企業紹介 2022.08.17

株式会社ライボの上村良輔(かみむらりょうすけ)様に取材をしてまいりました。新卒でライボに入社後、現在はチームリーダーとして活動されています。そんな上村様がなぜライボに入社したのか、働く上で大切にしている想い、また今後のキャリアについてお伺いしてきました!

プロフィール

2021年株式会社ライボに入社。現在はJobQ事業部のメディアグループで、記事作成及び編集チームのリーダーとして活躍。チームメンバーが全員インターン生の中、3ヶ月で流入を昨年対比150%に伸ばした。

こんなサービスがあれば自分も・・・

本日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、入社の経緯をお伺いしてもよろしいですか?

就活のイベントで説明会があり、初めてライボという会社を知りました。困っている人を助けられるようなプラットフォームを運営していて、顧客に対して共感しながらプロダクトに携われるところに魅力を感じたので入社を決意しました。

どうしてそこに魅力を感じたのですか?

実は大学3年生の時、色んな事に挑戦した結果、キャパオーバーになって一時期休学してたことがあるんです。

そんなことがあったのですね…。

その後に復学したのですが、立ち直ったきっかけがネット上での人との関わりでした。

どんな関わりがあったんですか?

私は周りに弱音を吐けない性格だったので、身近な人に相談することができなかったんですけど、ネットは匿名なので素の自分を出して相談できました。その結果、立ち直ることができました。

そうだったのですね!

だからこそ弊社のJobQは、匿名で気軽にキャリア相談ができるプラットフォームなので、自分みたいに実は苦しんでいるけど、身近に相談できない人を助けられるんじゃないかと思ったんです!!

ご自身の体験があったから分かるサービスの特徴に魅力を感じたのですね!

チャレンジ大歓迎!

ライボという会社に対してはどのような印象でしたか?

ベンチャー企業なので、ゼロイチでたくさん挑戦できる点や仕組みの整備を経験できるのはとても魅力的だと思っていました。

実際に入社されて何か気づいたことはありますか?

入社前は、「チャンスがたくさんあるから手を挙げやすい環境」という印象でした。しかし今は、「自分から手を挙げて、動かないといけない」という認識に変わりました。

そうなんですね!どうしてそのように思われたのですか?

まだライボは会社として整っていない部分もありますし、サービスも改善できる点があります。それらを自分で見つけて修正していくのを当たり前にしたらどんどん成長していけるんじゃないかなと思ったんです!

確かに自分から積極的に行動できる人は、成長スピードが早いですよね!ちなみに、その「手を挙げやすい」要因は何だと考えますか?

上司が自分たちメンバーを信頼して仕事を任せてくれるのが一番の要因だと思います。マネージャーやリーダーは、メンバーを活躍させることを意識して業務を行っています。なので、しっかりとメンバーのサポートをしてくれますし、仮に失敗したとしても大丈夫という雰囲気があります!

とても素敵な文化ですね!!

僕は山を登らず、川を下る。

今までのお話を聞いていて、上村さんはたくさんの事に挑戦する人という印象を受けましたが、どうして色んな事に挑戦するのですか?

性格の要因も大きいですが、自分が理想としているキャリア観の変化が一番です!キャリアの考え方として、『山登り型』と『川下り型』というのがあります。今まで自分は継続力が強みだったので『山登り型』のキャリアを歩もうと考えていました。しかし、小谷社長や人事の高木さんとの面談を通じて自分はまだ登る山を見分ける判断力が足りていないことに気づいたんです。

面談を通して気づきがあったのですね!

これからは自分が目指すべき山を見定めることができるように、色々経験して判断能力を鍛えたいと思っています。実際に去年から業務の幅を増やすために上司の仕事をたくさん取りに行きました。

具体的にどんなことをされたのですか?

当時20万人(現在は30万人以上)いる会員にメルマガを送る業務を上司1人がやっていたんですね。その業務を自分が引き継ぎ、その後マニュアルを作成し、一緒にやるチームメンバーを集めて組織化しました。

1人で行うのが大変な業務を、周りの人を巻き込んで仕組み化したのですね!!

