか社員がいないので、経営幹部も売上を取りに行かなくてはいけません。そうなると社内の育成が行き届かないケースが多いんですね。しかし、必ずフィードバックの時間を設けたり合宿もやるので知識を増やす機会をたくさん作ってくださいます。

合宿があるのですね!どのようなことをやるのですか?

合宿によって内容は違いますが、開催の時期に必要な会議があればそれをやり、知識が足りていないところがあればワークをやります。大体3ヶ月に1回のペースでやり、コンサルタントとして成長・活躍できるようなサポートをしてくれています。そうやって知識が増えると、お客様に還元できるものが増えるので、自分のためはもちろんお客様のためにやっている感じですね!

そうなんですね!合宿の話を聞いて皆さん仲が良いのかなと思ったんですけど、どうですか?

仲の良さはすごくあると思います。この間はオンラインで雑談の場を設けたり、飲み会もやったりしました。やはり交流は大事にしているので、リモートの社員も含め全員が音声を繋げられるツールを活用して何かあれば声かけができる状態を作っています。そうやってコミュニケーションが活発に取れるような環境づくりを意識しています!

幅広く挑戦して、将来はこんな人になりたい!!

そのような環境でお仕事をされていく中で、小尻様はどんなところにやりがいを感じていますか?

やはりお客様から感謝の言葉をいただけた時はやりがいを感じます。私がアドバイスしたことに対して「すごくいい案だね!」と言ってくださったり、採用のサポートをしているお客様から「小尻さんのおかげで良い人を採用できました!」というお言葉をもらえた時はやってて良かったなと思いますね!

感謝の言葉は嬉しいですよね!最後に今後の目標についてお聞かせください!

今は人事採用がメインですが、今後はこの幅を広げていきたいなと思っています。サポートしたいと思ったお客様の悩みが採用や人事周りのことだけとは限らないと思うんです。そういうお客様が迷った時に「まずは小尻さんに聞こう」とか「小尻さんに聞けば解決策を考えてくれるだろう」と思われる存在になりたいです。いわゆる『何でも屋さん』に近いですが、そうなるためにも、人事採用に限らず、色んな分野のコンサルティングに挑戦していきたいです!!

『お客様第一』を大切にしている小尻様らしい目標ですね!
これで取材は以上になります。ありがとうございました!!


白潟総合研究所株式会社

経営理念:
中小ベンチャー企業の社長を元気にする。

事業紹介:
M&Aイノベーション本部
M&A戦略構築、M&Aアドバイザリー、ソーシング、バリューアップと、中小ベンチャー企業が仲介手数料による制約から自由になり、最高のM&Aを実現する支援を行います。

人組織コンサルティング本部
採用から能力開発、人事制度構築、組織開発まで、中小ベンチャー企業の人と組織の課題を解決します。

経営コンサルティング事業
社長の価値観の言語化(PMVV)、戦略構築、経営顧問などの社長が社長らしく経営するための総合的な支援を行います。


インタビュアー: 佐藤 徹(キャリツク)
ライター:佐藤 徹(キャリツク)