企業紹介 2022.09.14

株式会社クリーク・アンド・リバー社の安藤寛規(あんどうひろき)様に取材をしてまいりました。
安藤様はクリーク・アンド・リバー社15年になります。そんな安藤様がなぜ15年もクリーク・アンド・リバー社に努めるのか?人材業界の働きがいとクリーク・アンド・リバー社の魅力についてお聞きしてきました!

プロフィール

安藤寛規(あんどうひろき)様
2007年にクリーク・アンド・リバー社に新卒で入社(現在15年目)。
現在はデジタルコンテンツグループに所属し、ゲームやVRなどいわゆるクールジャパンと言われる分野を担当。その中でもクリエイターの紹介をメインの業務としている。過去には、プロデュース事業や新規事業の立ち上げなども経験している。

『人の役に立ちたい』想いが会社の決め手

本日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、業界の決め手、入社の経緯をお聞かせください!!

自己分析をして、”自分のアドバイスで周りが成長した結果、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえた時に一番モチベーションが上がる”ことに気が付きました。その時から、人材系の会社にいきたいと考えるようになりました。

「ありがとう」と言われるのは嬉しいですよね!

それ以外にも、テレビやゲームなどのクリエイティブ領域にも興味がありましたので、『人材』『クリエイティブ』の2軸で就活をしていました。

人材領域に決めた理由の原体験などはありますか?

大学時代、バスケットボールサークルの部長を務めていました。正直、私よりも上手な方はたくさんいました。しかし部員が来やすいように練習を組んだり、場をまとめたりしていたことを評価されて、代替わり時に「安藤、やってくれないか?」と推薦されて部長になったんです。

周りから評価していただけたのは嬉しいですね!

また周りから相談されることが多く、よくアドバイスをしていました。その人のために考えて行動し、「相談乗ってくれた件、うまくいったよ!」と言われることが多々ありました。そのような経験も人材系の会社を選ぶきっかけになりましたね。

その中でもクリーク・アンド・リバー社に決められた理由はなんですか?

”すごく学生のことをみてくれる会社”だと思ったのが最終的な決め手でした。選考で面接官が「敬語を使っていると本当のあなたが見えないから、無理に使わなくていいよ」と言ってくださったことが印象に残っています。

そんなことがあったんですね!

そういったところで人の良さを感じて、この会社で働くことに決めました。

確かに、人の良さは会社選びで大事ですよね!

うちの会社は、みんな仲が良い!!

実際に入社されてから人柄の良さを感じた体験などはありますか?

私は関西出身で、社会人になって上京してきたんです。友人らはみんな関西で就職していて、周りに頼れる友達がいなかったので最初は「大丈夫かな?」と思っていました。

身近に知り合いがいないと、心配になりますよね。

しかし、先輩や同期を含めた周りの人たちが面倒見のよい人ばかりで、平日はもちろん、休日も飲みに連れて行ってくれました。きっと私が心細く感じないようにしてくれていたんだと思います。今の自分があるのは、その人たちのおかげです。

素敵な環境ですね!そのような風潮は会社の文化として根付いているのですか?

そうですね。毎年新卒社員を雇っているので、自然と先輩が後輩の面倒をみるようになっていると思います。また弊社には部活動があるので、それも要因だと思いますね。

会社に部活動があるんですね!

部活動には色んな部門・部署の人たちが参加するので、新卒の方でも、他部署に仲の良い人たちを作れる環境なんです。そのため、自然と社員同士の仲が良い職場ができているんだと思います。

なるほど!
「仲が良い職場」が土台にあって、仕事の相談をしやすかったり、お互いのサポートをしたいという想いが強まって、素敵な組織が出来上がってるんですね!

全ては「相手の話を聞くこと」から始まる。

普段の業務で意識されていることはありますか?

『人の話を聞く』というのは社内外を通して意識しています!
社外に対してはクライアント様やスタッフさんのお話を聞いて、相手の要望に沿った最適なご提案をすることを大切にしています。

話を聞くことは大事ですね!

社内に対しては、現在6,7人の部下がいるのですが、1on1で困っていることや今後のやりたいことを聞くようにしています。できる限り本人の口から話をしてもらい、アドバイスを求められたら伝えることを意識していますね。

定期的に上司からコミュニケーションをとってくれるのは、部下からしたら嬉しいですね!
そのように話を聞く際、意識されていることはありますか?