そうやって1つ形ができたら、また次新しく問題を見つけ、改善する仕組みを作り、メンバーを巻き込んで形にしていく。達成中毒というか、ハードル超えが好きなんだと思います。好奇心と仕組み化の2つの武器を活かして、次々来る壁を乗り越えていくっていう日々を過ごしてます!!

ライボのトレーニングルームで筋肉の限界を超えてく上村さん

ゼロイチのプロフェッショナルですね!!どうして、そんなに多くの仕組み化ができるんですか?

もともと業務を効率化させるツールを作るのが好きなんです。業務でお願いされている訳ではないんですけど、自分が作業を効率的に進められるツールを作ってみんなが仕事をやりやすくなるような手助けができればいいなと思ってやっています!

みなさんが働きやすいような環境を率先して作っているのですね!

あと「こういう業務改善ツール作ったよ!」ってスラックに送ると、”神村”スタンプを押してくれるので、それを集めるためにもやってますね!(笑)

なるほど!スタンプ集めのためでもあるんですね!(笑)

キャリアの悩みはこれで解消!!

様々な事に挑戦して結果を出してきた上村さんが、入社されて苦労した点などあるんでしょうか?

ありますね。最初は専門性を身につけたいと思って入社しましたが、「本当にそれで良いのか?」というキャリアに関してとても悩みました。「何をやれば1年後の自分は満足するか」を考えた時に、最初は記事作成の業務を続けてプロになることだと思っていました。しかし、「果たしてそれが自分の最大限のパフォーマンス向上に繋がるのか?」とすごく考えました。

どうしてそう思われたのですか?

自分は目標を設定したら、そこに向かって継続して取り組めるタイプですが、一方で色んな事にチャレンジしたいと思うタイプでもあります。他の業務もやってみたいという思いを抑えながら目の前のことを続けてしまうと、「せっかくの好奇心を活かしきれないのではないか?」と思ったんです。

確かに1つの目標を定めて行動する事と、好奇心を持って行動する事は両立が難しそうです。

それから「今の業務を続けていった先に得られるものが、本当に自分の今後の人生に必要なのか」と普段から疑うようにしました。また、それと同時に好奇心をフル活用できる『川下り型』のキャリアを歩み、最終的に目指すべき山を見つけるための判断材料を集めようと決意しました!

なるほど!今は視野を広げるための働き方をされているのですね!そういったキャリアで悩んでいた時期にお世話になった方はいらっしゃいますか?

人事の高木さんです。当時は毎週面談をしてくださって、その時に『山登り型』『川下り型』のキャリア観を教えていただきました。そのおかげで今の働き方を見つけることができたので、とても感謝しています。

個が活躍できるために、僕ができることはなんだ?

これまでライボのみなさんに取材してきましたが、ライボが掲げている『個が活躍する社会を創る』というビジョンと社風がマッチしている会社という印象を受けました。上村さんは『個が活躍する社会を創る』ことをどのように捉えていますか?

「個が活躍する」というキーワードだけ見ると「個人が活躍を勝ち取る」というイメージが強いですが、大事なのは『個人が所属している組織が「個を活躍させるためには?」という視点を持つ』ことだと考えています。

なるほど!具体的にお聞きしても良いですか?

当初は「個が活躍するためにはノウハウや情報を提供すれば良い」と考えていましたが、組織作りやリーダーを経験して組織の役割も大事だと気づきました。例えば、個人がキャリアについて考える時間を作らないと意思決定するのが難しくなってしまいます。

確かに上村さんも人事の方と面談する機会があったからこそ、いま充実感を持って働いていらっしゃいますもんね。

また、ライボは会社の仕組みとして、社員はもちろんインターン生も経営状況が確認できるようになっているため、自分が必要な情報はいつでも集められる環境です。さらに、文化として「手が挙げやすい」「社員同士の仲が良い」というのがあったり、リーダーやマネージャーが「メンバーを活躍させる」という意識で仕事をしています!

だから、ライボのみなさんは1人ひとりがご自身の役割を認識して働けているのですね!!

彼がいるから安心して取り組める

上村さんがお仕事される中で、「この人にはいつも助けられているな」と思う方はいらっしゃいますか?

新卒で今年入社した辻川くん(通称:ツジンヌ)には助けられていますね。彼は今、自分のチームに来てくれて、リーダー業務の一部をやっています。

もうリーダー業務をお願いされているんですね!

自分は主にメンバーのマネジメントをやるんですけど、辻川くんには戦略立案を任せています。5月からリーダー業務を教えていたんですけど、すぐ吸収してくれて。また、彼は頭が切れるタイプなので、組織の目標を達成する動きを考えてもらっています!

役割を分担しているんですね!

辻川くんっていう自分以外にもチームを任せられる人がいることがすごく安心ですし、実際に任せてやってもらっているので、本当にありがたいですね。

任せられる人がいると安心ですね!!

会話が生まれるきっかけ作りを。

先ほど社員同士の仲が良いということでしたが、上村さんは新卒の方にあだ名をつけるとか・・・

やっぱり入社して最初は距離感がすごく遠いですし、オンラインでの作業が多いんですね。なので、できるだけ新しい人が入りやすい状況を作りたかったんです。

確かにあだ名があるとすぐ馴染めそうです!

何か話題のきっかけとなれるものが1つでもあれば周りの人も、新卒や新しく入ってくださった方に対して話しやすいのかなと思っています。

何かきっかけがあって、あだ名をつけるようになったのですか?

最初にあだ名をつけたのは、インターン生の女の子なんです。新しく自分のチームに入ることになっていたのですが、メンバーが男性しかいなかったので、「あだ名をつけたら親しめるかな」と思ってつけてみました。そしたら、その子につけたあだ名が定着してうまくチームに馴染めるようになったので、今後もやっていこうと思いました!

そんなことがあったんですね!!

あと自分があだ名をつけると、「そんな名前つけるなよ!」って新卒メンバーの味方に回る人がいるので、自分が2人の共通の敵になるというのも狙ってやっています!(笑)

あだ名をつけることに、そんな戦略的な意図があることに驚きです!(笑)
その他に、上村さんが普段社員の方とコミュニケーションをする際に意識していることなどはありますか??(ワクワク)

業務では直接関係ないコミュニケーションを増やすようにしています。例えば、Slackで「おはようございます」スタンプを全員につけるようにしたり、メンバーの誕生日になったら「おめでとう!」って言うようにしています。

みなさんの誕生日を覚えているのはすごいですね!!

業務が記事作成という個人作業で、さらにオンラインで取り組んでいると、どうしてもコミュニケーションが減ってしまうことがあるんです。なので、業務の開始時に連絡を取ったり、出社したメンバーには一緒にランチに行ったりして交流の機会を作ることを心がけています!

個人が120%の力を発揮できるようにサポートをしたい!!

上村さんは今後、JobQをどんなサービスにしていきたいですか?

ユーザーのみなさんが、実際に社会で活躍できるまでコミットするサービスにしていきたいなと思います。現在は情報が得られて、判断材料が増えることまではJobQで出来ます。しかし、そこから先の実際に幸福なキャリアを歩んで『個が活躍しきる』ところまでサポートできるようなサービスにしたいです!

最後にご自身の将来像をお聞きしたいです!

個人の目標としては、起業して個人がモチベーション高く業務ができるような会社を作りたいと思っています。まだ具体的には決まっていないんですけど、個人のやりたいことがすぐできる、かつそれで組織が回っていけるような会社を作りたいです!

今のライボでの働き方が直接活かせるような素敵な目標ですね!
本日は貴重なお話ありがとうございました!!

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株式会社ライボ

事業概要:

JobQ( https://job-q.me )という、ユーザー間で匿名でキャリアや転職の相談ができるサービスを開発、運営しています。 転職は人生の中でも重要な意思決定の一つであり、 その重要な意思決定に対して、先輩からのアドバイスや現社員、元社員から詳しい話を聞ける場所を提供し、情報格差を埋めることをミッションとしています。

VISION:

「個」が活躍する社会を創る

Laibo means “i in Labo”

価値あるプロダクトを 世の中へ生むチームであり、
その中心には「個」が立ち活躍する。
そんな組織を目指しています。

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インタビュアー: 伊藤 香輝 (キャリツク)

ライター:佐藤徹(キャリツク)