自分で答えを出させるような質問を意識しています。「何でそう思ったの?」とか「そうだとしたら、今後はどうしようか?」などの質問をして、本人が話しやすいようにしています。

その人の考えを知るための質問をされているんですね!

そうですね。上司から言われたことをやるだけだと身にならないと思いますし、『自分で見つけた答えだからこそ行動に落とし込める』と思うんです。だから、自分の口でどうしていきたいのかを話してもらうようにしています。

確かに、自分で出した答えだとしっかりと行動できそうです!
マネージャーとして何か意識されていることはありますか?

先ほどの『話を聞くこと』に加えて、『メンバーが最大の成果を出せる環境を整えること』を意識しています。メンバーのタスク量を見極めたり、その人が思い描いているキャリアに結びつく業務を任せるようにしています。

メンバーのキャリアステップも考えてタスクを任せているのですね!!

全部できている訳ではないですが、引き続きこれらを意識してマネジメントしていきたいです!

『信頼は脆い』と気付かされた瞬間。

話はガラッと変わりますが、今までのお仕事で大変だったことはありますか?

付き合いの長いクリエイターの方との信頼関係が崩れてしまった時が一番大変でした。

具体的にお聞きしてもよろしいですか?

当社は月に1,2回、クリエイターの方とお会いして体調面や業務面のフォローをしています。あるスタッフさんとは付き合いが長く、信頼していたので「大丈夫だろう」と思い、3,4ヶ月会わなかった時期がありました。

付き合いが長いと安心しますよね。

しかしその頃、その方がいる会社のプロジェクトが炎上している時で、本人は辛い思いをされていたそうだったんです。そのことを知らず、ずっとお会いしていなかったために「安藤さん、担当を別の方に変えて欲しい。」と言われてしまいました。

そうだったんですね。

そこで、”信頼は一瞬で崩れてしまう”ことを実感しました。その後、スタッフさんに電話しても繋がらないので無理やり先方へ行き、会議室に呼んでいただきました。そして、スタッフさんに誠心誠意謝罪をしました。そこから徐々に関係が戻ってきましたが、付き合いが長くてもかまけてはいけないなと反省しました。

そういった経験が部下やクライアント方との向き合い方に繋がっているのだと思いました。今は、その方とお付き合いはあるんですか?

今はなかなかお会いできていませんが、コロナ前は定期的にお昼を食べに行くなどしていました。もう10年近いお付き合いですね。

今でもお付き合いがあるのですね!!

そうですね。その方も私のことを忘れないでくださっているのは嬉しい限りです。

チャレンジ万歳!!

安藤様の今後の目標をお聞きしてもいいですか?

弊社のミッションである『クリエイターの生涯価値の向上』を果たすためのサービスを作りあげていきたいです。また、私の部下や後輩がどんどん成長できるような仕組みを作っていきたいです。

ありがとうございます。最後に貴社の新入社員の方々と、就活生に向けてメッセージをお願いします!

新入社員に向けて言いますと、目の前の仕事を楽しんでほしいです。また、弊社はチャレンジを応援してくれる会社なので、気負わず、自分がやりたいことに挑戦してください!

チャレンジを応援してくれるのは嬉しいですね!

就活生に向けてですと、ネットでいろんな情報があると思いますが、しっかりと自分の目で確かめるようにしてほしいです。口コミでは良いことも悪いことも書かれていると思うので、ネットだけに惑わされずに、後悔のない企業選びをしてください!

確かに自分の目で確認することは大事ですよね!
本日はどうもありがとうございました!!


株式会社クリーク・アンド・リバー社

事業概要:C&Rグループは、プロフェッショナルの能力を最大限に引き出し、多様な活躍をプロデュースするプロフェッショナル・エージェンシーのパイオニアです。1990年の設立以来、そのネットワークは世界へと広がり、 映像やゲーム、医療、法曹、ITなど18分野・約34万人超まで拡大しています。 プロフェッショナルが集結するこのネットワークとノウハウがC&Rグループの最大の強みになります。 分野や国境の枠を越えて、プロフェッショナルの叡智を融合し、これまでにない自由な発想で、変わる世界に新たな価値を創造を行っている企業様です。


インタビュアー: 伊藤 香輝 (キャリツク)
ライター:佐藤 徹(キャリツク)